クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!
131話 新たな訪問者
そうこう話しているうちに僕達が拠点としている海岸に戻ってきた。
今は木で作られた豆腐小屋と毛皮で作った簡易布団だけしかないけど。
「それにしても何時見ても凄いわね人間って、木を切って組み立てて、家を造って雨風を防ぐなんて。」
「?ヒスイは普段はどこで生活してるの?」
「私は世界樹の周りに居るだけよ。雨も私にとってはただの栄養だしね。」
「そりゃ。便利な体なぁ。その来てる服は?」
ヒスイは白色のワンピースを着ている。
雨すら気にしないのに、なんでわざわざ服を来てるんだ?
防御力も期待できないだろうし。
「え!?何のつもり!!私の裸を見たかったってこと!!」
「マスター!?」
「ムギ?」
三人に凄い反応された。
別にそうゆうつもりじゃなかったんだけど………………
「いや、単なる疑問だよ。ずっと一人でこの島にいたわけだし、服を着る意味無いんじゃないかと………………。」
「有るに決まってるじゃない。貴方達がこの島に居るんだから!!裸で人前に出れるわけないでしょ!」
う~ん。
羞恥心は有るんだな。
ちょっと知識に偏りがある一般的な人と同じ感覚の持ち主ってかんじだなぁ。
「美月様。そろそろ夕食を作らないと時間が……。」
あー。
そろそろご飯作ってないと明るいうちに作れなくなっちゃうな。
「オッケー。今からいくよ。今日は一緒に作ろうか。」
「え!?二人で料理ですか!た、楽しみです。」
食材は[アイテムボックス]に入れてある。
時間経過スピードも遅くなっており、食材も長持ちするからサバイバルには最高のスキルだ。
「あっ!」
?
ヒスイの様子がおかしい。
何か虚空を見ているようだ。
「………どうかしたの?」
ニキスがヒスイに尋ねている。
「いや、珍しいことって重なるものなんだなぁ~と。」
「どう言うことだ?」
「どうやら近くの海で人と魔物が交戦してるみたい。今の所、人間の方に勝ち目はほぼ無さそう。」
人間!?
この島の方角が分かるチャンスだ。
急いで助けにいくか?
「相手の魔物っていうのは、レヴィアタンなのか?」
折角の情報源だが、見知らぬ他人の為に大切な人達を犠牲にするわけにはいかない。
「ううん。相手はクラーケン。恐らくレヴィアタンが出産間近なことを知って、この島の魔力を掠めとる為に近寄って来ているんだと思う。強さはレヴィアタンに比べれば全然大したことないわ。」
レヴィアタンじゃなければなんとかなるか?
海上で戦うとして、船は無いから[エアロダッシュ]で海面を走って戦うか。
とすれば、助けに行けるのは僕とリリア。戦ったことのない相手で有ること、常に[エアロダッシュ]でMPを消費すること、慣れない海上戦で有ることを踏まえるともう一人欲しいな。
「すまないヒスイ、助けるのを手伝ってもらえないか?」
ヒスイは常に浮遊している。
海上戦でも十分に戦えるだろう。
ステータスには浮遊できるようなスキルは表記されていないから、元々浮遊出来る種族なんだろうな。
「了解。今日から一緒に過ごすわけだし、手伝ったげるわ!」
よし、これでなんとかなりそうだ。
家の中に入り、料理の準備をしていたリリアに声を掛ける。
「リリア!ちょっと近くで人が魔物に襲われているらしい。助けにいくから戦闘準備をして!」
「二人で料理………。新婚さんみたい!二人で作るなら愛情の籠った料理を作りたいですね………………。隠し味は愛情です!………………なーんて!!」
………………。
リリアは一人でトリップしていて聴こえてないみたいだ。
正直、本当に愛されているのが分かるから、嬉しいのは嬉しいのだけど………恥ずかし過ぎる。
それより、今は貴重な情報源を助けないと!
「リリア!戦闘だよ。正気に戻って!」
「へ?………………み、美月様!?…………今の聞いて………………?」
「別に聞いてないから急いで!戦闘準備しよう。戦いだよ。」
「!了解しました。急いで準備します。」
リリアは急いで準備を始めるが数秒すると動きを止めて、ぎこちない動きでこちらを見てくる。
「………………さっきのは忘れてください。」
「ごめん、なんのことか分からない。さっきは急いでたから忘れちゃったよ。」
これで良いんだ。
さっきのことはお互い忘れてよう。
「ラズリとニキスは海上戦闘は相性が悪い今回はお留守番だ。」
「マスター…………。気を付けてください。絶対帰ってきてくださいね?」
「ムキュキュ!」
今は木で作られた豆腐小屋と毛皮で作った簡易布団だけしかないけど。
「それにしても何時見ても凄いわね人間って、木を切って組み立てて、家を造って雨風を防ぐなんて。」
「?ヒスイは普段はどこで生活してるの?」
「私は世界樹の周りに居るだけよ。雨も私にとってはただの栄養だしね。」
「そりゃ。便利な体なぁ。その来てる服は?」
ヒスイは白色のワンピースを着ている。
雨すら気にしないのに、なんでわざわざ服を来てるんだ?
