【旧】魔法の世界でプログラム

北きつね

ナビシステム

結局、会議の席で喚いていた奴が、デブレールに買収されていた。最初は、脅されていただけだったようだが、魔道具や、エルフの工芸品を、横流していた。ヘーゲルヒの元領主が倒れた事もあり、焦ったデブレールは人身売買に手を出したようだ。街の有力者や貴族を買収するのに必要になったようだ。最初は、孤児院やスラム街や農村部の子供たちを狙っていた。徐々に、奴隷商から要求に答えるようになって、今回エルフ族やドワーフ族を狙った。それに、エアフルト家が乗った形になる。
エアフルトで直接デブレールと取引をした者達は、即刻死刑が言い渡された。残された者も、関わりが疑われる者は奴隷身分に落とされて、マナベ商会に引き取られる事になった。関わりが薄いと判断された者も、エルフのコミュニティーからの追放が言い渡された。追放された者も、全員がマナベ商会預かりとなった。
それらの手続きの為に、さらに数日エルブンガルドで過ごす事になっていた。
契約は終わらせているが、口約束になっている部分が多いので、それらを、ロルフと詰める事になっていた。指定された場所に行くと、ロルフではなく、ザシャの姉アルビーナが待っていた。「アルノルト殿。それから、アンネリーゼ殿。」「え?ロルフ殿と話をすると聞いていましたが?」「あっロルフですが、発作ザシャ可愛がりが出てしまったので、変わりに私が来ました」「そうですか、それは、大変な状態なのでしょうね。それで、今回は、ザシャが俺に付いていくって事を反対しているのですか?」「えぇまぁそうですね」「・・・わからなくもないのですが・・・そえで、今日は、どうしましょうか?」「え?あっそうですね。魔核を使った武器という物を私は詳しく知りません。そこで、それらを見せていただきたいのですができますか?」「いいですよ。でも、私もエルフの手法と違うと、いう事位しかわからないので、何が正しいのかはわかりませんよ?」「大丈夫です」「わかりました」
前に、ドワーフにした実験を行う。アルビーナは、風の加護があるという事だったので、風と水で違いを感じてもらった。
「アルノルト様」「なんでしょう?」「この魔法武器は・・・「魔道具ですね。少なくても、俺の中では!」」
「この魔道具は、誰でも作れるのでしょうか?」「わかりません。それを、検証してもらいたいのです」
それから、手順の説明を行う。アンも加わって、話をした。
概ね。俺の意見が通った形になった。最終的物は、アンが文章を起こして、アルビーナに渡した。エルフ側で最終的に、判断して返してもらう事になった。俺と、エルフの代表としてザシャが、後日サインして交換する事になった
話がつめ終わったのが、昼少し前だったので、そのまま食事をする事になった。三人で食事をしていると、ザシャとディアナが入ってきた。
「姉様。アルに余計な事、言ってないよね?」「余計な事?」「うん!」「さぁ何も、話していませんよ。ね。アルノルト殿」「えぇそうですね。ロルフが大変だったって話ししか、聞いていない」「それが、余計だって言うの!」「アル。本当に、ごめん」「ん。別にいいよ。俺としては、しっかり契約ができたからな」「え?契約?」「そ?契約の話しをしていただけだよ?」
「プッ!ハハハ!あぁ面白い。ザシャ。本当に、アルノルト殿の事となると、貴女、見境なくなるのね」「・・・なっ姉様の馬鹿!騙したのね!」
ザシャが耳まで真っ赤にして怒っているが、何を怒っているのか解らない。「なぁアン。あれはどういう事だ?」「あれって、ザシャの事?」
「うん。あれはね・・・」「ディアナ。言わなくていい。アンもだからね!」「はい。はい」「解っているよ。ザシャ。秘密なのでしょ」
「なにか、解らないが、解った。それで、後は、街につれていくメンバーとライムバッハ領に送るメンバーの選定だけ?」
「あっ、父さんから頼みがあるって言っていた」ドワーフからも何かあるのか?
