魔帝國戦記~ムーアシア大陸編~
04・新たなる魔物とスキル
悠々と転生したはいいが風呂とトイレについて考えるのを忘れていた。食事はベッドに敷いてあった獣毛のものと思われる肉の焼肉をエントが出してくれたがトイレや風呂は流石に用意出来なかったようだ。更に言えば先進国の中でも恵まれた日本のトイレを日常的に使っていれば発展途上の異世界のトイレでは不満が出るだろう。
そこで俺は神様がくれた袋の中から魔物を召喚出来る図鑑を取り出した。とは言っても乗っているのはスライム、ゴブリン、オーク、オーガ、ウンディーネ、ガーゴイルしか乗っていなかった。まあ、俺は自力で作りたいのだがな。だからこのくらいで十分か。
俺はその中からスライムを一体召喚する。召喚に必要な魔法は一体でスライムとゴブリンが10、ウンディーネが50、他が30となっていた。一千万もの魔力を持つ俺からすれば微々たる消費だ。そんな訳で早速10を消費して召喚してみた。スライムはかなり小型で掌に収まる程度でしかなかったが俺は気にせずに遺伝子操作のスキルを発動する。…ふむ、やはりスライムも例にもれず生物であるようだな。俺はスライムをいじくりまくり風呂とトイレの両方で活躍できるスライムを作成する。
このスライムは人が出す排泄物や垢や汗などの汚れを主な食料とする魔物だ。これをトイレの中にいれておけば勝手に食べてくれるだろう。これをもう一体作れば心配する必要はなくなるな。
取りあえずトイレはまだのため体の汚れをきれいにするためにスライムに体中を這わせていた。手のひらサイズだった最初は汚れを取るときになると急に大きくなり俺よりも大きくなって俺を飲み込むように汚れを取っていた。これはこれで心地いいが不快でもあるな。すぐには慣れそうにないな。
汚れを落とした俺はベッドに入りすぐに寝ることにした。日はとっくに暮れているため周りは暗い。エントの中は壁自大が光っているため暗くはないが特にやることもないのでなることにしたのである。
日が昇ってから少しして俺は起きた。時刻的には五時過ぎくらいか。早く寝た分早く起きたみたいだな。別に構わないが手早く朝食を済ませ重なり合うように寝ていたキメラをたたき起こして朝早く出ることにした。
…と思ったのだがどうやらエントはかなり優秀みたいだ。いったい何があったのかは知らないが虎や狼、鷹にその他数匹の大型獣を機に絡ませて捕まえていたのだ。俺はさっそく魔物作成に取り掛かった。今回はキメラの上位版の作成を行った。結果は言わずもがな、楽々完成したので鑑定をかけてみることにした。
名前:なし種族:魔物レベル:1/100体力:1000/1000魔力:700/700筋力:450防御力:180俊敏力:550抵抗値:500運:80ノーマルスキル:・爪術レベル1・牙術レベル1・気配察知レベル1・追跡レベル1・体力自然回復レベル1ユニークスキル:・状態異常体制レベル1・連携レベル1エクストラスキル:・配下指示レベル1・上下通信レベル1称号:中間管理職?
うん、かなり強く出来たな。一部分からないスキルがこれは鑑定で調べられるのか?そう思い分からないスキルの一つである配下指示を見ると新たに画面が現れてきた。
【配下指示】
【スキルを持つ者の配下に対して絶対的な命令を与えることができる。これは抵抗値の多少によって変化する。ただし永続的に続く命令は行使できない。レベルが上がれば命令権が強くなる】
なるほど、これは便利だな。下っ端では意味はないが上に立つ者、国王や皇帝といった国の最高権力者がこのスキルを持てばボイコットする者を無理やり働かせたりほかにも色々と出来そうだな。次は…っと。
【上下通信】
【自分が仕える者や自分が従えている者と距離があっても通信できるスキル。自分に配下がいてなおかつ自分に仕える者がいる時のみ使用可能。レベルが上がれば上がるほど通信できる距離と数が多くなる】
これはかなり便利だな。これがあれば遠くにいる配下と楽に情報共有ができるし偵察に出ていれば時間差なしで新鮮な情報が手に入る。これもかなり重要だな。さすがはエクストラスキルといったところか。そう言えばこれはテレパシーとはどう違うんだ?疑問に思い近くにいるエントに鑑定スキルをかけてテレパシーを選択する。
【テレパシー】
【好きな対象に通信することができる。ただし自分が用いる言語でのみ通信するため相手がその言語を知らなければノイズしか相手には届かない。レベルが上がれば上がるほど通信できる距離と数が増える】
同種族、もしくは共通の言語を有している者同士でのみ有効というわけか。かなり使いどころが難しいな。それに対して上下通信は言語が翻訳されるみたいだな。どれにもメリットデメリットがあるのか。ないとおかしいもんな。それじゃあ、早速通信してみるか。
