ストーカー女と化した同級生に惚れられたんだが、どうすれば!?

未完ちゃん

第20話 良介との出会いは....

「じゃーな、良介」

「おー。また明日なー翔太ー」


良介とは家の方向が途中までは道が同じだが、
花屋の前の別れ道からは別方向になる。
良介と別れてからも、
良介に言われた、人と特別な関係になるのが怖いんだろう。という言葉が胸に残っている。
図星、なのかもしれない.....
ここだけの話、正直に言うと俺は、
人に裏切られるのが怖い。
深く干渉した人や、好意を持った人ほど、
俺から離れていく。
だが、ただ1人、
良介だけは離れていかなかった。
それが何故なのか、俺には分からない。
ただ、ひとつなんとなく分かるのは、
良介は、恐らく、俺が良介から離れない限り、
良介は自分からは、俺から離れない。


突然だが、ここで、俺が良介と出会ったきっかけを話そう。
良介と会ったのは中学生の頃。
その頃、俺は問題児だった。
クラスメイトや、上級生と喧嘩ばかりして、
授業なんてろくに聞かず、夜、親が仕事でいないときには、夜遊びすらもしていた。
そんな俺が良介と出会ったのは、偶然だった。
親が出張で家を3日間留守にするという時があった。
俺は当然、例のごとく、夜遊びに明け暮れた。
まぁ夜遊びと言っても、ゲーセンに行ったり、
煙草を吸ったり、喧嘩をしたりするだけだが。



.....煙草、辞めてよかった。

まぁ煙草を吸ってたのは、仲間内のノリだったしなー。
いや、確かに未成年だから、吸ったら駄目って知ってたけど...!!
わっ若気の至りということで.....!!
と、いもしない誰かに言い訳する。

話がズレたが夜遊びに明け暮れ、あと1日で親が帰ってくるとなった日の夜、
俺は良介に出会った。
良介は、俺の仲間、5人に殴られていた。
良介からは、ただ一方的に殴られるだけで、抵抗をしようという気が微塵も感じられなかった。
それが余計に気に触ってたんだろう。
良介への暴力は終わる気配がなさそうだった。
だから、俺は慌てて、名も知らない赤の他人を助けに入った。
仲間達は一瞬固まっていたが、すぐに笑い、
良介を殴るのを一緒にしないか?と誘った。
が、俺はそれを断った。
すると、いきなり目の前に拳が飛んできて、咄嗟に目をつぶった。
きたる衝撃に備えて。
が、いつまで経っても、くるであろうと思われた衝撃は来ず、
恐る恐る目を開けると、
やるよな?と
いや、やらない。
反射的に答えていた。



後はもう、良介を庇いながら、
1VS5の殴り合い。
2.3人ぐらい血だらけになりながらも、
根性でぶっ倒したところで、良介が呼んだのであろう、警察が来た。
俺に事情を聞かれそうになったが、
俺が血だらけなのと、良介が警察に全てを話してくれたおかげで俺が深く聞かれることは無かった。


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