「アル。アンテナショップだっけ?あれって、この前使った屋敷を使うの?」「あぁそうだよ。コンラートの屋敷を改装して使うつもりだよ」「そう・・・。私達も、そこで店持ちたいけど大丈夫?」「ん?別にいいけど、ディアナが店をやるの?」「ううん。父さんとお兄。だよ」「大丈夫だよ。そのあたりは、現地で、ギルと調整かな」「ディアナのお父さんからの頼みってそれ?」「うん。でも、父さんから話を聞いて欲しい」「わかった」
それから、ディアナに連れられて、ドワーフの人たちがいる場所に向かった。やたらと歓迎されているのがびっくりしたが、どうやら話を聞くと、一部のエルフがすごく嫌われていたようだ。仕事ができないくせに、言うことだけは"いっちょまえ"とか言っていた。その筆頭が今回問題をおこした奴ららしいので、そりゃぁドワーフとしては嬉しい限りだ。エルフ側の対応もガラッと変わったと言っていた。関係は悪くなかったけど、やはりイラッと来る事は多かったらしい。
「アルノルト殿」「え?あっはい。ディアナから、ヘーゲルヒ街の事は聞きました。問題はないのですが、現地の事は、ギルベルト・シュロートにまかせていますので、現地で打ち合わせしませんか?」「お。いいのですか?」「勿論ですよ。鍛冶場を作るだけのスペースがあるかわかりませんが、それでもよければです、けどね」「あぁそれはなかったらなかったで、別の場所を探しますよ」
「ねぇアル」「ん?何?」「森の中は、エルフ族の物になったのだよね?」「そうだよ」「それなら、鍛冶仕事が出来る場所を、森に作れば?」「ディアナ。どう思う?」
「父さん。お兄。どう?」「それが出来るのなら、最高だな。ここよりも、音を気にしなくていいからな。獣もまぁ大丈夫だろう」
それから、話はトントン拍子に進んだ。ドワーフは、エルブンガルドから出て、西に少し進んだ、森の端に集落を作る事になった。鉱石が取れる山や川が流れている場所なので、鍛冶仕事には都合がいいという事だ。
諸々の準備も終わって、俺達は、明日の朝に、エルブンガルドを出立する事になった。奴隷になってしまったエルフや、事実上の追放処分になった者達を連れての旅程だ。面倒事を背負い込んだとは思うが、しょうがない。面倒を見ると約束してしまった手前、最後まで面倒を見る事にしよう。ルトに確認して貰ったが、マナベ商会の預金は増える一方で減る機会がないと言うことだ。
確かに使い道がない。今は、エルフ達の賃金にあてがおう。子供は、学校に活かせて、ヘーゲルヒに残せる奴らは、店番に使えばいいかな。ライムバッハ領に送るのは、ルステオ辺りに任せて、執事やメイド訓練をやらせればいいかな。
そんな事を考えて、割り当てられた部屋で寝ようと思っていた。ドアがノックされた。
「アル。起きている?」「ん。ザシャか?起きているよ」「ちょっといい?」「あぁ」
ドアを開けて入ってきたザシャは、普段通りの格好なので、少し残念に思いながら、ホッとした。「なに?こんな夜更けに。明日早いよ」「うん。わかっている。でも、一言だけ言わないとならないと思っていた」「ん?」「ごめん。そして、ありがとう」
ザシャは、俺の手を握って、深々と頭を下げた。
「ザシャが謝るような事も、お礼を言うような事もなかったと思うけどな」「ううん。違うの。違うの。今回の事自体が、私の我儘なの」
泣き始めてしまった、ザシャを椅子に座らせてから、部屋に有った物で、暖かい飲み物を作った。「ザシャ。俺は何も気にしていない。これでも飲んで落ち着いて」「グスン。ありがとう」
