最強無敵の賢者(ワイズマン)
Love29「パ-ティ・パ-ティ・バン・バン(前編)」
『此方、東京湾です!アメリカ合衆国・第七艦隊・旗艦新鋭核融合炉空母[バラック・オバマ]が何者かに占拠されてから、一夜明けました。先程、米軍特殊部隊のヘリと思われる機体が接近を試みましたが空母からのミサイルで撃墜されました』
「日本政府の対応ですが、[今回の事は誠に遺憾]であると抗議を上げると同時に占拠している集団へ即時無条件投降を求めています」
『各国の反応ですが、何れも求めが有れば必要な対策や方法を提案したいとの事です!』
「世界一位の付焼氏をティーパーティに招待したいという事について、政府は沈黙を守っています…」
此処は少年の家の食堂のディスプレイから映像と音声が流れてくる、今日は学校が臨時休講である
「じゃ、ティーパーティ行ってきますね!服とか変じゃない選んで貰ったんだけど?」
『イイエ、主様素晴らしくピッタシ有って居ります、其れでは良いティーパーティを!』
「後は任せた奥田さん!」
彼は深々と頭を下げながら主が出かけるのを見送った
***
 此処は東京湾、何時もなら多数の船舶が移動を繰り返すが、今日は移動しているのは自衛隊のイージス艦と米海軍の艦艇のみである。だが、マスコミは空に海に近寄ろうと何時の時代も変わらない野次馬根性で詰め寄って居るが放水や艦艇の体当たりで阻止されていたが、ある新聞社の高速漁船が封鎖を抜けて空母に寄ろうとした時だった!ドゴォンと水柱が立ち高速漁船は海の藻屑と成った。 まあ、230年前に変態新聞と言われ日本を貶めた新聞社に属する新聞記者は海の藻屑と成っても問題は無い。 話は逸れたが4機のヘリに囲まれた機体が現れた、その機体は米空軍A-10バリの変態装備を付けている。やがて、上空で空母を護衛していたヘリや戦闘機が通路を作ると真ん中で護衛されて来た機体が空母に向けて降り始め四機の護衛機は家へ帰路へ付いた。
一方、空母甲板で彼は青空にギラギラと照りつける太陽を琥珀色の瞳で見ると眩しそうに左手を上げ、周りには屈強で有りながら虚ろな瞳で彼を見つめる海軍兵士達が列を造り出迎えた、彼の前に居るのは艦長らしき男だ
「キョウは、ティーパーティにキテクダサリり、アリガトウギザいます。付焼匡央様」
『ご招待感謝します、僕を招待してくださったマダムはドチラニ?』
「マダムなカンキョウでウェイトシテオリマス」
虚ろな瞳に呂律の回らない声で艦橋を指差した
やがて彼は、艦橋に着くと其処には大きな机の上に白いシーツが引かれクッキーからチョコレートやケーキのアメリカ風味の原色の色合いを引き出し一番奥のテーブルの席には喪服のベールを被った小さい少女の様な姿の人物が座っていった。彼はその人物と向かい合うように座るとその人物が口火を切った
「今日はようこそ、我がパーティへ、中々お口に合わない原色の菓子だけですがお食べに成って下さい」
『其れでは戴きますね、このケーキ凄いですね七色とか躰に悪そうです、実に興味深い』
彼が一口を入れると少女も同じ様にケーキをベールの中に入れた
『以外でした、毒も何も入れてないのですから』
「まあ、そうですね交渉をする前に相手を殺してしまったら意味が無いですからね」
『で、御用件をお聞きしましょうか、お嬢さん』
「率直に言いましょう、エウロパ連邦、第三王女のブラウ・フォン・エウロパから手を引いてください」
『ほう、もし手を引いた場合に僕が得られるものは?』
彼はフォークでブスリと差し少女の方へ向ける
「東京、イヤ日本の核融合の暴走から救うことが出来ます」
『もし、断ったら?』
「我が艦の持てる力を使い、日本中をこうします!」
