命の物語

ふみゅうひぅ

第5話

?「お前さぁ、大切なら死んでみろよ」

?「お前みたいなビビりに出来るのかな?」






もっと…
もっといい方法があったのではないかと今でも思う
でも…

僕なんかどうでもいい
もう悲しんだり憧れるのはごめんだ
君の傍で君を守れるだけで十分だ

少年「……」

少女「はあ…はあ…」

なんて言えばいいのか分からない
なんて謝れば…

少年「…本当に、ごめん…こんなことに巻き込んでしまって…」

少女「??何のこと?…私は君に会えて嬉しいよ」

?…何も知らない…?
…なら何で彼女まで奴らに追われるんだ?

…いや…違う…僕のせいなんだ…
彼らからしたら僕達の事情を知ってるとか知らないとか関係ない…
接触しただけで連れていかないといけないんだ…!

少年「…そっか…僕も会えてよかった…」

少女「……どうして、いなくなったの?」

話していいのか…?
いや、どの道これからは僕達といないと…

?「お2人さん」

少年「スリー、来てたのか」

スリー「ん、そんなことより、話は逃げ帰ってからだろ」

少年「…そうだな、行こう」




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