男の娘、転生してもやっぱり自分を貫く
#3 カミングアウト
完璧な男の娘になると決めてから3年経った。
うちの家はどうやらちょっと田舎の貴族の伯爵家らしい。
王都からは遠いいがかなりくらいの高い伯爵家らしい。
「レア様。食事の時間です。」
家名はレミナントなので、私の名前はレシア=レミナント。
ちなみにレアって家では呼ばれてる。
それで今、私を呼びに来たのはリリィという私付きのメイドさん!
私の家では、一人に付き一人、専属のメイドさんが付いてくれるのだ。
リリィは今は18才だけど、15才の私が産まれてすぐの頃からずっと私のことを世話してくれている。
正直、メイドさんと言うよりは、色んなことを相談できるお姉さんって感じだ。
「うん!ありがとうねリリィ!今日の食後なんだけど、少し話したいことあるから、リリィも近くに居てね。」
「は、はい。それにしても少し話したいことですか……とても楽しみです。」
あれから、程々に運動して体を整えたり、柔軟運動をやったり、マッサージをやったりしていて、この3年間はみっちり美容に気を付けている。
幸い、兄が一人いるので伯爵家を次ぐ必要はないので自由に男の娘になれるよ!
あんまり骨ががっちりしないようにカルシウムを含みそうな食品は取りすぎないようにしているよ。
筋肉を鍛えるのは5才位からの方が良さそうだしね。
そして、次の段階に移ることにしたい。
やっぱり理想的な男の娘になるには家族の理解が大切だ。
今日、私の目標を家族に話すつもりだ。
この世界にオネエやニューハーフの文化はあるが、男の娘の概念はないので女装趣味ということにしておこうかなと思っている。
今日のカミングアウトの前準備として6ヵ月前から言葉を話すようにして、可愛い物好き好きアピールしてきた。
これで若干衝撃を吸収出来ることを祈っている。
 
僕は自分の部屋を出ると皆の待っている食室に向かう。
すると、もうお母さんとお父さんとお兄ちゃんが僕を待っていた。
「あら来たのねレア。さあ食べましょう。」
「うん!」
「じゃあ、戴こうか。」
この世界の料理のレベルは前世の世界よりは少し発展してないけど、ここが貴族の家だからか、問題なく美味しく食べることができている。
むしろ、野菜ならこっちの世界の方が新鮮なので、美容の為に野菜を沢山食べている僕としては、とてもありがたい。
「レア。いつも言ってることだが、もっとに肉を食べなさい。野菜ばかりではダメだぞ?」 
「はーい。この後しっかり肉も食べます。」
この世界の肉料理は香辛料が貴重なので味付けも塩が基本で、貴族の家の私でも特別な日以外は胡椒のようなものを使った料理を食べたことがない。
まあ、塩だけでもそこそこうまいんだけどね。
そして、皆でご飯を食べたあとにカミングアウトする。
私の世話をしてくれるリリィにも伝えたいし、今ご飯を食べ終わったばっかりだけど、皆ここに居るから言っちゃおう。
「お母さん、お父さん、お兄ちゃん、そしてリリィ、僕言いたいことが有るんだけど。」
「どうしたんだレシア?」
お父さんが尋ねてきた。
「あのね、僕可愛いものが好きだからそれに似合うように、女の子みたいに可愛い服着て可愛くなりたいの!」
「………………………………。」
一家の食卓が瞬く間に大変なことになってしまった。
空気が重い……。
しかし、うちのお母さんは天然だからそんな空気ものともせずに聞いてくる。
「あらあらそれは女の子になりたいってことなの?」
「違うの。何て言ったらいいか分からないんだけど。女の子みたいな男になりたい。」
「うーん。私は、よく分からないけどレアちゃんがやりたいなら協力しちゃう。じゃあ、さっそく明日町に女の子の服買いにいきましょ。」
「本当に!?ありがと~お母さん。楽しみ。」
お父さんとお兄ちゃんそしてリリィはあまりの急展開に置いてきぼりになっていた。
こうしてさらに僕の男の娘化は進んでいく。
うちの家はどうやらちょっと田舎の貴族の伯爵家らしい。
王都からは遠いいがかなりくらいの高い伯爵家らしい。
「レア様。食事の時間です。」
家名はレミナントなので、私の名前はレシア=レミナント。
ちなみにレアって家では呼ばれてる。
それで今、私を呼びに来たのはリリィという私付きのメイドさん!