その人物女が手を振ると、彼との間の壁が穴を空けボロボロに成りテーブルの上のケーキやクッキーが粉々に成りチョコビーンズが宙を舞った。彼は銃弾でボロボロに成った壁を見つめ、先端が無く成ったフォークをクルクルと廻しながらその人物の方へ向かいこう答えた。
***
場所は、変わって此処は京都の川沿いの喫茶店でティータイムをしている二人の少年少女が居る
『流石、日本の古都だけ有って美しいな!所で本能寺とやらはドコだ!一度行ってみたいな』
「ブラウさん、どうして君は本能寺に興味が有るの?」
『其れはだな!織田信長という女武将が天下統一前に死んだところだろう?何でも其れを妬んだ明比光秀という女武将が火を放ったと』
「まって、ブラウさん!織田信長は男だよ!」
『え、そうなのか!兄貴が良く見せてくれたゲームという奴では女武将だったぞ!碓か30万円注ぎ込んでも出ないからって運営をハッキングしてデータぶっこ抜いて居たぞ』
「お兄さん…其れは違うゲームだよ…」
『もしかしたら、将来お義兄さんになるかもしれないな!お、来たぞ』
着物姿の女性ウェイターが抹茶ぜんざいを運んできた、淹れたてのお茶に自家製餡と白玉と桜の花びらが浮いている彼等が其々口に運ぶと
「『美味しいーー』」
其れもそのはず擬似料理では無く有機栽培で作られているからで有る因みに一杯は擬似料理では500円程で有るが有機栽培だと桁が2つ上がり5万円と成って居る。
『はーい、マサ君、アーンして!』
「はい、アーン」
少女は白玉を少年の口の中に入れた
「次は僕が入れるよー」
少年は雛の様に口を開けている少女の口に白玉を入れてあげるよく噛み締めた後に少女は情報端末出して
『此れを、あの子に転送して』
悪い笑みを浮かべている、此方のほのぼのティーパーティーと逆の殺伐パーティはどうなっているだろう
***
 『だが、断るそして、死ぬがよい!』
彼が言葉を返すと同時にその人物の額にフォークの持ち手が刺さり椅子に座った侭仰け反った、彼は急ぎその人物のベールを取り顔を見ると薄い青色の髪の少女の顔が有った。彼は知らないが其れは[ヤンキーラビット]の双子の姉の方であった。彼が飛び退くと少女は額にフォークが刺さった虚ろな瞳の顔で笑顔を作りながら、人形の様にぎこちなく躰を動かしながら
「私が此処に来るとでも思ったのですか?死ぬのは貴方の方です、付焼匡央!核融合の暴走させてやる!死ぬが良い!」
『其れを同じ言葉を返しますよ、我が主が此処に来るとでも?解除』
其処には銀髪にオールバックに燕尾服を着、右目にモノクルを付けた人物が立っていた
「なっ!貴様は一体!」
『私こそ、付焼連合企業所属、執事・奥田八兵衛、先程のは変幻自在糸、では、私はターン』
彼が言いかけた時にバンバンと船の側面を抉る様な音がし急に艇が傾き彼は右手から出した糸でバランスを取った、その姿はまるで英国の騎士団と少佐率いる吸血鬼軍隊が戦う漫画で出てきた執事の様で有るが彼は奥田で有り230年前の漫画と今の現実を一緒にしては行けない。
『ああ、時刻通りですが…めっちゃ怒っておりません?奈々様?』
新鋭核融合炉空母[バラック・オバマ]の側面は大きく穴が空き周囲は熱で熱せられた様に紅くなっているすぐ傍の海の上には一人の少女が両拳を見ながら
「ブラウから送られて来た写真を見たら壁ドンしちゃった…いくらあの時の件で出かける約束したからといってアーンされた画像を送って来るとは外道め!」
「お母さん、仕方がないのです。約束は守らないと行けません、では私は予定通り行ってきますねー」
幼女人形はフワフワと空を飛びながら内側に入っていくと、少女の周りに戦闘機やヘリが現れ囲み始め両刃の刀を出し
「今の私は、イライラしているから人間だろうと何だろうと昇華させちゃうわ、死にたくなかったら逃げてね!」