…あ、エントじゃないからな。お前の言語知らないからノイズが響いてくるだからやめて。耳が痛いから。
そこで俺は神様がくれた袋の中から魔物を召喚出来る図鑑を取り出した。とは言っても乗っているのはスライム、ゴブリン、オーク、オーガ、ウンディーネ、ガーゴイルしか乗っていなかった。まあ、俺は自力で作りたいのだがな。だからこのくらいで十分か。
俺はその中からスライムを一体召喚する。召喚に必要な魔法は一体でスライムとゴブリンが10、ウンディーネが50、他が30となっていた。一千万もの魔力を持つ俺からすれば微々たる消費だ。そんな訳で早速10を消費して召喚してみた。スライムはかなり小型で掌に収まる程度でしかなかったが俺は気にせずに遺伝子操作のスキルを発動する。…ふむ、やはりスライムも例にもれず生物であるようだな。俺はスライムをいじくりまくり風呂とトイレの両方で活躍できるスライムを作成する。
このスライムは人が出す排泄物や垢や汗などの汚れを主な食料とする魔物だ。これをトイレの中にいれておけば勝手に食べてくれるだろう。これをもう一体作れば心配する必要はなくなるな。
取りあえずトイレはまだのため体の汚れをきれいにするためにスライムに体中を這わせていた。手のひらサイズだった最初は汚れを取るときになると急に大きくなり俺よりも大きくなって俺を飲み込むように汚れを取っていた。これはこれで心地いいが不快でもあるな。すぐには慣れそうにないな。
汚れを落とした俺はベッドに入りすぐに寝ることにした。日はとっくに暮れているため周りは暗い。エントの中は壁自大が光っているため暗くはないが特にやることもないのでなることにしたのである。
日が昇ってから少しして俺は起きた。時刻的には五時過ぎくらいか。早く寝た分早く起きたみたいだな。別に構わないが手早く朝食を済ませ重なり合うように寝ていたキメラをたたき起こして朝早く出ることにした。
…と思ったのだがどうやらエントはかなり優秀みたいだ。いったい何があったのかは知らないが虎や狼、鷹にその他数匹の大型獣を機に絡ませて捕まえていたのだ。俺はさっそく魔物作成に取り掛かった。今回はキメラの上位版の作成を行った。結果は言わずもがな、楽々完成したので鑑定をかけてみることにした。
名前:なし種族:魔物レベル:1/100体力:1000/1000魔力:700/700筋力:450防御力:180俊敏力:550抵抗値:500運:80ノーマルスキル:・爪術レベル1・牙術レベル1・気配察知レベル1・追跡レベル1・体力自然回復レベル1ユニークスキル:・状態異常体制レベル1・連携レベル1エクストラスキル:・配下指示レベル1・上下通信レベル1称号:中間管理職?
うん、かなり強く出来たな。一部分からないスキルがこれは鑑定で調べられるのか?そう思い分からないスキルの一つである配下指示を見ると新たに画面が現れてきた。
【配下指示】
【スキルを持つ者の配下に対して絶対的な命令を与えることができる。これは抵抗値の多少によって変化する。ただし永続的に続く命令は行使できない。レベルが上がれば命令権が強くなる】
なるほど、これは便利だな。下っ端では意味はないが上に立つ者、国王や皇帝といった国の最高権力者がこのスキルを持てばボイコットする者を無理やり働かせたりほかにも色々と出来そうだな。次は…っと。
【上下通信】
【自分が仕える者や自分が従えている者と距離があっても通信できるスキル。自分に配下がいてなおかつ自分に仕える者がいる時のみ使用可能。レベルが上がれば上がるほど通信できる距離と数が多くなる】
これはかなり便利だな。これがあれば遠くにいる配下と楽に情報共有ができるし偵察に出ていれば時間差なしで新鮮な情報が手に入る。これもかなり重要だな。さすがはエクストラスキルといったところか。そう言えばこれはテレパシーとはどう違うんだ?疑問に思い近くにいるエントに鑑定スキルをかけてテレパシーを選択する。
【テレパシー】
【好きな対象に通信することができる。ただし自分が用いる言語でのみ通信するため相手がその言語を知らなければノイズしか相手には届かない。レベルが上がれば上がるほど通信できる距離と数が増える】
同種族、もしくは共通の言語を有している者同士でのみ有効というわけか。かなり使いどころが難しいな。それに対して上下通信は言語が翻訳されるみたいだな。どれにもメリットデメリットがあるのか。ないとおかしいもんな。それじゃあ、早速通信してみるか。
…あ、エントじゃないからな。お前の言語知らないからノイズが響いてくるだからやめて。耳が痛いから。
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