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人魚の姫さまと始める異世界での問屋家業!

かず斉入道

第1話 プロローグ (2)

   その後僕は、医者に呼ばれた。
   それで末期ガンだと教え聞かされて、一年持てば良い方だと伝えてきた。
   それを聞き、僕は、呆然としたよ。まだ結婚などしていない僕だから、家族は父のみだし。まさかこんなにも早く、親の死と言う台詞を聞かされるとは思ってもいない僕だから。本当にこれから、どうしたら良いのか分からないのだ?

   だから悩んだ?

   でも考える期間は余りなかったよ。
  それから半年も経たずに、父はこの世を去った──僕は、とうとう独りぼっちになってしまったよ。


◇◇◇◇◇


「 ふぅ……やっと、今日も、仕事が終わった……」

    独り言を呟く僕、父の入院中から、前の仕事を辞めて。父の代わりに家の仕事を手伝い始めた。何が何やら分からない状態の僕を従業員の人達は、最初は良くサポートしてくれた。でも父が末期ガンで、先が短いと分かると。辞めていく人達も増えてきたよ……。中には、僕とは馬が合わずに、仕事がやりずらいと。父に告げて辞めて行く人もいたみたい……

   父はね、その話を聞くと、気にした素振りもなく、辞めるなら辞めてもいいよ。と、告げたみたいだ。
   だから父が死んだ後には、会社も僕一人になってしまっていたから。これからの僕は、家や会社でも、全部一人でして、こなさないとないといけないよ。特に今迄営業経験など無い僕には、本当に苦痛だった……。でも、それでも頑張るしかないから、とにかく頑張った‼

   特に我が家は、先祖代々行ってきた商いがあるから。僕の代で、終わらす訳にはいかないのだよ。

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