男女比がおかしい世界に飛ばされました

有林 透

買い物2

みさなん、お久しぶりです。
テストがあって遅れました!(言い訳)
許してください


「礼二さん、車の用意ができました。お乗りください」

奏音さんは数分で車を用意し、護衛が2、3人付いていた。俺はそれに乗り、ショッピングモールへと向かった。

鶴保ショッピングモール。世界最大級のショッピングモールであり、世界の様々な富豪から、王家まで。高貴な人達が来るにもかかわらず、庶民も気楽に通うことの出来る。とても便利なショッピングモールだ。しかも、カジノなんかもあるのだ。
 この世界はカジノ法案なるものがなく、誰でも……って言っても成人していないと無理だが、カジノが出来る。
もちろん、カジノやショッピングモール内は上流階級の人間と庶民は分けられるがな。
俺たちは、上流階級の方での買い物だ。そこでしか銃や、護身道具は売っていない。

ガチャ

「失礼する、ここにこのハンドガン『M1911』は置いているか?置いているのなら、二丁用意してくれ。あと、45口径の弾を500発ほど用意してくれ。よろしく頼む」

店員は少しポカンとしていたが、すぐに我に返り、こう言った。

「は、はい!すぐに用意させていただきます!」

おっと、1つ言っておこう。ここの店員達は全員、最低でも英語とイギリス英語は話せる。凄いよな。あと、強盗なんかが来た時でも対処できるよう、必ず拳銃が設置されている。

数分待って、持ってきてくれたようだ。

「お、お待たせしました。こちらM1911を二丁と、45口径の弾500発です。合わせて、170万円です」

「ふむ、了解した。ならこのカードで一括でよろしく」

そう言って取り出したカードは、オレンジ。みんなも知っているとは思うが、カードにはゴールド・プラチナ・ブラックがあるが、これはその上。
しかも、このカードは男性で、ある程度の才能がある者で、ちゃんとした性格である者しか持てないものだ。

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