魔帝國戦記~ムーアシア大陸編~
10・戦争へ
マーシャル連邦の首都を落としてから一週間が経過した。この一週間で俺の戦力はかなり増えた。
まずはマーシャル連邦の国王の魔人化だ。ゴブリンと掛け合わせたため種族的にはゴブリンキングとなった。ゴブリンになっても国王とは笑えないな。…まあ、そんな風に作ったのだが。そんなキングのステータスは次の通りだ。
名前:アードリアン・マーシャル種族:魔人レベル:12体力:4000/4000魔力:0筋力:700+20防御力:450俊敏力:80抵抗値:1500運:800ノーマルスキル:・棒術レベル2・指揮レベル4・捕食レベル1・大繁殖レベル1・筋力強化レベル1・五感強化レベル1ユニークスキル:・テレパシーレベル1・状態異常耐性レベル1エクストラスキル:・配下通信レベル1・眷属作成レベル1・繁殖力強化レベル1称号:国王、地に落ちた国王、凌辱の王、大魔人
下手をすると俺と同等の戦力を有している可能性がある。前に作ったアルビーナとギルを大幅に超える仕上がりだ。まさに王としてふさわしい実力を有している。
スキルも半端ないものがある。大繁殖は繁殖と同じスキルだがゴブリンの上位種をランダムで生み出せるようだ。今はまだ試していないがいつか試してみたものだ。
次にその下部たちのゴブリンだ。俺が召喚したのは十匹だったのだが、いつの間にか五百を超える数にまで膨れ上がっていた。どうやらゴブリンはとっかえひっかえスキルを使用しながら行ったため一回で数匹ずつ産ませていったみたいだ。大体一日でゴブリンは生まれるためこの数も納得できるがおかげで二十人いた女は八人にまで減ってしまった。仕方がないとはいえ少しやり過ぎたな。ゴブリンたちには注意させないと。
そして以外にもキメラが百匹まで増えていた。キメラが八匹産んでいたのは分かっていたがいくらなんでも頑張りすぎだろと俺は呆れつつも戦力が増えたので特に言う事は無い。
最後に蟻蜘蛛だ。女王が頑張ったり歩兵同士で頑張ってくれたので歩兵は千近くまで膨れ上がり隊長も十匹以上にまで増えていた。これは蟻蜘蛛とゴブリン、キメラの三つの軍団が完成したな。これなら他の町も充分落とすことが出来るだろう。
王城の中を調べた結果マーシャル連邦の地図が見つかった。他にもマーシャル連邦について詳しく知ることも出来た。
<a href="//17978.mitemin.net/i260629/" target="_blank"><img src="//17978.mitemin.net/userpageimage/viewimagebig/icode/i260629/" alt="挿絵(By みてみん)" border="0"></a>
まず、マーシャル連邦は盟主のマーシャル王国を中心にハッドウ王国、ギルバート王国が加盟しているようだ。基本的に同盟の状態に近いが隣国のプローア王国に攻める際や守る時には共同で兵を出していたようだ。その為それぞれが独立意識が高くプローア王国と言う脅威が身近にある事で連邦を保っている状況なんだとか。
故にここはそれぞれの王都を電光石火で落として連携させないことが重要だな。既に三国共に首都が陥落した事は掴んでいるだろうし早めに手を打たないとこちらが後手に回るな。この一週間は居住区の確保と戦力増強に充てたがそろそろ動いた方がよさそうだな。
となるとどのように派遣するかだな。現状の戦力をすべて一つの都市攻略に充てるのは無駄と言っていいし敵に時間を与えてしまう。だったら同時攻撃が望ましいな。その場合はゴブリンと蟻蜘蛛がそれぞれ攻めることになる。ゴブリンはキメラと合同だな。ゴブリンキングに攻めさせてそこである程度繁殖させて戦力を増やさせるか。そうなると何処に向かわせるかだがマーシャル王国は放っておいて大丈夫だろう。国王が死んで混乱するだろうし独立意識が高いなら他の国を先に攻めた方がよさそうだ。
となると都市が多いギルバート王国に蟻蜘蛛が、ハッドウ王国にゴブリンが攻め込む形でいいだろうな。俺はここで万が一に備えさせるか。…なれば現場の状況をいち早く知るためにもギルとアルビーナはそれぞれの軍に同行させるか。万が一にもゴブリンがアルビーナに襲い掛からないとも限らないし蟻蜘蛛にアルビーナが、ギルがゴブリンの方でいいな。なら、さっそく命令するか。
俺は国王が使っていた執務室を出て集まるように指示を出し謁見の間に足を運ぶ。そしてつく頃にはギル、アルビーナ、ハイキメラ、蟻蜘蛛・女王、ゴブリンキングが集まていた。
俺は玉座に腰かけ話を始める。因みに国王は今跪いているよ。あいつも俺の配下なんだし。
「我々はこれより国取りを本格的に開始する。女王、ゴブリンキングはそれぞれの種族を率いて都市を落とせ。ハイキメラはキメラを率いてゴブリンキングの支援に当たれ」
「…」
「ウケタマワリマシタ」
【了解しました】
女王は喋れないため頷きゴブリンキングは片言で了承する。ハイキメラはテレパシーでの返事だ。
「ギルとアルビーナは両軍の監督に当たれギルがゴブリンでアルビーナが蟻蜘蛛だ」
「「了解しました」」
相変わらずこの二人は息ピッタリだな。さすがは姉弟。
そして、その後も詳しい戦略を話し俺は最後に締めくくる。
「我々はこの世界において新種の生物だ。よって我々の事をほとんどの者は知らない。故に!奴らに教えてやれ我々と言う圧倒的強者の存在を、その命で思い知らせろ!」
「「「【了解!】」」」「…」
俺の言葉に配下は勢いよく返事をするのであった。
