クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!
192話 熟練冒険者
「ふむ。この足跡は獣系の魔物か?」
「昔図鑑で見たフォレストフォックスに似てるような?確実とは言えないがそれ系統じゃないか?」
「それならフォレストフォックスで間違いないだろ?狐系の魔物で大樹海の表層にいる魔物は他にいないはずだ。」
まじですごいな………。
ここまで植物とかだけでなく、魔物の足跡だけで魔物を判別できるとは。
 
「どうする美月?足跡から推測するに相手は5体以上の群れ、しかも確実にフォレストフォックスとも限らないぞ?因みにフォレストフォックスはDランクの魔物で、安全に行くなら俺らも一人で一匹が限界かもな。無理すれば二匹は行けるかもしれないが………。」
五体以上いるのは確実、二匹は二人が引き受けてくれるらしいから僕らは三体以上…………まあ、問題ない。
「了解です。お二人は一匹づつお願いします。あとは、僕らに任せてください。知識面ではお役に立てそうもないですけど、この戦闘で僕らの力をお見せしますよ。」
「ほぉ~♪そりゃ楽しみだ。追っかけよう。いいだろ?テッシィ試験官?」
「変な呼び方しないでくださいうさ!別に構いませんよ!!もし危険になった場合は、私達の指示にしたがってくださいよ?」
テッシィさんとミレオンさんは僕らの行動方針に細かく口を出すことはないらしい。
命の危険が迫ったときのみ助けてくれると言うことなんだろう。
魔物の痕跡を追っていくとフォレストフォックスらしき群れに遭遇した。
「1,2,3………7…………全部で9匹か?7体も本当にお前らだけで行けるのか?」
「問題ないですよ。」
「それならいいが、このままだと乱戦になるな。………乱戦になれば普段から群れで生活しているフォレストフォックスに分がありそうだが………。」
「それなら私に任せなさい!行くよ![プラントコントロール]!」
ヒスイの魔法によって地中から鋭い植物の幹が飛び出し、フォレストフォックスの群れを分断する。
しかも二匹はは植物に突き刺されて絶命している。
あまりにも突然出来事に群れは統率を失っている。
今こそが一番のチャンスだろう。
それはともかく、一人一匹倒すとして一匹余るな。
「ニキス頼めるか?」
僕の影の中に潜んでいるニキスに尋ねる。
【いつでも問題ないです。】
その声と共に影から飛び出してくる。
因みにラズリは、[アイテムボックス]の中でお休みだ。
貴重なアイテムまで食べられるかもしれないからな。
「うぉっ!ビックリした。急にそいつが出てくるから敵かと思ったぜ。余った一匹はお前のところの猫に相手させるのか?」
「はい。」
そして、戦闘が始まる。
まずは遠距離からヒスイが植物の根を突き刺す。次にニキスが影を操作して相手を串刺しに、リリアは一瞬で近付き一刀両断、そして僕[波擊]を放ちフォレストフォックスを仕留める。
僕の[波撃]は敵の体内にダメージを与えるスキルだから毛皮は傷付いていない。
他の皆も一撃で仕留めているから、毛皮も高く売れそうだ。
ビルさん達もち時間こそ掛かったが、危うげなくフォレストフォックスを討伐する。
「お前らが戦ってるの初めて見たがマジで強いな。見た目はそんなに強そうにはみえないんだがなぁ。まあ、なんかあったときは頼りにさせてもらうぜ。」
「にしてもその猫も強かったな…………。猫系の影魔法と言えば………シャドウキャットか!?」
あー。正解だな。
まあ、この人達なら教えても大丈夫か。
にしても、やけに皆驚いているな。何でなんだろう?
いや訂正、テッシィさんを除く三人が正解か、テッシィさんはボケッとしてる。
「確かにうちのニキスの種族はシャドウキャットですよ。何か珍しいんですか?」
 
その言葉に三人が更に驚く。
「おいおい、まじかよ。」
「シャドウキャットと言えば、Aランクの魔物だぞ!」
ビルさんとヘンリーさんが驚きながら答える。
「影の中に隠れる魔法を使った不意打ち、自分の命が危なくなると影に逃げ込み逃走するなどの特性がありかなり強い魔物だったはずです。そもそもの個体数が少ない上、影に逃げてしまうため[ティム]してる人なんて………もしかしたら美月さん以外いないかもしれないです。」
ミレオンさんが早口でまくしたてる。
Aランクかぁ、流石ニキス。
でも、そんじょそこらAランクの魔物よりは、遥かに強いと思うけどな。レベル高いし。
「まあ、何て言うか驚きでした。」
テッシィさんが空気を察して適当に答えている。
「テッシィ。分からないなら適当な事を言わないでください。」
ニキスの話題も落ち着き探索を進めていく。
魔物との戦闘も順調にこなしていく中、突然テッシィさんの顔がこわばった。
「昔図鑑で見たフォレストフォックスに似てるような?確実とは言えないがそれ系統じゃないか?」
「それならフォレストフォックスで間違いないだろ?狐系の魔物で大樹海の表層にいる魔物は他にいないはずだ。」
まじですごいな………。
ここまで植物とかだけでなく、魔物の足跡だけで魔物を判別できるとは。
 