すすり泣く音が次第に小さくなった。「落ち着いた?」「うん。アル。ありがとう」「どういたしまして」「それにしても、お茶、淹れるの上手だね」「ん。趣味みたいなものだからね」「今飲んだのって何?飲んだことない味だったよ」「あぁ何種類かのお茶を混ぜたブレンド物だからね」「へぇそんな事も出来るのだね」「だから、趣味だよ」「本当に、アルってなんでも出来るよね」「なんでもはできないよ。知っている事が少し多いだけの器用貧乏だよ。今のお茶だって、ラウラの入れた物の方が美味しいよ」
沈黙が流れる
「ねぇアル。私って・・・ううん。何でもない。忘れて!」「あぁ」
「ねぇアル。明日からもよろしくね!」「勿論だよ。巫女姫様!」「もう・・・アル。私は、もう巫女じゃないよ。ただのザシャだよ」「そうだね。姫様!!」「アルの意地悪。でも、ありがとう」「何の事かわからないけど、ザシャはザシャだよ。今までも、これからもね」「うん(負けない。ヒルダにも、ラウラにも、カウラにも、エヴァにも、イレーネにも、ディアナにも・・・ナーテにも・・・なんか、ライバルが多いような気がする。あと、アンとルトも?ディアナも?)」
何か、俯いて、ザシャがブツブツ言っている。下から覗き込みたい衝動を抑えて、「ザシャ?どうした?」「ううん。何でもない。大変な事が解っただけ・・・」「そう、それなら・・・頑張らないとね」「そうだね!出来る事から初めて見るよ!」
そう言って、ザシャは、立ち上がった。ドアまで言ってから、俺もザシャを送り出すために、ドアまで歩いた。振り向いたザシャは「お茶美味しかった。また飲ませてね」「勿論だよ。おやすみ」「うん」
そういって、ザシャは俺に抱きついてきた。すぐに、身体を離して、ドアから出た「アル。おやすみ」そして、ドアをすぐに閉めた。その顔は、真っ赤になっていた。多分、俺も同じくらいに真っ赤になっているのだろう。ザシャ流のお礼だったのだろうか?深く考えるのは辞めておこう。
いろんな事がありすぎて、頭がパンクしそうだ。今日は、解析や開発をしないで寝る事にする。
幸いな事に心も身体も疲れていたのか、ベッドに横になると、すぐに睡魔が襲ってきた。睡魔に襲われるがままに、眠る事にした。
アンに起こされるまで熟睡してしまったようだ。もう、皆揃っているという事だ。奴隷になったものは、他のエルフからの視線が痛くて、早く出立したい。追放される物も同じ考えのようだ。ザシャとディアナもすでに準備を終えていた。ザシャは、ロルフと何か言い争いをしているが、年中行事なのだろう。もう気にしない事にしておく。
今日は、一つ試したい事がある。結界の中だと上手く動かなかった、”カーナビ”を使ってみる事だ。ポータブルカーナビなので、そこまで高機能ではないと思うが、道の記憶が出来れば嬉しい。近くの様子が解ればもっと嬉しい。一番の目的は、”座標位置”がわかるか試す事だ。何せよ、まだ初期画面さえもエラーになってしまうので、何が出来るのかさえも解らない状態が続いている。結界から出た所で起動してみれば、利用できるのか判断出来ると想っている。
「よし。行くか!」
後ろから、ロルフが駆け寄ってきた。今回は、ロルフは一緒に行かないで、エルフの護衛は他の物が務める事になっている。ここ数日、アンが凄まじく強いという噂が立って、腕自慢のエルフやドワーフを全員返り討ちにしたおかげで、護衛の人数も最低限の人数に抑えられてしまった。別にそれで問題は無い。アンが眷属を使って、辺りを警戒する事になっている
「アルノルト殿」「どうしました?」「おばばが、"これを持たせろ"と、言っている」
