クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!
150話 見た目
「ではもう一度確認しましょう。まず、海の魔物相手に船で戦闘を行うというのは無理があります。なので空中戦をできる人間に運んでもらい、レヴィアタンのナワバリを抜けてから、船を[アイテムボックス]から船を出して乗る。というのが今回の作戦の大きな流れです。」
「ニキスは[擬人化]を解き、美月様の肩の上から戦闘補助、次にヒスイにエミリアを浮かしてもらうので、ラズリはヒスイの頭に乗ってエミリアをなるべく守ってください。」
「海上では、私一人で戦うことはできないですからね………。了解ですリリ姉。」
「相変わらずの私のお荷物感…………。まあ、自覚はしてますし、仕方のない事だとは理解していますが………。」
空中戦が出来るのは、僕とリリアとヒスイ、元々小さいラズリやニキスはともかく、エミリアさんを誰が運ぶか………という話になった。
リリアは両手剣を使った戦い方をするので、誰かを運ぶの難しい、逆にヒスイは後衛なので激しく動くこともなく、エミリアさんを運ぶのに丁度良かったのだ。
そして、エミリアさんを守るために僕らのメンバーで唯一の防御メインの戦闘スタイルであるラズリもセットで運ぶことになった。
「で、あとは成り行きに任せるという感じでしょうか?あんまりガチガチに作戦を決めて、いざ異常事態に遭遇したときに対応が出来なくても困りますし。」
相手の事を綿密に調べてからならともかく、不確定要素の多い現状、下手に作戦を固めすぎてもよろしくないだろう。
大まかな方針を決めるぐらいが丁度いい。
「輝夜…、新しくなった私の姿に驚きなさい!」
!
後ろからヒスイの声が………!?
「うぉぉ~~おぉ?」
後ろを振り返って、ヒスイの姿を確認する。
身長は元々の30cm位だったのに、160cm位になっている。
だが、それ以外は何も変化が無かった。
なので、初めはびっくりしたものの、詳しく様子を観察すると、他に何も変化を見付けれなかったので、あまり驚いてやれなかった。
「ちょ!ちょっと!なによその反応!もっと驚きがあってもいんじゃない?」
「いや、そう言われても………ねぇ?」
僕は、同意を求めるように周りを見渡す。
「えっ~と、おめでとうございます?…………エ!エミリアはどう思いますか?」
というリリア。
「どう思いますかってどんな質問ですか!私に振らないでくださいよ!」
と返答するエミリアさん。
「身長…………羨ましいです………。」
羨望の眼差しを向けているニキス。
そしてその横には、我関せずのラズリ。
「うぅ~。もっとビックリしてくれてもいいのになぁ。」
「正直言ってしまえば、以前に木龍のような姿になっていたときの方がビックリしましたよ。」
リリアは諭すように告げた。
ヒスイの見た目の話はこの程度にしておいて一番気になるのがステータスだな。
ニキスが進化した時も、ステータスが一気に上昇したので、恐らくヒスイのステータスにも変化が起こっている筈だ。
「ヒスイ、ステータス見させて貰ってもいいか?」
「ふっ!私の新たなる力に恐れおののくといいわ。」
これは…………ステータスを見てもいいってことなのか?
まあ、見てもいいか。
「ニキスは[擬人化]を解き、美月様の肩の上から戦闘補助、次にヒスイにエミリアを浮かしてもらうので、ラズリはヒスイの頭に乗ってエミリアをなるべく守ってください。」
「海上では、私一人で戦うことはできないですからね………。了解ですリリ姉。」
「相変わらずの私のお荷物感…………。まあ、自覚はしてますし、仕方のない事だとは理解していますが………。」
空中戦が出来るのは、僕とリリアとヒスイ、元々小さいラズリやニキスはともかく、エミリアさんを誰が運ぶか………という話になった。
リリアは両手剣を使った戦い方をするので、誰かを運ぶの難しい、逆にヒスイは後衛なので激しく動くこともなく、エミリアさんを運ぶのに丁度良かったのだ。
そして、エミリアさんを守るために僕らのメンバーで唯一の防御メインの戦闘スタイルであるラズリもセットで運ぶことになった。
「で、あとは成り行きに任せるという感じでしょうか?あんまりガチガチに作戦を決めて、いざ異常事態に遭遇したときに対応が出来なくても困りますし。」
相手の事を綿密に調べてからならともかく、不確定要素の多い現状、下手に作戦を固めすぎてもよろしくないだろう。
大まかな方針を決めるぐらいが丁度いい。
「輝夜…、新しくなった私の姿に驚きなさい!」
!
後ろからヒスイの声が………!?
「うぉぉ~~おぉ?」
後ろを振り返って、ヒスイの姿を確認する。
身長は元々の30cm位だったのに、160cm位になっている。
だが、それ以外は何も変化が無かった。
なので、初めはびっくりしたものの、詳しく様子を観察すると、他に何も変化を見付けれなかったので、あまり驚いてやれなかった。
「ちょ!ちょっと!なによその反応!もっと驚きがあってもいんじゃない?」
「いや、そう言われても………ねぇ?」
僕は、同意を求めるように周りを見渡す。
「えっ~と、おめでとうございます?…………エ!エミリアはどう思いますか?」
というリリア。
「どう思いますかってどんな質問ですか!私に振らないでくださいよ!」
と返答するエミリアさん。
「身長…………羨ましいです………。」
羨望の眼差しを向けているニキス。
そしてその横には、我関せずのラズリ。
「うぅ~。もっとビックリしてくれてもいいのになぁ。」
「正直言ってしまえば、以前に木龍のような姿になっていたときの方がビックリしましたよ。」
リリアは諭すように告げた。
ヒスイの見た目の話はこの程度にしておいて一番気になるのがステータスだな。
ニキスが進化した時も、ステータスが一気に上昇したので、恐らくヒスイのステータスにも変化が起こっている筈だ。
「ヒスイ、ステータス見させて貰ってもいいか?」
「ふっ!私の新たなる力に恐れおののくといいわ。」
これは…………ステータスを見てもいいってことなのか?
まあ、見てもいいか。
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
11128
-
-
75
-
-
439
-
-
55
-
-
768
-
-
147
-
-
59
-
-
2
-
-
516
コメント
さっくん
次がとても気になります!