雨と一緒に女の子が降ってきた?!
雪のわがまま
すいません!1話分飛んでしまいました!!(15話と16話の間の話しです)ちゃんと並べ替えます。
「故にぃー」
「どうしたの雪」
いつものように抱きつく雪。もう慣れた。
「えーとね、……お泊まりしてもいい?」
「お泊まり?」
思わず聞き返してしまった。
「うん」
「誰の家に行くの?」
「那夜ちゃんのいえー」
(那夜ちゃんの家か……)
「二人だけ?」
「ううん、夢乃ちゃんも泊まるって」
「なるほど」
故は那夜と夢乃のほうを見ると二人とも不安そうにしていた。
「とりあえず夜憂にも聞かないと」
那夜ちゃんと夜憂は姉妹なので一緒に暮らしている。だから両方承諾しないといけないのだ。
「「「はーい」」」
三人が返事をした瞬間にチャイムが鳴った。
「じゃあ、話は放課後にね」
故はそう言って雪の横へと座った。
(……最近雪も静かに勉強できてきてるし成長してるな)
最初は本当に大変だった。いうことは聞かないし、抱きついてくるし他にもetc……まあ、この話は時間があれば話そう。
(本当に成長したな……)
迷惑もあったが少し寂しいと感じる故だった。
●●●
「いいよ」
「ほんとに?」
故たちは夜憂に先ほどの話しをすると簡単に許可を貰えた。
「本当よ。ちょうど両親が今週末いないから静かだと思ってたの」
 「夜憂の両親また海外?」
「相変わらず仲がいいのよ」
「夫婦円満でいいじゃないか」
「まあ、喧嘩するよりはいいかもだけど……」
「その話はおいといて、……泊まるのは今週末?」
「そうね」
「分かったよ……じゃあ、帰ろうか」
「うん」
●●●
あっという間に時間が経った。明日はお泊まりだ。
 明日は朝から遊ぶみたいなので早く寝ようとした。
「ねー、故にぃ」
「どうしたの?」
今から寝ようとした故の部屋に雪がやってきた。ちなみに雪とは成長して以来、別々に寝ていた。さすがにあの柔らかい身体は危険すぎた。
「一緒に寝てもいい?」
「えっ」
故は驚きのあまり固まった。
「な、なんでそんなこと……」
雪は抱きついたりしてくるが、あまりわがままは言わなかった。
「寂しいの……」
そんな悲しそうな顔と声で言われたら断れなかった。
「……今日だけだよ」
「ありがとう故にぃ! 」
雪は笑顔で故に抱きつく。
「うっ……」
糸のように細いサラサラの銀髪が故の顔に近づく。いい匂いがした。同じシャンプーを使っているのになぜ匂いが違うのか。
それとお腹に柔らかいものが。
雪は薄着のパジャマを着ているので制服とは違い、感触がダイレクトに伝わってきた。
「えへへー」
「・・・・・」
嬉しい顔をしている雪を見ていると全部が吹っ飛んでしまった。←なんだそれ
 
(まだ子どもなんだなー……)
最近はしっかりしてきていたのでこうやって甘えられるのは新鮮だった。
 しばらくのあいだそのままでいると寝息が聞こえた。視線を下げると雪が寝ていた。
「風邪引くよ」
そう言って雪を自分のベッドへと運ぶ。電気を消して雪の横へいくと雪が抱きついてきてこう言った。
「大好きだよ、故にぃ……スゥ」
驚いたものの故はすぐに笑顔をつくって言い返した。
「……僕も大好きだよ。おやすみ雪」
「…………ぅん」
返事かどうかは分からなかったが、今夜はいい夢がみれそうだと思った故だった。
●●●
次の日雪は朝から出かけに行った。もちろん那夜ちゃんたちと一緒にだ。
 僕は久々に一人になったので家で静かに過ごすことにした。
ふと空を見ると雲ひとつない快晴だった。
「平和だなー……」
そんな一言が無意識に出てきた。
この一言が壊されるなんて思っるはずもなく家で過ごす故だった。
作者からのあとがき
本当に申し訳ないです!1話分飛んで不思議に思ったかも知れませんがこれが本当の16話です。順番並べ替えるんで物語はちゃんと繋がるはずです。先に読んでいた人たちには本当にすいませんでした。
