クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!
183話 報告
「あれ?美月さん達はお昼ですか?………休息も大事ですがあんまり休んでいると私も評価を厳しくしないといけないので程々でお願いしますよ~?」
冒険者ギルドに戻ると受付嬢のサリーさんがいた。
説明するにも知り合いに説明する方が楽だしラッキーだな。
「すいません。今日の城壁外の見廻りなんですが不測の事態が発生したので一度指示を聞くために戻ってきたんですか?」
「もしかしてどなたかが怪我を!?」
サリーさんは先程までのボケッとした雰囲気を一瞬で引き締めて仕事の時の真面目な表情に戻る。
「いや、怪我人は居ないんだが少し魔物が出てね。……一応見つけた奴は討伐したんだけれど………。」
「ホッ、………………それでゴブリンは何匹出ましたか?」
ゴブリンはゴブリンだったけど…………。
「いたゴブリンは三匹だけだったんですが、どうもその三匹のゴブリンはパラサイトポイズンプラントに寄生されていたようで…………。」
「パラサイトポイズンプラントですか!!?…………それってどんな魔物でしたっけ?名前だけは聞いたことある気がするんですが………。」
まあ、受付嬢が全ての魔物の事を知ってるってのはあり得ないわな。
そんなにサリーさんに対して声を掛けてくる人物がいた。
「おい!そいつは第3指定隔離種だ。普段から魔物の事を勉強しておけと言っただろうが!」
「ギ、ギルドマスター!」
ギルドマスター………。
この人か………。
試しに[鑑定]させてもらおうかな?
[鑑定]を発動させたが、どうやら相手は[遮蔽]を持っているらしくまともな情報はなかった。
じゃあ次は[高位鑑定]だな。
………レベルは68かぁ………うーん。
多分かなり強いんだとは思うけど、馬鹿みたいに強い魔物ばかりいたあの島で3ヶ月を過ごした今そこまで驚異には感じない。
ステータスを見る限りではガイドミル騎士団長と同じくらいかな?まあ、ステータスがいくら高くても本人の技量によって強さは違うからな。
「指定隔離種やランクの高い魔物は覚えておけと常日頃から言っているだろ。」
「すいません。」
「まあ、良い。」
ギルドマスターはこちらに顔を向けると疑念の表情で話し掛けてくる。
「お前らは噂の新人か?」
噂?
「よく分かりませんがつい先日冒険者になったばかりの新人の冒険者ですが…………。」
「そうか……お前らその情報に間違いは無いんだろうな?………指定隔離種の名前をイタズラで出すなどたちの悪い話ではないのだろう?」
そもそも指定隔離種を知らんのだが………。
「指定隔離種というのは強さとは別の理由で人類に悪影響を及ぼす魔物を表しています。」
リリアが耳打ちして教えてくれた。
ふーん。
まあ、死体でも出して信用してもらうか。
「[ボックス]に入れてるんでここで出しましょうか?」
「…………こんなところで出されたら困る………こっちに着いてこい。」
疑うような視線ではあったがどうやらひとまず信用してくれたらしい。
ギルドマスターに案内されて入った部屋には以前ワイバーンの素材を卸した買い取りカウンターのおじさんがいる。
ギルドマスターはおじさんに何かを取ってくるように指示を出したらしい。
棚を漁って帰って来たおじさんの手には一枚の布がある。
「こいつはポイズンレックスって魔物の表皮だ。こいつの革なら並みの毒を通さない。こいつの上にパラサイトポイズンプラントを出してくれ。」
[アイテムボックス]からパラサイトポイズンプラントを出す。
「ちっ。まだたちの悪い冗談だったほうがマシだったんだがな。……おい!こいつはどこで倒した!?早く除毒しないと土地が死ぬ。」
「一応土地には毒は無いばずですよ。因みに方法は秘密です。場所は町から見て東側の場所です。レン君達が待っていてくれているはずなので案内します。」