受け取ったのは、古い日記の様な物だった。パラパラとめくると、フランケンシュタイン博士の実験メモだという事が解る。
「これは?」「これが、エルフの秘法だ!」「え?いいのですか?」「誰もヤルとは言っていない。貸してやるから、いずれ”ザシャ”と二人で返しに来い」「え・・・あっ解りました。"お預かりします"と、お伝え下さい」「あぁ」
ロルフは、俺の横に居る・・・正確には、半分俺の後ろに隠れているザシャに向いて
「ザシャ。おばばからだ”お前の気持ちは解った。すきにしろ。その代わり、負けて帰ってくるな。帰ってくるのなら、二人で帰ってこい”と、いう事だ」「わかった!兄様。ありがとう。おばばに伝えて、”私は負けない”と、ね」「わかった」
また、ロルフは俺を見て、手を差し出してきた。
「アルノルト。世話になった。これから、ザシャを頼む」
出された手を握った
「わかった。何を頼まれるのか、解らないが、俺のちからが及ぶ範囲で、ザシャを守る」「そうだな。それで”今は”十分だ」
思いっきり力が入れられる。握り返しても良かったのだが、何か、違う感じがしたので、そのまま受け流す事にした。顔を少し歪めると、ロルフは少しだけ満足した感じで、手を離した。
結界に順番に触れる。出口ではない間違った場所に触れてから、中を歩くと、森の一定場所に移動する事になっている。前回の事もあるので、入る前に、時間を計る事にした。
後、移動した場所から少し離れた所で一旦集まる事になった。最初は、アンが入る。結界を抜けた先に、襲撃者が居ても対処出来るだろうという判断だ。最後は俺になっているが、俺が結界に入った事を確認して、"巫女”が結界を入れ替える事になっている。
結界に触れて、中に入る。やはり何も不思議な感じがしない。魔法が発動されている雰囲気もない。
二歩進んだ所で、視界が開けた結界を抜けたようだ。
時間を確認する。やはり、2時間近く経過している。体感的には、5分も歩いていない。
「アン。」「アル。アンは、近くに居た奴らを捕えて、今尋問している」「そうか、わかった場所は?それから、ザシャ。俺が来るまでに時間はどのくらい経過した?」「私が来てからすぐだよ?それがどうしたの?」「ん。ならいい。」
そうか、移動に時間がかかるのか?感覚的な物だからなんとも言えないけど、2時間も経過した理由だけが解らない。単純に、ポケコンの処理速度を越えているから時間がかかったのなら、それはそれでいいのだけどな。
「あぁアル!」「アン。こいつらは?」「ん?私が、結界から出たら襲ってきた。仲間もいそうだったから、眷属を派遣して、見つけた」「そう。それで何か喋った?」「うん。帝国の奴隷商に雇われたって事だけど・・・ね」「あぁそう言わされているって感じたのだな」「うん。いい。アン。続きは、俺が話を聞くよ」「わかった」「あっそうだ。アン。この”ポータブルナビ”を起動しておいて!」「わかった」
目の前には、気絶している男が4人と縛られて、何かを怒鳴り散らしている奴らが3名居る。「貴方たちは、エルフとドワーフを捕まえに来たのですか?」「しらねーよ。俺達は、さっきのねえちゃんが急に現れたから、魔物かと思って攻撃しただけだ。俺達が何をした」「攻撃したってご自分でいいましたよ。それに、ここは、エルフの領地になっているはずです。誰に許可を貰って来たのですか?」「そんな事俺が知るわけ無いだろう?ヘーゲルヒ街から来た。それだけだ」「それこそおかしいですよ。今、規制されて、入られなくなっていますよ?」「・・・そんな事知るか!俺に、こんな事をして、デブレール様が黙っていないぞ!」
あっダメな情報!