「どうする美月?足跡から推測するに相手は5体以上の群れ、しかも確実にフォレストフォックスとも限らないぞ?因みにフォレストフォックスはDランクの魔物で、安全に行くなら俺らも一人で一匹が限界かもな。無理すれば二匹は行けるかもしれないが………。」
五体以上いるのは確実、二匹は二人が引き受けてくれるらしいから僕らは三体以上…………まあ、問題ない。
「了解です。お二人は一匹づつお願いします。あとは、僕らに任せてください。知識面ではお役に立てそうもないですけど、この戦闘で僕らの力をお見せしますよ。」
「ほぉ~♪そりゃ楽しみだ。追っかけよう。いいだろ?テッシィ試験官?」
「変な呼び方しないでくださいうさ!別に構いませんよ!!もし危険になった場合は、私達の指示にしたがってくださいよ?」
テッシィさんとミレオンさんは僕らの行動方針に細かく口を出すことはないらしい。
命の危険が迫ったときのみ助けてくれると言うことなんだろう。
魔物の痕跡を追っていくとフォレストフォックスらしき群れに遭遇した。
「1,2,3………7…………全部で9匹か?7体も本当にお前らだけで行けるのか?」
「問題ないですよ。」
「それならいいが、このままだと乱戦になるな。………乱戦になれば普段から群れで生活しているフォレストフォックスに分がありそうだが………。」
「それなら私に任せなさい!行くよ![プラントコントロール]!」
ヒスイの魔法によって地中から鋭い植物の幹が飛び出し、フォレストフォックスの群れを分断する。
しかも二匹はは植物に突き刺されて絶命している。
あまりにも突然出来事に群れは統率を失っている。
今こそが一番のチャンスだろう。
それはともかく、一人一匹倒すとして一匹余るな。
「ニキス頼めるか?」
僕の影の中に潜んでいるニキスに尋ねる。
【いつでも問題ないです。】
その声と共に影から飛び出してくる。
因みにラズリは、[アイテムボックス]の中でお休みだ。
貴重なアイテムまで食べられるかもしれないからな。
「うぉっ!ビックリした。急にそいつが出てくるから敵かと思ったぜ。余った一匹はお前のところの猫に相手させるのか?」
「はい。」
そして、戦闘が始まる。
まずは遠距離からヒスイが植物の根を突き刺す。次にニキスが影を操作して相手を串刺しに、リリアは一瞬で近付き一刀両断、そして僕[波擊]を放ちフォレストフォックスを仕留める。
僕の[波撃]は敵の体内にダメージを与えるスキルだから毛皮は傷付いていない。
他の皆も一撃で仕留めているから、毛皮も高く売れそうだ。
ビルさん達もち時間こそ掛かったが、危うげなくフォレストフォックスを討伐する。
「お前らが戦ってるの初めて見たがマジで強いな。見た目はそんなに強そうにはみえないんだがなぁ。まあ、なんかあったときは頼りにさせてもらうぜ。」
「にしてもその猫も強かったな…………。猫系の影魔法と言えば………シャドウキャットか!?」
あー。正解だな。
まあ、この人達なら教えても大丈夫か。
にしても、やけに皆驚いているな。何でなんだろう?
いや訂正、テッシィさんを除く三人が正解か、テッシィさんはボケッとしてる。
「確かにうちのニキスの種族はシャドウキャットですよ。何か珍しいんですか?」
 
その言葉に三人が更に驚く。
「おいおい、まじかよ。」
「シャドウキャットと言えば、Aランクの魔物だぞ!」
ビルさんとヘンリーさんが驚きながら答える。
「影の中に隠れる魔法を使った不意打ち、自分の命が危なくなると影に逃げ込み逃走するなどの特性がありかなり強い魔物だったはずです。そもそもの個体数が少ない上、影に逃げてしまうため[ティム]してる人なんて………もしかしたら美月さん以外いないかもしれないです。」
ミレオンさんが早口でまくしたてる。
Aランクかぁ、流石ニキス。
でも、そんじょそこらAランクの魔物よりは、遥かに強いと思うけどな。レベル高いし。
「まあ、何て言うか驚きでした。」
テッシィさんが空気を察して適当に答えている。
「テッシィ。分からないなら適当な事を言わないでください。」
ニキスの話題も落ち着き探索を進めていく。
魔物との戦闘も順調にこなしていく中、突然テッシィさんの顔がこわばった。
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