「………毒の汚染はないだと……………まあ、良い現場で検証すればすむ話だ。サリーお前も着いてこい。行くぞ。」
「はい。」
冒険者ギルドに戻ると受付嬢のサリーさんがいた。
説明するにも知り合いに説明する方が楽だしラッキーだな。
「すいません。今日の城壁外の見廻りなんですが不測の事態が発生したので一度指示を聞くために戻ってきたんですか?」
「もしかしてどなたかが怪我を!?」
サリーさんは先程までのボケッとした雰囲気を一瞬で引き締めて仕事の時の真面目な表情に戻る。
「いや、怪我人は居ないんだが少し魔物が出てね。……一応見つけた奴は討伐したんだけれど………。」
「ホッ、………………それでゴブリンは何匹出ましたか?」
ゴブリンはゴブリンだったけど…………。
「いたゴブリンは三匹だけだったんですが、どうもその三匹のゴブリンはパラサイトポイズンプラントに寄生されていたようで…………。」
「パラサイトポイズンプラントですか!!?…………それってどんな魔物でしたっけ?名前だけは聞いたことある気がするんですが………。」
まあ、受付嬢が全ての魔物の事を知ってるってのはあり得ないわな。
そんなにサリーさんに対して声を掛けてくる人物がいた。
「おい!そいつは第3指定隔離種だ。普段から魔物の事を勉強しておけと言っただろうが!」
「ギ、ギルドマスター!」
ギルドマスター………。
この人か………。
試しに[鑑定]させてもらおうかな?
[鑑定]を発動させたが、どうやら相手は[遮蔽]を持っているらしくまともな情報はなかった。
じゃあ次は[高位鑑定]だな。
………レベルは68かぁ………うーん。
多分かなり強いんだとは思うけど、馬鹿みたいに強い魔物ばかりいたあの島で3ヶ月を過ごした今そこまで驚異には感じない。
ステータスを見る限りではガイドミル騎士団長と同じくらいかな?まあ、ステータスがいくら高くても本人の技量によって強さは違うからな。
「指定隔離種やランクの高い魔物は覚えておけと常日頃から言っているだろ。」
「すいません。」
「まあ、良い。」
ギルドマスターはこちらに顔を向けると疑念の表情で話し掛けてくる。
「お前らは噂の新人か?」
噂?
「よく分かりませんがつい先日冒険者になったばかりの新人の冒険者ですが…………。」
「そうか……お前らその情報に間違いは無いんだろうな?………指定隔離種の名前をイタズラで出すなどたちの悪い話ではないのだろう?」
そもそも指定隔離種を知らんのだが………。
「指定隔離種というのは強さとは別の理由で人類に悪影響を及ぼす魔物を表しています。」
リリアが耳打ちして教えてくれた。
ふーん。
まあ、死体でも出して信用してもらうか。
「[ボックス]に入れてるんでここで出しましょうか?」
「…………こんなところで出されたら困る………こっちに着いてこい。」
疑うような視線ではあったがどうやらひとまず信用してくれたらしい。
ギルドマスターに案内されて入った部屋には以前ワイバーンの素材を卸した買い取りカウンターのおじさんがいる。
ギルドマスターはおじさんに何かを取ってくるように指示を出したらしい。
棚を漁って帰って来たおじさんの手には一枚の布がある。
「こいつはポイズンレックスって魔物の表皮だ。こいつの革なら並みの毒を通さない。こいつの上にパラサイトポイズンプラントを出してくれ。」
[アイテムボックス]からパラサイトポイズンプラントを出す。
「ちっ。まだたちの悪い冗談だったほうがマシだったんだがな。……おい!こいつはどこで倒した!?早く除毒しないと土地が死ぬ。」
「一応土地には毒は無いばずですよ。因みに方法は秘密です。場所は町から見て東側の場所です。レン君達が待っていてくれているはずなので案内します。」
「………毒の汚染はないだと……………まあ、良い現場で検証すればすむ話だ。サリーお前も着いてこい。行くぞ。」
「はい。」
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