近くのヘリに海の上を飛ぶかの様に走りながら呟くと一撃をくらわせるとヘリは真っ二つに成りながら灰に成って消えた、少女は獰猛な笑顔で次の獲物を探し始めた。
「日本政府の対応ですが、[今回の事は誠に遺憾]であると抗議を上げると同時に占拠している集団へ即時無条件投降を求めています」
『各国の反応ですが、何れも求めが有れば必要な対策や方法を提案したいとの事です!』
「世界一位の付焼氏をティーパーティに招待したいという事について、政府は沈黙を守っています…」
此処は少年の家の食堂のディスプレイから映像と音声が流れてくる、今日は学校が臨時休講である
「じゃ、ティーパーティ行ってきますね!服とか変じゃない選んで貰ったんだけど?」
『イイエ、主様素晴らしくピッタシ有って居ります、其れでは良いティーパーティを!』
「後は任せた奥田さん!」
彼は深々と頭を下げながら主が出かけるのを見送った
***
 此処は東京湾、何時もなら多数の船舶が移動を繰り返すが、今日は移動しているのは自衛隊のイージス艦と米海軍の艦艇のみである。だが、マスコミは空に海に近寄ろうと何時の時代も変わらない野次馬根性で詰め寄って居るが放水や艦艇の体当たりで阻止されていたが、ある新聞社の高速漁船が封鎖を抜けて空母に寄ろうとした時だった!ドゴォンと水柱が立ち高速漁船は海の藻屑と成った。 まあ、230年前に変態新聞と言われ日本を貶めた新聞社に属する新聞記者は海の藻屑と成っても問題は無い。 話は逸れたが4機のヘリに囲まれた機体が現れた、その機体は米空軍A-10バリの変態装備を付けている。やがて、上空で空母を護衛していたヘリや戦闘機が通路を作ると真ん中で護衛されて来た機体が空母に向けて降り始め四機の護衛機は家へ帰路へ付いた。
一方、空母甲板で彼は青空にギラギラと照りつける太陽を琥珀色の瞳で見ると眩しそうに左手を上げ、周りには屈強で有りながら虚ろな瞳で彼を見つめる海軍兵士達が列を造り出迎えた、彼の前に居るのは艦長らしき男だ
「キョウは、ティーパーティにキテクダサリり、アリガトウギザいます。付焼匡央様」
『ご招待感謝します、僕を招待してくださったマダムはドチラニ?』
「マダムなカンキョウでウェイトシテオリマス」
虚ろな瞳に呂律の回らない声で艦橋を指差した
やがて彼は、艦橋に着くと其処には大きな机の上に白いシーツが引かれクッキーからチョコレートやケーキのアメリカ風味の原色の色合いを引き出し一番奥のテーブルの席には喪服のベールを被った小さい少女の様な姿の人物が座っていった。彼はその人物と向かい合うように座るとその人物が口火を切った
「今日はようこそ、我がパーティへ、中々お口に合わない原色の菓子だけですがお食べに成って下さい」
『其れでは戴きますね、このケーキ凄いですね七色とか躰に悪そうです、実に興味深い』
彼が一口を入れると少女も同じ様にケーキをベールの中に入れた
『以外でした、毒も何も入れてないのですから』
「まあ、そうですね交渉をする前に相手を殺してしまったら意味が無いですからね」
『で、御用件をお聞きしましょうか、お嬢さん』
「率直に言いましょう、エウロパ連邦、第三王女のブラウ・フォン・エウロパから手を引いてください」
『ほう、もし手を引いた場合に僕が得られるものは?』
彼はフォークでブスリと差し少女の方へ向ける
「東京、イヤ日本の核融合の暴走から救うことが出来ます」
『もし、断ったら?』
「我が艦の持てる力を使い、日本中をこうします!」
その人物女が手を振ると、彼との間の壁が穴を空けボロボロに成りテーブルの上のケーキやクッキーが粉々に成りチョコビーンズが宙を舞った。彼は銃弾でボロボロに成った壁を見つめ、先端が無く成ったフォークをクルクルと廻しながらその人物の方へ向かいこう答えた。
