４６

それからオカンは３０年生き続けた。５０歳と言う若さでこの世を去ったが最高に幸せだったと笑顔で逝った。
この３０年。実に様々な事があった。
二トロが銅像が出来る程の生涯記録重賞Ｇ１、２１冠の偉業を達成しシューマが騎手会長になったり。ガッシュが姉御の後を継いでフリーズ最大のへたれ盗賊になったり、そうそう姉御は今大陸を代表する人形メーカーの社長だ。姉御の計らいで１０歳から通い出した学校の先輩がイースとサリだったのはびびったな。あいつらすげぇ美人になってたんだぜ？毎日ポコスカ殴り倒してやったけどな。アレンは相変わらずフィンブルスルで王様やってるし・・・。
俺？俺は暇潰しに究極系のスキルをかき集めて遊んでる。すげぇのばっかりだぜ？わらっちまうぐらいに。
母親が死去してから世界中旅して困ってる国や人を助けて回って５０歳になった。一応大陸に存在する平和の神的な扱いになってるけど・・・今日で最後だ。
「さて、そろそろ行くとするかの？」
死期が残す所１０年となり俺は神と約束をした、現状神より力を持っている俺は死後、爺の隠居の為に神になる代わりに条件を出した。
それは・・・・。
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「小南総理、失礼します」
「おぉ、阿波君。どうしたんだ？」
「いえ、そろそろお時間ですのでお迎えにあがりました」
「はは、大臣ならもっと俺に気を使わずドンと構えておかんか」
「いえ、そう言うわけにも・・・パソコンとにらめっこっして何をしておられるんですか？」
「なぁに、執筆活動だよ」
「またですか？またあのテロリストの馬鹿げた話ですか？それ大統領にバレたら本当に大変な事になりますよ？私も殴られているんですからね！あの田中一太と言う青年に！！！あなたが田中一太の生まれ変わりだなんて妄想が他国に知れたら戦争になりますよ！！！」
「俺に喧嘩売る奴がいるなら連れて来い！！！」
「はぁぁぁぁ、こっちは未だに顎の骨が砕けていると言うのに・・・・早く行きましょう、そんな妄想遊びはやめて！！」
「さぁ、今日も爆弾発言するかぁ！！！！」
「馬鹿言うのもお好きなフィクションの中だけにしてください！！！！」
「ふむ、ノンフィクションなんだがな・・・。あっ！！お前続き書いといて！」
「イエスボス！！！！！」



完