まずはマーシャル連邦の国王の魔人化だ。ゴブリンと掛け合わせたため種族的にはゴブリンキングとなった。ゴブリンになっても国王とは笑えないな。…まあ、そんな風に作ったのだが。そんなキングのステータスは次の通りだ。
名前:アードリアン・マーシャル種族:魔人レベル:12体力:4000/4000魔力:0筋力:700+20防御力:450俊敏力:80抵抗値:1500運:800ノーマルスキル:・棒術レベル2・指揮レベル4・捕食レベル1・大繁殖レベル1・筋力強化レベル1・五感強化レベル1ユニークスキル:・テレパシーレベル1・状態異常耐性レベル1エクストラスキル:・配下通信レベル1・眷属作成レベル1・繁殖力強化レベル1称号:国王、地に落ちた国王、凌辱の王、大魔人
下手をすると俺と同等の戦力を有している可能性がある。前に作ったアルビーナとギルを大幅に超える仕上がりだ。まさに王としてふさわしい実力を有している。
スキルも半端ないものがある。大繁殖は繁殖と同じスキルだがゴブリンの上位種をランダムで生み出せるようだ。今はまだ試していないがいつか試してみたものだ。
次にその下部たちのゴブリンだ。俺が召喚したのは十匹だったのだが、いつの間にか五百を超える数にまで膨れ上がっていた。どうやらゴブリンはとっかえひっかえスキルを使用しながら行ったため一回で数匹ずつ産ませていったみたいだ。大体一日でゴブリンは生まれるためこの数も納得できるがおかげで二十人いた女は八人にまで減ってしまった。仕方がないとはいえ少しやり過ぎたな。ゴブリンたちには注意させないと。
そして以外にもキメラが百匹まで増えていた。キメラが八匹産んでいたのは分かっていたがいくらなんでも頑張りすぎだろと俺は呆れつつも戦力が増えたので特に言う事は無い。
最後に蟻蜘蛛だ。女王が頑張ったり歩兵同士で頑張ってくれたので歩兵は千近くまで膨れ上がり隊長も十匹以上にまで増えていた。これは蟻蜘蛛とゴブリン、キメラの三つの軍団が完成したな。これなら他の町も充分落とすことが出来るだろう。
王城の中を調べた結果マーシャル連邦の地図が見つかった。他にもマーシャル連邦について詳しく知ることも出来た。
<a href="//17978.mitemin.net/i260629/" target="_blank"><img src="//17978.mitemin.net/userpageimage/viewimagebig/icode/i260629/" alt="挿絵(By みてみん)" border="0"></a>
まず、マーシャル連邦は盟主のマーシャル王国を中心にハッドウ王国、ギルバート王国が加盟しているようだ。基本的に同盟の状態に近いが隣国のプローア王国に攻める際や守る時には共同で兵を出していたようだ。その為それぞれが独立意識が高くプローア王国と言う脅威が身近にある事で連邦を保っている状況なんだとか。
故にここはそれぞれの王都を電光石火で落として連携させないことが重要だな。既に三国共に首都が陥落した事は掴んでいるだろうし早めに手を打たないとこちらが後手に回るな。この一週間は居住区の確保と戦力増強に充てたがそろそろ動いた方がよさそうだな。
となるとどのように派遣するかだな。現状の戦力をすべて一つの都市攻略に充てるのは無駄と言っていいし敵に時間を与えてしまう。だったら同時攻撃が望ましいな。その場合はゴブリンと蟻蜘蛛がそれぞれ攻めることになる。ゴブリンはキメラと合同だな。ゴブリンキングに攻めさせてそこである程度繁殖させて戦力を増やさせるか。そうなると何処に向かわせるかだがマーシャル王国は放っておいて大丈夫だろう。国王が死んで混乱するだろうし独立意識が高いなら他の国を先に攻めた方がよさそうだ。
となると都市が多いギルバート王国に蟻蜘蛛が、ハッドウ王国にゴブリンが攻め込む形でいいだろうな。俺はここで万が一に備えさせるか。…なれば現場の状況をいち早く知るためにもギルとアルビーナはそれぞれの軍に同行させるか。万が一にもゴブリンがアルビーナに襲い掛からないとも限らないし蟻蜘蛛にアルビーナが、ギルがゴブリンの方でいいな。なら、さっそく命令するか。
俺は国王が使っていた執務室を出て集まるように指示を出し謁見の間に足を運ぶ。そしてつく頃にはギル、アルビーナ、ハイキメラ、蟻蜘蛛・女王、ゴブリンキングが集まていた。
俺は玉座に腰かけ話を始める。因みに国王は今跪いているよ。あいつも俺の配下なんだし。
「我々はこれより国取りを本格的に開始する。女王、ゴブリンキングはそれぞれの種族を率いて都市を落とせ。ハイキメラはキメラを率いてゴブリンキングの支援に当たれ」
「…」
「ウケタマワリマシタ」
【了解しました】
女王は喋れないため頷きゴブリンキングは片言で了承する。ハイキメラはテレパシーでの返事だ。
「ギルとアルビーナは両軍の監督に当たれギルがゴブリンでアルビーナが蟻蜘蛛だ」
「「了解しました」」
相変わらずこの二人は息ピッタリだな。さすがは姉弟。
そして、その後も詳しい戦略を話し俺は最後に締めくくる。
「我々はこの世界において新種の生物だ。よって我々の事をほとんどの者は知らない。故に!奴らに教えてやれ我々と言う圧倒的強者の存在を、その命で思い知らせろ!」
「「「【了解!】」」」「…」
俺の言葉に配下は勢いよく返事をするのであった。
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