***
場所は、変わって此処は京都の川沿いの喫茶店でティータイムをしている二人の少年少女が居る
『流石、日本の古都だけ有って美しいな!所で本能寺とやらはドコだ!一度行ってみたいな』
「ブラウさん、どうして君は本能寺に興味が有るの?」
『其れはだな!織田信長という女武将が天下統一前に死んだところだろう?何でも其れを妬んだ明比光秀という女武将が火を放ったと』
「まって、ブラウさん!織田信長は男だよ!」
『え、そうなのか!兄貴が良く見せてくれたゲームという奴では女武将だったぞ!碓か30万円注ぎ込んでも出ないからって運営をハッキングしてデータぶっこ抜いて居たぞ』
「お兄さん…其れは違うゲームだよ…」
『もしかしたら、将来お義兄さんになるかもしれないな!お、来たぞ』
着物姿の女性ウェイターが抹茶ぜんざいを運んできた、淹れたてのお茶に自家製餡と白玉と桜の花びらが浮いている彼等が其々口に運ぶと
「『美味しいーー』」
其れもそのはず擬似料理では無く有機栽培で作られているからで有る因みに一杯は擬似料理では500円程で有るが有機栽培だと桁が2つ上がり5万円と成って居る。
『はーい、マサ君、アーンして!』
「はい、アーン」
少女は白玉を少年の口の中に入れた
「次は僕が入れるよー」
少年は雛の様に口を開けている少女の口に白玉を入れてあげるよく噛み締めた後に少女は情報端末出して
『此れを、あの子に転送して』
悪い笑みを浮かべている、此方のほのぼのティーパーティーと逆の殺伐パーティはどうなっているだろう
***
 『だが、断るそして、死ぬがよい!』
彼が言葉を返すと同時にその人物の額にフォークの持ち手が刺さり椅子に座った侭仰け反った、彼は急ぎその人物のベールを取り顔を見ると薄い青色の髪の少女の顔が有った。彼は知らないが其れは[ヤンキーラビット]の双子の姉の方であった。彼が飛び退くと少女は額にフォークが刺さった虚ろな瞳の顔で笑顔を作りながら、人形の様にぎこちなく躰を動かしながら
「私が此処に来るとでも思ったのですか?死ぬのは貴方の方です、付焼匡央!核融合の暴走させてやる!死ぬが良い!」
『其れを同じ言葉を返しますよ、我が主が此処に来るとでも?解除』
其処には銀髪にオールバックに燕尾服を着、右目にモノクルを付けた人物が立っていた
「なっ!貴様は一体!」
『私こそ、付焼連合企業所属、執事・奥田八兵衛、先程のは変幻自在糸、では、私はターン』
彼が言いかけた時にバンバンと船の側面を抉る様な音がし急に艇が傾き彼は右手から出した糸でバランスを取った、その姿はまるで英国の騎士団と少佐率いる吸血鬼軍隊が戦う漫画で出てきた執事の様で有るが彼は奥田で有り230年前の漫画と今の現実を一緒にしては行けない。
『ああ、時刻通りですが…めっちゃ怒っておりません?奈々様?』
新鋭核融合炉空母[バラック・オバマ]の側面は大きく穴が空き周囲は熱で熱せられた様に紅くなっているすぐ傍の海の上には一人の少女が両拳を見ながら
「ブラウから送られて来た写真を見たら壁ドンしちゃった…いくらあの時の件で出かける約束したからといってアーンされた画像を送って来るとは外道め!」
「お母さん、仕方がないのです。約束は守らないと行けません、では私は予定通り行ってきますねー」
幼女人形はフワフワと空を飛びながら内側に入っていくと、少女の周りに戦闘機やヘリが現れ囲み始め両刃の刀を出し
「今の私は、イライラしているから人間だろうと何だろうと昇華させちゃうわ、死にたくなかったら逃げてね!」
近くのヘリに海の上を飛ぶかの様に走りながら呟くと一撃をくらわせるとヘリは真っ二つに成りながら灰に成って消えた、少女は獰猛な笑顔で次の獲物を探し始めた。
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