アチオ伝説

ふみゅうひぅ

第52話

にちは「……ね、ねぇ、コチル……?」

コチル「ん?どうしたの?」

にちは「好きな人とか……いる?」

コチル「んー、特にいないかな」

にちは「よかったらさ……」

にちは「私と付き合ってくれない?」

コチル「………………」

にちは「ご、ごめん!それどころじゃないよね……」

コチル「……いや急にどうした」

にちは「実は…………」











にちは「(師匠に聞きたいことがあるから師匠の部屋に行こ)」


ノックしようとしたその時だった

部屋から声が聞こえた


フルンジャヨ「よしよし、マーゴちゃんは可愛いねぇ…」

?「オジイチャン、アソボ、アソボ」

フルンジャヨ「よしよし、そうだねぇ」

?「ヤッタ、ヤッタ、ワーイ、ワーイ」


協力ロボットちゃんに聞いてみたらどうやら孫ロボットマーゴちゃんっていうものらしくて……










にちは「私……あんな姿を見ていたら何だか悲しくなって……」

コチル「なるほど……」

コチル「で、でも…要するに孫を見せてあげたいってことでしょ…?」


にちはは頷く


コチル「僕……まだそんな歳じゃないよ……」

にちは「そう……だよね……」

にちは「うう…、最強の殺し屋と呼ばれた師匠が……あんなに……」

コチル「にちは……泣かないで、僕も考えておくから……」

にちは「ごめんコチル、助かる……」

コチル「でも……」

コチル「まずは恋人から始めよ」

にちは「……うん」





ムギュ「…………あの女ぁ…………」

カラメル「立場的に私の役目でしょ……恋人って……」



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