初恋なんて叶わない!と、思っていたのに・・・!?

白咲弥生

お兄様、登場!

コンコン

「シエリル!いるかー?」

ん?ライネル兄様?

珍しい人物の訪れに少々驚きつつも返事を返した

「はい、どうぞ」

・・・相変わらず、いきなり来るのね
前もって知らせておいて欲しいわ

彼女の兄であるライネルは知らせもなしでくるのでシエリルにとっては、心臓に悪いことこの上ない。

「相変わらずのいきなり訪問ですね
   今日は、どうされたのですか?」
「さっき、陛下との謁見どうするんだ?
ジェラーリストとお前が会いたいかどうかによるものだと思うぞ。
お前が行かなければ、私かシュリが行くだけのことだしな。」
「ん?お兄様、お兄様は、ジェラーリストの場所を知っているのですか!?」
「あぁ、知ってるぞ?
エアルとアイネ以外の王族は」
「……」

oh…、マジですか、
知らなかったのは、私とアイネだけっていうこと!?
仲間はずれ感がいなめない・・・

先程まで話していた内容がまさかほかの人は知っていた内容だと知り、シエリルは少し落ち込んだ。

「まぁまぁ、そんなに落ち込むなよ。私だって、教えてもらえたのは最近なんだし。」
「最近っていつですか?」
「うーん、半年くらい前?」
「それは、最近とは言いませんよ!
もう、兄様達ばかりずるいです」
「まぁまぁ、その文句は父上に申せ。
で、受けるのか?父上の話」
「うぅ~、どうしましょう」
「無理に受けなくてもいんだぞ?」

無理にというわけでは、ないのですが
ジェラーリストが、覚えてるかどうか……。

自分自身が忘れた事がないような事でも、相手は忘れていまっている場合はある。

「お兄様もついてくるのですか?」
「いや、私はついて行けないが、カイルがついて行く手筈になっているはずだ。」

そうなんだ~カイルついてくるのか・・・。

「わかりました。この話、お受けしますとお父様に伝えてください。」
「いいのか?」
「はい」
「分かった、そのように伝えておこう。
それじゃあな、また来るよ。」
「はい
今度は、事前にお知らせくださいませ
とっておきのお茶をご用意しておきますわ。」
「ははは
分かった、次は事前に知らせをだしておくよ」


ふぅ、毎回そう言っては、知らせを出さないのだから、困ったものだ。ライネル兄様は。
 そういえば、時期を聞いていなかったわね。
お父様に知らせを出しておしえてもらおうかしら。はぁ、またライネル兄様が教えにくるはずよね。

まぁ何とも楽観的なところは兄妹揃ってのようだ。

今日は、色々ありすぎて疲れたわ。
湯浴みをしてもう寝ましょう。

「ミリアーノ」
「はい、シエリル様」
「湯浴みの準備と寝室の準備を
もう今日は、疲れたのでねるわ」
「承知致しました。では、準備が整うまで、紅茶はいかがですか?」
「そうね、頂こうかしら」
「アッサムとダージリンどちらに致しますか?」
「アッサムを頂戴」
「承知しました。少々お待ちください」


「どうぞ」
「ありがとう、湯浴みと寝室の準備ができたら、今日は、休んでいいわ。ほかの方々にもそう伝えておいてね。」
「承知致しました。それでは、失礼致します。」






さて、湯浴みも終わったし、寝ましょう。

おやすみなさ~い

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