防御力も期待できないだろうし。
「え!?何のつもり!!私の裸を見たかったってこと!!」
「マスター!?」
「ムギ?」
三人に凄い反応された。
別にそうゆうつもりじゃなかったんだけど………………
「いや、単なる疑問だよ。ずっと一人でこの島にいたわけだし、服を着る意味無いんじゃないかと………………。」
「有るに決まってるじゃない。貴方達がこの島に居るんだから!!裸で人前に出れるわけないでしょ!」
う~ん。
羞恥心は有るんだな。
ちょっと知識に偏りがある一般的な人と同じ感覚の持ち主ってかんじだなぁ。
「美月様。そろそろ夕食を作らないと時間が……。」
あー。
そろそろご飯作ってないと明るいうちに作れなくなっちゃうな。
「オッケー。今からいくよ。今日は一緒に作ろうか。」
「え!?二人で料理ですか!た、楽しみです。」
食材は[アイテムボックス]に入れてある。
時間経過スピードも遅くなっており、食材も長持ちするからサバイバルには最高のスキルだ。
「あっ!」
?
ヒスイの様子がおかしい。
何か虚空を見ているようだ。
「………どうかしたの?」
ニキスがヒスイに尋ねている。
「いや、珍しいことって重なるものなんだなぁ~と。」
「どう言うことだ?」
「どうやら近くの海で人と魔物が交戦してるみたい。今の所、人間の方に勝ち目はほぼ無さそう。」
人間!?
この島の方角が分かるチャンスだ。
急いで助けにいくか?
「相手の魔物っていうのは、レヴィアタンなのか?」
折角の情報源だが、見知らぬ他人の為に大切な人達を犠牲にするわけにはいかない。
「ううん。相手はクラーケン。恐らくレヴィアタンが出産間近なことを知って、この島の魔力を掠めとる為に近寄って来ているんだと思う。強さはレヴィアタンに比べれば全然大したことないわ。」
レヴィアタンじゃなければなんとかなるか?
海上で戦うとして、船は無いから[エアロダッシュ]で海面を走って戦うか。
とすれば、助けに行けるのは僕とリリア。戦ったことのない相手で有ること、常に[エアロダッシュ]でMPを消費すること、慣れない海上戦で有ることを踏まえるともう一人欲しいな。
「すまないヒスイ、助けるのを手伝ってもらえないか?」
ヒスイは常に浮遊している。
海上戦でも十分に戦えるだろう。
ステータスには浮遊できるようなスキルは表記されていないから、元々浮遊出来る種族なんだろうな。
「了解。今日から一緒に過ごすわけだし、手伝ったげるわ!」
よし、これでなんとかなりそうだ。
家の中に入り、料理の準備をしていたリリアに声を掛ける。
「リリア!ちょっと近くで人が魔物に襲われているらしい。助けにいくから戦闘準備をして!」
「二人で料理………。新婚さんみたい!二人で作るなら愛情の籠った料理を作りたいですね………………。隠し味は愛情です!………………なーんて!!」
………………。
リリアは一人でトリップしていて聴こえてないみたいだ。
正直、本当に愛されているのが分かるから、嬉しいのは嬉しいのだけど………恥ずかし過ぎる。
それより、今は貴重な情報源を助けないと!
「リリア!戦闘だよ。正気に戻って!」
「へ?………………み、美月様!?…………今の聞いて………………?」
「別に聞いてないから急いで!戦闘準備しよう。戦いだよ。」
「!了解しました。急いで準備します。」
リリアは急いで準備を始めるが数秒すると動きを止めて、ぎこちない動きでこちらを見てくる。
「………………さっきのは忘れてください。」
「ごめん、なんのことか分からない。さっきは急いでたから忘れちゃったよ。」
これで良いんだ。
さっきのことはお互い忘れてよう。
「ラズリとニキスは海上戦闘は相性が悪い今回はお留守番だ。」
「マスター…………。気を付けてください。絶対帰ってきてくださいね?」
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コメント
ノベルバユーザー384857
リリア可愛すぎる!!
TNKt_k
全部修正終わりました。
これでいくらかは読みやすくなったと思います。
TNKt_k
なんとか20話まで行間や空白の修正しました。
続きはちょこちょこやっていきます。
大変申し訳ありません。
TNKt_k
take′toさん
ありがとうございます。
今気づきました。
どうやら【なろう】から吸いだしたことによるバグ?の様です。
今から修正(物凄く時間掛かりそう………………。)をするので出来れば引き続き見てください。(懇願)
本当に教えてくれてありがとうございます!