月兎の過去マリス視点

私はね、マリスだよ。
私はね、神なんだよ。
私はね、破壊神なんだよ。
というのもね、この世界には、神様の器というものがあるんだよ。
性格とかじゃなくて、ほんとに器。
で、それが目の前で砕けたら、神。
凄いね。
でね、神は何人もいてね、破壊神と創造神が対になってるんだけど、その2人は、結婚しなきゃいけないんだよ。
でね、私の事が好きな、王族の豚野郎がね、運悪く創造神になっちゃったんだ。
それが嫌だから、時間の狭間を破壊して、過去に来たんだ。
んで、私の愛用機、すーぱーうるとらきゅーてぃーマリス号に乗って、この星、地球の日本ってとこに来た。
将来のお嫁さん探し。
誰かいないかなぁ？と下を見ると。
居た！あの子がいい！すごーくかっこいい！
神の器も反応してるし。
でも可哀想に、虐められている。
私の未来のお嫁さんを助けなくちゃ！
私は薬(ｶﾀﾁｸゎｰﾙEX)を使って犬になった。
「オラ！お前きめぇんだよ死ねやカス」
ﾊﾞｷｯ「やめて！やめてよ！」
うーむこれは行けない。殺さなくちゃ。
「ワン！ワンワンワンワンワンワン！
ｸﾞﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ!」
「うわっ！なんだお前！」
「止めっ助けっ！」
止めないよ。
「やめて！」
あれ？お嫁さん？
じゃあ指一本に留めてあげるか。
「ありがとう。わんちゃん」
ナデナデされるの気持ちイイ。
決めた！今夜会いに行こ！

んー楽しかったぁ。
話してみても中々に良い子だった。
とりあえず願いを聞いて存在感・・・
を破壊しておいたけど･･･
なんか忘れてるような･･･
まぁいいか！
早く月兎君と一緒になりたいなー。
ふふふ。待っててね？愛しの月兎君。