初恋なんて叶わない!と、思っていたのに・・・!?
隣国
シエリルは、少しでも具合が悪くなったら言うという条件のもとカイルとガブリエルから先程の話していた内容を聞いた。
「どっちが説明してくれるの?」
「大まかな説明はカイルのほうが分かりやすいと思うからカイルからかな?俺は補助説明で話していくよ。」
「分かった。まずリルに言っておかないといけないんだけど、ジェラ―リストは隣国 ラミリアスの王太子で第一王位継承者ということだ。」
...え?
「え、でもこの国にいたときそんな話なかったじゃない?それがどうして...」
「ラミリアスの王、つまり彼の父君にあたるカールシオ王には王妃のほかに一人だけ側妃がいてね。ジェラ―リストは王妃の息子で弟が二人と妹が一人いる。そして側妃には息子が二人と娘が二人いるが本当に王の子なのかは怪しい。」
「側妃?カールシオ王は王妃様のサーラ様一筋では?それに本当の子かどうか怪しいって?」
ラミリアスの王 カールシオは、愛妻家として知られている。その溺愛っぷりといえば、目も当てられないものである。どこでもかしこでもいちゃつきだすので恋人のいない者にはダメ―ジが図りしれられたものではない。
少しかわいそうである。その王に側妃がいるといい話はいささかおかしなものであった。実際にいたとしたらどのように他国にばれないようにしていたのかが謎である。
「側妃の名前は、アイラ。クレーミル侯爵家の令嬢で年齢はカールシオ王より5したの34。彼女は先代の王の妹の孫に当たるらしく、それを利用して側妃の座を手に入れた。なんでも王に一目ぼれらしくさすがに王も昔からいろいろとしてくれた侯爵家に恩があって断るに断れなかったらしい。」
「なるほどね」
「で、さっきの“王の子”かあやしいって言っただろ?」
「えぇ言ってたわね。それはなぜ?」
「王が同い年の幼馴染だったサーラ様と結婚したのが王が成人し王位の継ぐ2年前の18の時。そしてアイル様のと結婚が4年後の22の時だ。この時に王妃はジェラ―リストを出産していた。その1年後、彼女は王妃が双子のクリスティーナ様とヴィクトール様を妊娠したほぼ同時期に彼女の長男に当たるアスク―ラ様を妊娠して、産んでいる。でも王は月に数回しかアイル様のいる後宮に行っていなく、初夜は共にしたらしいがその時は避妊薬をのさせたらしく、妊娠するはずがなかったんだ。そのあと王はアイル様と潤を共にすることはなく、日の高い昼間くらいしか訪れていなかったから妊娠などするはずもないのに、妊娠している。最初は初夜の避妊薬が聞いておらずそのせいかと思ったらしいがさすがにそのあとも妊娠すると状況が変わってくる。」
「じゃあ別の誰かの子供を王の子として産んだってこと?」
「多分ね。おおよそアイル様に誘われた男どもがやってしまったというのが事実だと思う。そしてジェラーリストがこの国に来ることになった理由は狙われ始めたことによるものなんだ。」
「狙われ始めた、?」
「そう、王妃の第一子で第二王位継承権を持っている。王太子になれば第一王位継承者なり、彼が王位継承権を放棄するか、死ぬまでその継承権は変わらない。」
「ラミリアスの継承権の順は年齢か現王が決めるんだったね。」
「そう、もし王がなくなった場合王妃が国を治めることになる。さらに王妃が王位継承権を譲った場合、側妃にいくのが普通だがカールシオ王はそれを認めなかった。それによって側妃のアイル様に継承権はない。となれば自然とジェラ―リストに継承権がいき、そのあとは年齢順となっている。子に罪はないからね。」
「そうだったの。それで側妃の子を王にしようと企んだ側妃や側妃派の人間が狙ってきたということね。」
「あぁ。まあその時俺たちは子供だったから知らなかったけどな。」
「へぇ、だからあんなに不審者みたいなのが多かったのかな。」
「「...え?」」
「リル、それはどうゆうこと?」
「説明してくれるよね?」
「えーっと?」
シエリルは、カイルとガブリエルに目が笑っていない笑顔で脅さ...聞かれておどおどとしながらカイル達に話した。
「どっちが説明してくれるの?」
「大まかな説明はカイルのほうが分かりやすいと思うからカイルからかな?俺は補助説明で話していくよ。」
「分かった。まずリルに言っておかないといけないんだけど、ジェラ―リストは隣国 ラミリアスの王太子で第一王位継承者ということだ。」
...え?