「へぇデブレールを知っているのですか?そうか、そうか、貴方たちが、こちらでエルフとドワーフを攫っていく係だったのですね」「何を言っている!」「あっ一つ教えてあげます。デブレールは失脚しましたよ。奴隷商も、貴方たちの雇い主も、今頃、ヘーゲルヒの街から逃げ出していると思いますよ」「そんな・・馬鹿な・・・」
「アン。これだけの人間連れて行くのは面倒だよね?」「うん。2~3人居ればいいと思うよ」「そうだな。どうせ、森の中だから、面倒し全員殺して、知らなかった事にする?」「そうだね。どうせ、デブレールも奴隷商ももういない事だし、こいつらがここでいなくなっても、誰も困らないでしょ」
捕まっている奴らを見回した
「殺すのも面倒し、縛ったまま放置でいいと思うよ。もう少し奥地においておけば、獣や魔物が食べてくれると思うよ」「そうだな。そうするか!」
「まっ待ってくれ」「あ”?待つ?面倒だよ。だって、お前たち馬鹿だろう。どうせ、俺が欲しい情報なんて持っていないだろう?」「そんな事は・・ない。ありません。なんでも話します」
「いいよ。無理に話さなくても、俺も聞くのが面倒だし、どうせ、聞かれてないから、話さなかったとか言うのだろう?」「そんなこと」「はい。はい。解っているよ。面倒だから、死んで!お願いします!」
「そんな事言わないで下さい。そうだ、護衛は必要ですよね?」「そうだな。お前たちを捕まえた、アン以上に強ければ・・・だけどな」「・・・」
「ほら、時間の無駄だろう?」「お願いです。命だけは、命だけは・・・。そうだ、お金。俺達が稼いだ金を差し出す」「金?必要ないよ。あぁ強がりじゃないからね。名前名乗ってなかったね。俺は、マナベ。アルノルト・マナベ。マナベ商会のトップだ」「え?マナベ商会・・って、あのリバーシの開発をしたという?」「そうだよ。そこのトップが持っている金額以上に魅力的な金銭なのだろうな?」「・・・・」
「はぁわかった。ヘーゲルヒ街まで連れて行ってやる。そこで、自分から罪を認めるのなら、話を聞いてやる。幸いな事に、審問官が王都から来ているはずだからな」「え?あっはい。わかりました。ありがとうございます」
男たちの話が終わった。デブレール関連なら話を聞く必要性が少ない。コンラートにまかせてもいいかも知れない。
エードルフやシュトライトの所で使えそうなら、奴隷として雇えばいい。
「アル!」「どうした?」「ナビが立ち上がったよ。何か、オーナ登録を求めている」
え?あぁそうか、OSか?確か、このタイプのポータブルナビには、Wind○wsCEが使われている事が多かった。利用者を登録して使うタイプだったのだろう。
アンから、ナビを受け取った。しっかり起動した状態になった時に、登録画面に進むようになっていたのだろう。結界の中では、なぜできなかったのかを含めて、もう一台で検証すればいい。今は、起動後の画面を確認して行く事にする。画面上に、バーチャルキーボードが起動する。そこから、いつもと同じID/PASSを入力する。後は、指定された内容の設定を行う。
最後に、”GPS検索中”と表示される。衛星なんて無いだろうから、どうするのだろうと思っていたが、検索対象が見つかった様だ。魔法の世界ってすごいな!ナビが再起動される。
今度は、”最適化”と表示されて、何かを行っている。通常なら、OSのバージョンアップが入るはずである。それが終わった様だ。
言葉が、こちらの言葉に切り替わっている。読むのは問題ないが書くことが出来るのか疑問だったが、キーボード入力ではなく文字認識での入力オンリーになっていた。
そして、待望の地図(?)が表示された!見える範囲だけのようだ。だけど、歩いた場所が軌跡となって表示される。
ダンジョンで使えたら、マッピングが必要なくなる。そして、ナビだから出来ると思っていた、ピン立てもできた。そして、一番知りたかった情報である”位置情報”が表示されていた。タップ位置で、数字が違っている事が確認できた。そして、ポケコンに設定されていた場所の数字が近似値を示している事から、間違いなく、”位置情報”だ!
小躍りしそうな位嬉しくなってしまった。これで、移動魔法の問題点の一つが解決した事になる。ナビは全部で3台。初期化を全部行っておくべきだろう。

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