命の物語
第74話 ミカ月編
シックス「………月、久しぶり」
月「…………」
シックス「話、聞こえてたよ。大丈夫」
シックス「……とりあえずミカさん、そこのソファに寝かせて。手伝って欲しいことがある」
月「……わかった」
ゆっくりとミカを寝かす
シックス「………」
月「………なにその剣……」
そこには機械が着いたギザギザの……
……チェーンソーみたいな剣があった
シックス「……クレイジーな注文者のクレイジーソードよ」
シックス「……これは関係ないの」
月「…………!」
押し倒される
シックス「…随分と可愛い格好してるじゃない」
月「………」
シックス「………ふふふ…」
この人、少し怖いぞ
…ミカに似た何かを感じる
詩織「お姉ちゃん何してるのー?」
シックス「な、何でもないよー」
月「…ふぅ……」
詩織「あ、あの時のお兄ちゃん!お姉ちゃんになったのー?」
月「彼氏になったの」
詩織「……お姉ちゃんの彼氏…?」
!…凄い殺気だ
…この子も怖い
女の人って皆こうなのかな
シックス「ちょ……違うわよ。新しい仲間よ。」
詩織「そうなんだー!よろしくねー!」
シックス「ま、私もそろそろ彼氏とかいてもいいのかなー」
月「…………」
シックス「ね」
肩をポンっと叩かれる
シックス「なんて、冗談よ。ふふ」
月「……?」
シックス「本当のお手伝いはその剣の最終調整」
月「……わかった」
月「……こんな剣誰が使うの…?」
シックス「さあ、誰でしょう」
シックス「ゆっくりトリガーを引いて、回転数を上げて」
言われた通りにすると凄い速度で刃が回転する
シックス「トリガー離してみ」
また言われた通りにすると銃声のような音と共に火を噴く
月「こ、これ大丈夫なの……?」
シックス「……わからん」
シックス「……大丈夫そうだね」
月「まだ止まってないけど?」
シックス「ブレーキを使うと火花が出るから」
月「…危なくない?」
シックス「武器だからね」
シックス「いやー、大変だったよ、トリガー1つで制御出来るようにするのは……」
月「………」
シックス「で、どうだった?重さとか振動とか」
月「両手で持てばそんなに重くはない。振動も殆ど来ない」
シックス「ん、了解」
シックス「……ありがとう。あとは1人で出来るから。」
月「…………」
ツー「で、どうだった?……やっぱりダメか?」
ゼロ「…ああ。まだ見つからん」
月「……お、兄ちゃん」
ゼロ「………私には妹はいないはずだが…」
月「ふざけないで」
ゼロ「ふっ………」
ゼロ「……その者は…見えるんだな」
月「……ああ」
月「……ちょっといい?」
ゼロ「……どうしたのだ、様子が変だぞ」
月「…………ぼ、僕……」
ゼロ「あの女が好きか」
月「……うん」
月「そ、それで……死神と人間の結婚って……どう思う?」
ゼロ「……許されん」
月「………」
ゼロ「…と、昔の私ならば言うのだろうな……」
ゼロ「いいか悪いかは、お主たち次第ではないのか?月よ……」
月「お兄ちゃん……」
ゼロ「……私は、どの道に進もうが…応援するぞ」
月「……ありがとう」
そう言われてみればそうだ
本当に好きなら他人がどうこう言おうが傍にいるものだ
きっと、辛いことの方が多いだろう
人間だ、僕より早く死んでしまうだろう
……ならば、その時は僕が「ヒト」になろう
第75話へ
月「…………」
シックス「話、聞こえてたよ。大丈夫」
シックス「……とりあえずミカさん、そこのソファに寝かせて。手伝って欲しいことがある」
月「……わかった」
ゆっくりとミカを寝かす
シックス「………」
月「………なにその剣……」
そこには機械が着いたギザギザの……
……チェーンソーみたいな剣があった
シックス「……クレイジーな注文者のクレイジーソードよ」
シックス「……これは関係ないの」
月「…………!」
押し倒される
シックス「…随分と可愛い格好してるじゃない」
月「………」
シックス「………ふふふ…」
この人、少し怖いぞ
…ミカに似た何かを感じる
詩織「お姉ちゃん何してるのー?」
シックス「な、何でもないよー」
月「…ふぅ……」
詩織「あ、あの時のお兄ちゃん!お姉ちゃんになったのー?」
月「彼氏になったの」
詩織「……お姉ちゃんの彼氏…?」
!…凄い殺気だ
…この子も怖い
女の人って皆こうなのかな
シックス「ちょ……違うわよ。新しい仲間よ。」
詩織「そうなんだー!よろしくねー!」
シックス「ま、私もそろそろ彼氏とかいてもいいのかなー」
月「…………」
シックス「ね」
肩をポンっと叩かれる
シックス「なんて、冗談よ。ふふ」
月「……?」
シックス「本当のお手伝いはその剣の最終調整」
月「……わかった」
月「……こんな剣誰が使うの…?」
シックス「さあ、誰でしょう」
シックス「ゆっくりトリガーを引いて、回転数を上げて」
言われた通りにすると凄い速度で刃が回転する
シックス「トリガー離してみ」
また言われた通りにすると銃声のような音と共に火を噴く
月「こ、これ大丈夫なの……?」
シックス「……わからん」
シックス「……大丈夫そうだね」
月「まだ止まってないけど?」
シックス「ブレーキを使うと火花が出るから」
月「…危なくない?」
シックス「武器だからね」
シックス「いやー、大変だったよ、トリガー1つで制御出来るようにするのは……」
月「………」
シックス「で、どうだった?重さとか振動とか」
月「両手で持てばそんなに重くはない。振動も殆ど来ない」
シックス「ん、了解」
シックス「……ありがとう。あとは1人で出来るから。」
月「…………」
ツー「で、どうだった?……やっぱりダメか?」
ゼロ「…ああ。まだ見つからん」
月「……お、兄ちゃん」
ゼロ「………私には妹はいないはずだが…」
月「ふざけないで」
ゼロ「ふっ………」
ゼロ「……その者は…見えるんだな」
月「……ああ」
月「……ちょっといい?」
ゼロ「……どうしたのだ、様子が変だぞ」
月「…………ぼ、僕……」
ゼロ「あの女が好きか」
月「……うん」
月「そ、それで……死神と人間の結婚って……どう思う?」
ゼロ「……許されん」
月「………」
ゼロ「…と、昔の私ならば言うのだろうな……」
ゼロ「いいか悪いかは、お主たち次第ではないのか?月よ……」
月「お兄ちゃん……」
ゼロ「……私は、どの道に進もうが…応援するぞ」
月「……ありがとう」
そう言われてみればそうだ
本当に好きなら他人がどうこう言おうが傍にいるものだ
きっと、辛いことの方が多いだろう
人間だ、僕より早く死んでしまうだろう
……ならば、その時は僕が「ヒト」になろう
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