「え、でもこの国にいたときそんな話なかったじゃない?それがどうして...」
「ラミリアスの王、つまり彼の父君にあたるカールシオ王には王妃のほかに一人だけ側妃がいてね。ジェラ―リストは王妃の息子で弟が二人と妹が一人いる。そして側妃には息子が二人と娘が二人いるが本当に王の子なのかは怪しい。」
「側妃?カールシオ王は王妃様のサーラ様一筋では?それに本当の子かどうか怪しいって?」
ラミリアスの王 カールシオは、愛妻家として知られている。その溺愛っぷりといえば、目も当てられないものである。どこでもかしこでもいちゃつきだすので恋人のいない者にはダメ―ジが図りしれられたものではない。
少しかわいそうである。その王に側妃がいるといい話はいささかおかしなものであった。実際にいたとしたらどのように他国にばれないようにしていたのかが謎である。
「側妃の名前は、アイラ。クレーミル侯爵家の令嬢で年齢はカールシオ王より5したの34。彼女は先代の王の妹の孫に当たるらしく、それを利用して側妃の座を手に入れた。なんでも王に一目ぼれらしくさすがに王も昔からいろいろとしてくれた侯爵家に恩があって断るに断れなかったらしい。」
「なるほどね」
「で、さっきの“王の子”かあやしいって言っただろ?」
「えぇ言ってたわね。それはなぜ?」
「王が同い年の幼馴染だったサーラ様と結婚したのが王が成人し王位の継ぐ2年前の18の時。そしてアイル様のと結婚が4年後の22の時だ。この時に王妃はジェラ―リストを出産していた。その1年後、彼女は王妃が双子のクリスティーナ様とヴィクトール様を妊娠したほぼ同時期に彼女の長男に当たるアスク―ラ様を妊娠して、産んでいる。でも王は月に数回しかアイル様のいる後宮に行っていなく、初夜は共にしたらしいがその時は避妊薬をのさせたらしく、妊娠するはずがなかったんだ。そのあと王はアイル様と潤を共にすることはなく、日の高い昼間くらいしか訪れていなかったから妊娠などするはずもないのに、妊娠している。最初は初夜の避妊薬が聞いておらずそのせいかと思ったらしいがさすがにそのあとも妊娠すると状況が変わってくる。」
「じゃあ別の誰かの子供を王の子として産んだってこと?」
「多分ね。おおよそアイル様に誘われた男どもがやってしまったというのが事実だと思う。そしてジェラーリストがこの国に来ることになった理由は狙われ始めたことによるものなんだ。」
「狙われ始めた、?」
「そう、王妃の第一子で第二王位継承権を持っている。王太子になれば第一王位継承者なり、彼が王位継承権を放棄するか、死ぬまでその継承権は変わらない。」
「ラミリアスの継承権の順は年齢か現王が決めるんだったね。」
「そう、もし王がなくなった場合王妃が国を治めることになる。さらに王妃が王位継承権を譲った場合、側妃にいくのが普通だがカールシオ王はそれを認めなかった。それによって側妃のアイル様に継承権はない。となれば自然とジェラ―リストに継承権がいき、そのあとは年齢順となっている。子に罪はないからね。」
「そうだったの。それで側妃の子を王にしようと企んだ側妃や側妃派の人間が狙ってきたということね。」
「あぁ。まあその時俺たちは子供だったから知らなかったけどな。」
「へぇ、だからあんなに不審者みたいなのが多かったのかな。」
「「...え?」」
「リル、それはどうゆうこと?」
「説明してくれるよね?」
「えーっと?」
シエリルは、カイルとガブリエルに目が笑っていない笑顔で脅さ...聞かれておどおどとしながらカイル達に話した。
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