第20話

スリー「ふう。…お前で最後だな」

死神「コ…ロス……コ…」

スリー「あはは…そんな四肢もろくに動かせないでよく言えるねぇ…」

スリー「…………やれるもんならやってみろよ」

バンッ

スリー「さあて、帰りますか」

奴らに「死」なんて概念があるのだろうか
僕達が毎日毎日葬ってるのはなんなんだろう
僕は、自分の人間性を葬ってるような気がするんだ

もし、死神に死がないなら、一時しのぎにしかならない

でも……

「殺めた」感覚は残してくれる

…この銃を通じて感じる命を奪う反動…

スリー「………やめたやめた、暗い考えなんて僕ちんには向いてないもんねーだ」

スリー「に、しても…ツーの奴…流石にこの量は面倒だって……」

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