「故にぃー」
「どうしたの雪」
いつものように抱きつく雪。もう慣れた。
「えーとね、……お泊まりしてもいい?」
「お泊まり?」
思わず聞き返してしまった。
「うん」
「誰の家に行くの?」
「那夜ちゃんのいえー」
(那夜ちゃんの家か……)
「二人だけ?」
「ううん、夢乃ちゃんも泊まるって」
「なるほど」
故は那夜と夢乃のほうを見ると二人とも不安そうにしていた。
「とりあえず夜憂にも聞かないと」
那夜ちゃんと夜憂は姉妹なので一緒に暮らしている。だから両方承諾しないといけないのだ。
「「「はーい」」」
三人が返事をした瞬間にチャイムが鳴った。
「じゃあ、話は放課後にね」
故はそう言って雪の横へと座った。
(……最近雪も静かに勉強できてきてるし成長してるな)
最初は本当に大変だった。いうことは聞かないし、抱きついてくるし他にもetc……まあ、この話は時間があれば話そう。
(本当に成長したな……)
迷惑もあったが少し寂しいと感じる故だった。
●●●
「いいよ」
「ほんとに?」
故たちは夜憂に先ほどの話しをすると簡単に許可を貰えた。
「本当よ。ちょうど両親が今週末いないから静かだと思ってたの」
 「夜憂の両親また海外?」
「相変わらず仲がいいのよ」
「夫婦円満でいいじゃないか」
「まあ、喧嘩するよりはいいかもだけど……」
「その話はおいといて、……泊まるのは今週末?」
「そうね」
「分かったよ……じゃあ、帰ろうか」
「うん」
●●●
あっという間に時間が経った。明日はお泊まりだ。
 明日は朝から遊ぶみたいなので早く寝ようとした。
「ねー、故にぃ」
「どうしたの?」
今から寝ようとした故の部屋に雪がやってきた。ちなみに雪とは成長して以来、別々に寝ていた。さすがにあの柔らかい身体は危険すぎた。
「一緒に寝てもいい?」
「えっ」
故は驚きのあまり固まった。
「な、なんでそんなこと……」
雪は抱きついたりしてくるが、あまりわがままは言わなかった。
「寂しいの……」
そんな悲しそうな顔と声で言われたら断れなかった。
「……今日だけだよ」
「ありがとう故にぃ! 」
雪は笑顔で故に抱きつく。
「うっ……」
糸のように細いサラサラの銀髪が故の顔に近づく。いい匂いがした。同じシャンプーを使っているのになぜ匂いが違うのか。
それとお腹に柔らかいものが。
雪は薄着のパジャマを着ているので制服とは違い、感触がダイレクトに伝わってきた。
「えへへー」
「・・・・・」
嬉しい顔をしている雪を見ていると全部が吹っ飛んでしまった。←なんだそれ
 
(まだ子どもなんだなー……)
最近はしっかりしてきていたのでこうやって甘えられるのは新鮮だった。
 しばらくのあいだそのままでいると寝息が聞こえた。視線を下げると雪が寝ていた。
「風邪引くよ」
そう言って雪を自分のベッドへと運ぶ。電気を消して雪の横へいくと雪が抱きついてきてこう言った。
「大好きだよ、故にぃ……スゥ」
驚いたものの故はすぐに笑顔をつくって言い返した。
「……僕も大好きだよ。おやすみ雪」
「…………ぅん」
返事かどうかは分からなかったが、今夜はいい夢がみれそうだと思った故だった。
●●●
次の日雪は朝から出かけに行った。もちろん那夜ちゃんたちと一緒にだ。
 僕は久々に一人になったので家で静かに過ごすことにした。
ふと空を見ると雲ひとつない快晴だった。
「平和だなー……」
そんな一言が無意識に出てきた。
この一言が壊されるなんて思っるはずもなく家で過ごす故だった。
作者からのあとがき
本当に申し訳ないです!1話分飛んで不思議に思ったかも知れませんがこれが本当の16話です。順番並べ替えるんで物語はちゃんと繋がるはずです。先に読んでいた人たちには本当にすいませんでした。
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