神獣の白い駒

ソラッシュ

エィンシャント1

ここは、黄色い・・・・どこだろう?
あぁ、転生したとかいってたな自分
さっきまで身体中が痛かったのに・・・・
ゼロ「あっ・・・喋れるようになった」
自分の意思でやっと喋れるようになった
そしたら、急に道が変わった。
もう、出口なのかな?
いや、違った。前に五つの分かれ道があった
その真ん中に鎖が沢山あった・・・
ゼロ「これは・・・・どうやったらとめれるの?あそこに・・・いきたくない!」
私は嫌な予感がして、止める方法を探したが、今の私じゃ無力・・・!
???「聞こえるか。私の白のクイーンよ」
どこかで聞いたことある声。
でも、それは私にとって嫌な人だ
ゼロ「あなたは誰!」
???「おやおや、私を忘れてしまうなんて・・・悪い子だ」
パチンと聞こえた
そしたら、私の体が鎖のところに落とされた
急に鎖が私の体にまとわりついてきた。
ゼロ「っ!離して!!」
???「君にはそこにいてもらうよ
私の計画を邪魔した。他の人形なら殺してたけどゼロ。君だけは特別だ。
お前は私の美しい駒だから、そのぐらいで勘弁してやる」
もう一度パチンとなった。
ゼロ「っ!ああぁぁあああ!」
急に電流みたいのが流れ込んできた。
手に足に頭に・・・・
ゼロ「ああああああああああ!!」
なにかが・・・・私の中のなにかが壊れる!
いや!もう、いや!
ゼロ「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
私はそこで気を失った。
???「さすが、分身したゼロもまだ、美しい・・・・・・」






ククール「っ・・・・あっ・・・」
消えていく。俺の大事な・・・・恋人が
ククール「あいつの・・・・あいつのせいだ!!」
俺が小さい頃、あいつと初めてあったとき、ゼロに一目惚れした。
綺麗な水色の目と髪。
そして、その目と髪に似合う白い肌。
ゼロは神獣の血も流れていて、美しく綺麗な羽。
ゼロの一つ一つの言葉。
すべてに一目惚れした。
俺はゼロに告白した。
俺がお前を幸せにしてやる!と
向こうも俺のことを好きでいてくれた。
あの、恥ずかしそうな笑顔がいまだに忘れられない。
なのに、あいつは・・・俺のゼロをとりやがった。
あいつが15歳になったとき、俺の目の前で拐いやがった。
止めたがったがあいつと俺との力の差がありすぎて、手がたたなかった。
俺は直ぐにゼロを助ける旅に出掛けた。
約束したからな。
幸せにしてやる!って
何年ぐらいかかったんだろうか
見つけたときにはあいつは変わり果てていた
綺麗だった水色の目や髪が白に変わり果てていた。
俺に見せた笑顔だって・・・見せやしない
???「どうだい?僕の美しい人形は」
ぼくの?誰がお前のになったんだ
あいつは俺が愛して、俺もあいつを愛した!
なんでお前なんかの・・・・
ククール「ゼロを・・・・返せ!!」
その力は、勇者の力だ。
ゼロを助けるために俺は勇者になったんだ!
???「勇者か・・・
勇者にしては強いな。
気に入った君も僕の人形にしてあげるよ!」
勇者になったってあいつには叶わないのかよ・・・・・
俺はあいつにまたしても負けたら。
ゼロを連れて帰れずに。
だが、好都合だった。
人形にされた俺はゼロと心が通じ会うようになったんだ。
そのお陰で人形だか意思を持てるようになり、あいつを倒す方法を無駄だと思うが探した。
倒すのが無理ならあいつのいうことに背くことにして、ゼロが転生した。
いや、背くことにしたが、背くことができなくなった。あいつが、今ゼロと同じ転生のところにいるんだ。
また、あいつにゼロをとられるのか・・・
いやだ、あいつは俺の恋人だ!
ククール「今いくぞ!ゼロ!」






???「やはり、美しいな・・・」
ククール「っ!!ゼロから離れろ!」
俺は、主であるあいつに逆らった
???「ククールか、お前も邪魔するのか?」
殺気がすげぇ・・・・
だか、こっちも負けてられねぇんだよ!
ククール「ゼロを返せ!!」
と、技を出そうとしたら回りが光だした
そしたら、ゼロに似た子達が光の中へ入っていく。
???「っっ!しまった!」
あいつが初めて焦った
俺には関係ない。
俺はゼロを守らなければならない。
だから俺は
ククール「なにお前は鎖に捕まってんだ。
俺と一緒にいような?」
なぜかそういってしまった
一緒にいて何になるんだ?
と思ったが、一緒にいた方がいい。
あいつからお前を守れるから。
ククール「久しぶりに一緒に寝るな。
おやすみゼロ。また、こんどな?」
俺はそういって目を閉じた

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