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初恋なんて叶わない!と、思っていたのに・・・!?

白咲弥生

話し合いの前に...?

「さて、お父様からの許可も貰いましたし、一体何の話をしていなの?」

有無をも言わさない雰囲気を出しているシエリルに、若干背筋に寒気を感じながらカイルとガブリエルは話し始めた。

「先程リルが言ったように、これからリルや俺が行く国のこと、この国のこと、そしてリルの事について話していたことまではあっている。だが一つだけ訂正することがある。」

(え...?)

「え、その話題に触れるのが嫌だったから言わなかっただけかと思っていなかったんだけど...気がついていなかったの?」
「...?」

何が間違っているのか分かっていないシエリルは、首をかしげてカイル達を見つめた。

「ほんとに気づいてないの?」
「うん、何のことか全く」

カイルは、ため息をつきながらシエリルに言った。

「はぁ...無意識に避けていたんだろうな...。俺たちが言っているのはさっきの話の中にはスカイ、つまりジェラ―リストのことも話していたんだ。」
「リルの諜報能力や感知能力はこの国ではトップのものだから、わざとこの話題に触れなかっただけだと思っていたんだよ。だから陛下に許可を取るようにリルに仕掛けた。でもリルが気づいていなかったとは思いもいなかったけどね。」

(ジェラ―リスト、の...。スカイの話をしていることは全く気付かなかったわ...)

無意識のうちに情報を気づかないようにしていたことにシエリルは驚いていた。今まで諜報や情報処理などの仕事を国王に言って手伝わせてもらったことがある中で今回のような無意識のうちに除外するということが無かったシエリルは、動揺していた。

シエリルが月の巫女として呼ばれている由縁は、魔力量が王族の中でも一番多く、国内外も1、2を争う実力とそれに伴える様々な知識を持っていいることである。


「...ル、リル...シエリル!!」
「!え、何?」
「”え、何?”じゃないよ!大丈夫?顔色よくないよ?」
「ごめん。大丈夫よ、リエル。」
「本当に?」

ガブリエルとカイルはジェラ―リストの名を出した途端にシエリルの顔が真っ青を通り越して真っ白になって消えてしまいそうな感じで心配になったのだ。

「本当よ。さっきのお父様との会話でも言ったけど、無茶はしないから心配しないで?」
「...分かった。もし少しでも具合が悪くなったら言うんだよ?」
「はーい」

シエリル本人が大丈夫だというので二人は、心配しつつも話を再開した。
勿論さっきのようにシエリルに異変が起きないともわからないので、話す前にカイルはもう一度確認した。

「聞いておくけど、これから話す内容にはジェラ―リストも関係してくるから彼に関することも色々出でくる。大丈夫か?」
「うん、大丈夫。教えて?」
「分かった」





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