私の家では、一人に付き一人、専属のメイドさんが付いてくれるのだ。
リリィは今は18才だけど、15才の私が産まれてすぐの頃からずっと私のことを世話してくれている。
正直、メイドさんと言うよりは、色んなことを相談できるお姉さんって感じだ。
「うん!ありがとうねリリィ!今日の食後なんだけど、少し話したいことあるから、リリィも近くに居てね。」
「は、はい。それにしても少し話したいことですか……とても楽しみです。」
あれから、程々に運動して体を整えたり、柔軟運動をやったり、マッサージをやったりしていて、この3年間はみっちり美容に気を付けている。
幸い、兄が一人いるので伯爵家を次ぐ必要はないので自由に男の娘になれるよ!
あんまり骨ががっちりしないようにカルシウムを含みそうな食品は取りすぎないようにしているよ。
筋肉を鍛えるのは5才位からの方が良さそうだしね。
そして、次の段階に移ることにしたい。
やっぱり理想的な男の娘になるには家族の理解が大切だ。
今日、私の目標を家族に話すつもりだ。
この世界にオネエやニューハーフの文化はあるが、男の娘の概念はないので女装趣味ということにしておこうかなと思っている。
今日のカミングアウトの前準備として6ヵ月前から言葉を話すようにして、可愛い物好き好きアピールしてきた。
これで若干衝撃を吸収出来ることを祈っている。
 
僕は自分の部屋を出ると皆の待っている食室に向かう。
すると、もうお母さんとお父さんとお兄ちゃんが僕を待っていた。
「あら来たのねレア。さあ食べましょう。」
「うん!」
「じゃあ、戴こうか。」
この世界の料理のレベルは前世の世界よりは少し発展してないけど、ここが貴族の家だからか、問題なく美味しく食べることができている。
むしろ、野菜ならこっちの世界の方が新鮮なので、美容の為に野菜を沢山食べている僕としては、とてもありがたい。
「レア。いつも言ってることだが、もっとに肉を食べなさい。野菜ばかりではダメだぞ?」 
「はーい。この後しっかり肉も食べます。」
この世界の肉料理は香辛料が貴重なので味付けも塩が基本で、貴族の家の私でも特別な日以外は胡椒のようなものを使った料理を食べたことがない。
まあ、塩だけでもそこそこうまいんだけどね。
そして、皆でご飯を食べたあとにカミングアウトする。
私の世話をしてくれるリリィにも伝えたいし、今ご飯を食べ終わったばっかりだけど、皆ここに居るから言っちゃおう。
「お母さん、お父さん、お兄ちゃん、そしてリリィ、僕言いたいことが有るんだけど。」
「どうしたんだレシア?」
お父さんが尋ねてきた。
「あのね、僕可愛いものが好きだからそれに似合うように、女の子みたいに可愛い服着て可愛くなりたいの!」
「………………………………。」
一家の食卓が瞬く間に大変なことになってしまった。
空気が重い……。
しかし、うちのお母さんは天然だからそんな空気ものともせずに聞いてくる。
「あらあらそれは女の子になりたいってことなの?」
「違うの。何て言ったらいいか分からないんだけど。女の子みたいな男になりたい。」
「うーん。私は、よく分からないけどレアちゃんがやりたいなら協力しちゃう。じゃあ、さっそく明日町に女の子の服買いにいきましょ。」
「本当に!?ありがと~お母さん。楽しみ。」
お父さんとお兄ちゃんそしてリリィはあまりの急展開に置いてきぼりになっていた。
こうしてさらに僕の男の娘化は進んでいく。
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