ストーカー女と化した同級生に惚れられたんだが、どうすれば!?

未完ちゃん

第17話 山野先生 素

「.............。」

しばらく、沈黙が続いた。
その沈黙を破ったのは、山野先生がどこからか戻ってきた時だった。

ガラッ

「あーーつっかれた〜ったく。なんで私が相談に乗らなきゃいけなっ....」

「え。」
「え。」

普段の教育者という立場での物言いとうって変わり、(おそらく)素の自分を丸々と出して入ってきた。
これには俺と長谷川も驚いた。
まぁ、1番驚いてたのは山野先生だけどな。

「ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

山野先生は、学校中に響き渡りそうなぐらいの大声を出した。
それにより、近くにいたのであろう、体育の教師、熱盛 熱男先生が保健室に入ってきた。


「どうしたんだぁ!先生ぇ!」

「..熱盛先生じゃないですか.......
どうかしましたか.......?」

うわーー、すごい。
さっきの面白いくらいの驚愕の表情はどこへやら。
もうすっかり、いつもの山野先生になってる。
なんか、怖いわ。
山野先生みたいな先生でも、裏表あるんだな。

「いやぁ.....先生の大声が廊下に響いてたから、何事かなーっと。」

「なんのことですかね?早川くん、長谷川さん、私、大声なんて、出しましたか?」

「いえ、出してません。」
「ええ、、出していませんでした。」

ここで、はい。出してました。
なんて、言ったら、後が怖いから、絶対に言わない。
おそらくは、長谷川もそうだろう。

「ね?熱盛先生の聞き間違いだと思いますよ?」

「そっそうかぁ、、??」

釈然としない様子だったが、山野先生に押され、渋々保健室から出ていった。
山野先生は、熱盛先生を保健室から、追い出したあと、すぐに戻ってきた。

ピシャン

「さてと.....なぜ、保健室にいるんですかね........?」

「え?長谷川が怪我をしたので、その処置をしようと.....」

「そんなことは聞いてません。」

ピシャリと言われてしまった.......
いや、でも。なぜ保健室にいるのかって、それ以外ないだろう......。

「.........。」

「はー、、もういいです。バレてしまったものは、仕方ない、。とりあえずさっきのことは、忘れる。と約束しなさい。」

「.....はい。」
「分かりました。」

頷いたものの、すぐには忘れられないけどな.....

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