雨と一緒に女の子が降ってきた?!
新しい友達
めっちゃ遅くなってすみません!!
雪に新しく友達ができた。
「それでねー……」
「そうなんだ」
「……(こくこく)」
休み時間雪は那夜ちゃんと新しくできた友達夢乃ちゃんと三人で楽しくお喋りをしていた。
「………」
僕はチラッと三人を見ると夢乃ちゃんと目が合った。夢乃ちゃんはすぐに顔を背けてしまった。
(はぁ、これで何回目だろう……)
ため息をつく。夢乃ちゃんと目が合うのはこれが初めてではない。何回か目が合っている。
(諦めない、ってそういうことか)
夢乃ちゃんには先日告白されたのだが、「まだ付き合えない」と断ったのだが「諦めません!」って言われてどっかいってしまったんだよなー。
 そして、告白の次の日に夢乃ちゃんは雪の友達となっていた。静かで恥ずかしがり屋だと思っていたんだけど、違ったみたいだ。
 これからどうしようかなーと考えていると後ろから誰か抱きついてきた。
「うわっ」
驚きながら後ろを向くと雪がいた。
「故にぃー」
「どうしたの……というか離れて」
「いやー」
雪はそう言って更に密着してくる。
むにゅんと小さすぎず、大きすぎない柔らかいものが背中で形を変える。
 教室にいた男子たちがこちらに視線を向けた。
「うっ……」
僕は二つの意味で焦った。
一つは背中で形を変えている柔らかいもの。もう一つは男子からの殺気と嫉妬が混ざった視線だった。
 冷や汗が止まらない。
(た、助けて那夜ちゃん!)
僕は那夜ちゃんのほうに顔を向けて助けを求める。
「………」
那夜ちゃんはなぜか胸を押さえていて動かず、夢乃ちゃんは羨ましいそうにこちらを見ている。
(いやいや、二人ともそんなことしてないで助けて!?)
僕がどうにかできないか考えているとチャイムがなった。
「!、ほ、ほら雪、席に戻らないと」
僕は雪に言って離れてもらった。
「……はーい」
雪は名残惜しそうにしながらも席に戻った。
「ふぅ」
(雪って可愛いから男子たちの殺気がすごいんだよね……)
雪は転入そうそう人気になりクラスでトップレベルに可愛かった。
ちなみに那夜ちゃんや夢乃ちゃんもトップレベルな可愛さである。
(那夜ちゃんなにかあったのかな)
先ほど胸を押さえていた那夜に心配する。
(帰りに夜憂にでも聞くか)
●●●
「那夜がなんか変?」
「そうなんだ」
故は放課後夜憂と帰っていると那夜のことを話した。
「うーん、特に変な様子はないけど」
「それならいいんだけど……」
「なにかあったら言うからそんな心配しなくても……どうせ告白とかだろうし」
「そうなの?」
「那夜は可愛いからね」
(そういうものなのかな?)
男子にはわからない部分があるのだろう。
 そのまま数分ほど歩いていると家が見えてきた。手前が夜憂の家で隣が故の家だ。
「じゃあね、故」
「うん、また明日」
故は心配が消えないまま家に帰るのだった。
作者からのあとがき
いやー、遅くなってすみません。これからしばらくはこちらのほうを書いていくので楽しみにしていてください!!
そして「最弱になりすました最強」を小説家になろうでも投稿したのでよろしくお願いします。
誤字脱字等など文句は言ってくれれば直そうと努力するので気軽にお願いします。(文句よりもコメントのほうが嬉しいです)
雪に新しく友達ができた。
「それでねー……」
「そうなんだ」
「……(こくこく)」
休み時間雪は那夜ちゃんと新しくできた友達夢乃ちゃんと三人で楽しくお喋りをしていた。
「………」
僕はチラッと三人を見ると夢乃ちゃんと目が合った。夢乃ちゃんはすぐに顔を背けてしまった。
(はぁ、これで何回目だろう……)
ため息をつく。夢乃ちゃんと目が合うのはこれが初めてではない。何回か目が合っている。
(諦めない、ってそういうことか)
夢乃ちゃんには先日告白されたのだが、「まだ付き合えない」と断ったのだが「諦めません!」って言われてどっかいってしまったんだよなー。
 そして、告白の次の日に夢乃ちゃんは雪の友達となっていた。静かで恥ずかしがり屋だと思っていたんだけど、違ったみたいだ。
 これからどうしようかなーと考えていると後ろから誰か抱きついてきた。
「うわっ」
驚きながら後ろを向くと雪がいた。
「故にぃー」
「どうしたの……というか離れて」
「いやー」
雪はそう言って更に密着してくる。
むにゅんと小さすぎず、大きすぎない柔らかいものが背中で形を変える。
 教室にいた男子たちがこちらに視線を向けた。
「うっ……」
僕は二つの意味で焦った。
一つは背中で形を変えている柔らかいもの。もう一つは男子からの殺気と嫉妬が混ざった視線だった。
 冷や汗が止まらない。
(た、助けて那夜ちゃん!)
僕は那夜ちゃんのほうに顔を向けて助けを求める。
「………」
那夜ちゃんはなぜか胸を押さえていて動かず、夢乃ちゃんは羨ましいそうにこちらを見ている。
(いやいや、二人ともそんなことしてないで助けて!?)
僕がどうにかできないか考えているとチャイムがなった。
「!、ほ、ほら雪、席に戻らないと」
僕は雪に言って離れてもらった。
「……はーい」
雪は名残惜しそうにしながらも席に戻った。
「ふぅ」
(雪って可愛いから男子たちの殺気がすごいんだよね……)
雪は転入そうそう人気になりクラスでトップレベルに可愛かった。
ちなみに那夜ちゃんや夢乃ちゃんもトップレベルな可愛さである。
(那夜ちゃんなにかあったのかな)
先ほど胸を押さえていた那夜に心配する。
(帰りに夜憂にでも聞くか)
●●●
「那夜がなんか変?」
「そうなんだ」
故は放課後夜憂と帰っていると那夜のことを話した。
「うーん、特に変な様子はないけど」
「それならいいんだけど……」
「なにかあったら言うからそんな心配しなくても……どうせ告白とかだろうし」
「そうなの?」
「那夜は可愛いからね」
(そういうものなのかな?)
男子にはわからない部分があるのだろう。
 そのまま数分ほど歩いていると家が見えてきた。手前が夜憂の家で隣が故の家だ。
「じゃあね、故」
「うん、また明日」
故は心配が消えないまま家に帰るのだった。
作者からのあとがき
いやー、遅くなってすみません。これからしばらくはこちらのほうを書いていくので楽しみにしていてください!!
そして「最弱になりすました最強」を小説家になろうでも投稿したのでよろしくお願いします。
誤字脱字等など文句は言ってくれれば直そうと努力するので気軽にお願いします。(文句よりもコメントのほうが嬉しいです)
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コメント
さっくん
待ってました!!