命の物語

ふみゅうひぅ

回想「神刀」

ある所にとても強大な力を持った2振りの刀がありました

その2振りはその力で世界のバランスを保っていました

人々は黄金に輝く刀を虎、白銀に輝く刀を狼と呼び、崇めました

しかし、刀達はそのあまりに強大な力を調節できなくなりました

そこに、1人の若者が現れました

その今にも暴発しそうな2振りを両手に持ち、なんと抑制したのです

虎と狼はお互いに誓いました

この逞しく、勇敢な青年の血を継ぐ者が持つ時のみ、自分たちは覚醒しようと


仲のいい2振りは同時に眠りにつき、その力はぶれること無く弱まりました





回想「神刀」
END

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