アトランダワールド

りゅう

城建設そしてキャラクター生成











「アトランダワールド征服と言っても拠点が必要だよな…」

僕はそう呟きながらポチポチとスマホを操作する。たしかアイテムの中にあれがあったはずだ…

「お、これこれ…」

お目当てのアイテムを見つけた僕はさっそくアイテムを使用。

僕が使用したアイテムは持ち運び式のお城だった。リンツの草原にそびえ立つ巨大な城が完成した。

続いて僕は魔法を唱える。

「アースマインド」

魔法でリンツの草原の土を操り城の周りに堀を作る。そして城の周りに様々なトラップを仕掛けたり城の庭や、闘技場、など様々なアイテムを駆使して城を超豪華に改造した。

リンツの草原は完全に消滅して僕の城となれ果ててしまった。

「リンツの草原は別名始まりの草原…全てのアトランダワールドプレイヤーが最初にゲームを始める場所…アトランダワールド征服の拠点としてこれほど相応しい場所はないだろうな…」

僕は城の中にある玉座に座り呟く。

「それにしても広い城に一人は寂しいな…」

そう呟きながら僕はスマホを取り出して生成のアプリを開く。

「やっぱりこれだったか…」

画面には様々な種族名が記されており生成に必要なアイテムなどが記されている。ちなみに全ての種族生成可能だ。

「とりあえず試しに人間を生成するか…」

希少なアイテムを全く使わずに生成できる人間を選択して生成を開始する。

種族:人間
名前:ティナ
性別:女
職業:騎士
見た目:黒髪ショートカット、女騎士っぽい鎧を着ている。年齢は16歳、胸は控え目
特徴:剣技が得意。やると決めたらやり通す真面目な少女。胸が小さいのを気にしている。リュウに忠誠を誓っており、リュウに対し恋心を抱いている。

かなりいい感じの設定になったな…
僕は完成画面を見て迷わず生成完了ボタンを押す。ちなみに生成されたキャラクターのレベルは生成者のキャラクター生成熟練度に左右される。僕はカンストしてるんで生成キャラクターでもめちゃくちゃ強いのが完成する。

「リュウ様、この度は私を生成していただき感謝申し上げます。私、ティナ、リュウ様の剣となり盾となり働かせていただきます」

僕はさっそくティナのステータスを確認する。

ティナ
レベル:47
武力:30
魔力:5
耐久力:10
その他:2

レベル47か…まあまあ、かな…たぶん人間としては最強クラスだろう。ちなみに僕のレベルはカンスト状態の1000だ。

「うむ。ティナよ。最強のプレイヤーリュウの配下としてこれから頑張ってくれ…」
「もちろんそのつもりでございます…」

ティナはその場に跪き僕に忠誠を誓う。













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