ストーカー女と化した同級生に惚れられたんだが、どうすれば!?

未完ちゃん

第25話 早川翔平

「なぁ、弟っていくつなんだ?」

「10歳です。」

10歳、か。

「もうひとつ、いいか?」

「はい、」

「なんで、実用的な物をプレゼントしようと思ったんだ?」

「それは、私、10歳の男の子が欲しがるような物が分からなくて....
それで、実用的な物なら、邪魔にならないだろうし、使ってくれるかなって。」

「そっか。弟のことや、プレゼントした物をどう使ってもらうか、よく考えてるんだな長谷川は。」

お優しい姉だな、

「え、?」

「あ、いや、俺、妹いるんだけど、実用的な物って、
プレゼントしたことないなって。
大体、妹が好きなケーキを買ってきたり、ハマってるアイドルグループの写真集とかをプレゼントするから。」

「そう、なんですね。
でも、妹さんのことをよく考えてプレゼントしていますね。」

「そう言ってもらえて、嬉しいよ、ありがとう、長谷川。」

そう言って長谷川に笑いかける。

「っ....はい、。」


....顔が赤い。照れてるのか??
だが、いずれにしろ、
俺は.....
たとえ、長谷川が俺に好意を抱いていたとしても.......俺は……















「今日はありがとうございました!おかげさまで、プレゼントを買うことが出来ました!」

「どういたしまして。
役に立てたなら嬉しいよ。
ところで、少し話があるんだけど、いい?」

「え?はい、大丈夫です、けど」

「あのさ、」

「はい。」

「早川翔平って、知ってる?」

早川翔平。
それは、俺の父親の名。

「.................!!はい、知ってます…
その人は、事故で死んでしまった人ですよね?
前にテレビで流れてました。」

そういえば、そうだったかもしれないな。
あの時はテレビなんて見てる余裕なかったけど。






「あぁ、そうだったかもな。

だが、同時に.....お前が車で轢き、見捨てて、
殺した男の名でもあるよな、長谷川?」

  


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