大統領フルスイングで殴ったら異世界に転生した件。
37
「あぁ!!!なんなんだよアイツ!!!フォルカ姉の頼みじゃなかったらガッチンガッチンのギッタンギッタンにしてやるのに!もうこうしてあぁしてこやしてバーンて!!」
なんであんなチビスケに毎日鍛えてる俺が負けなきゃならないんだ。たまに大人相手でも勝てるのにぃ!!うー!むかつくぅ!!あいつ絶対ズルしてるよ、もう!!!オラッ!!
「あぁ!!だめぇ!!うぅ。」
おうちの壁壊してしまった・・・。あー!!むかつくむかつく!!これも全部あのチビスケのせいだ!!!あ・・・・・・。駄目だな。それは駄目だよな。でも・・・。でも、サリの家ならいいかな、近所だし。決めた、謝らせてやる!!
あいつの鞄隠してやる!!
「よっこいしょ・・・って軽っ…、見た目だけとか。あいつ完全スラムなめてんね」
まぁいいや、泣いて返してって言うはずだ!!子分になるって言ったら許してやろう!!ふふふーん。泣かしてやる泣かしてやるぅ!!
「サリ!おーい!サリぃー!!いねぇし!!!」
あぁ、計画がぁ。どうしよどうしよ。・・・・・なにやってんだろ。あほくさっ。かえろ。
「ん。なに?」「うおぉわぁぁぁ!!びっくりしたぁぁ!!!って痛っ!!誰だよこら!!!」
いきなり頭叩きやがって、振り向きざまになぐってや・・・・。え?つるつる頭に顔に刺青って・・・・やっべ。奴隷狩りの大人だ・・・・。こいつ最近ずっといなかったのに・・。どうしよ。今はまずいよ、サリがいるし・・・。
「サリ!!!逃げろ!!!」「ん。」
サリは足が速いから俺が時間を稼げば逃げれるはず・・・。ちょっと痛いの我慢しますかぁ!!!!
「こら待ちやがれジャリ猫ぉ!!!っち、まぁいいか、おいガキ。ソレどこで盗んできた?」「え?」
やばいやばいやばい。チビスケの鞄持ってたんだ。どうしよどうしよ・・・。
「え?じゃねだろ!!よこせ!!!」
うっ・・・怖い。だめだ。引いちゃだめだ!!
「服のゴミなんていらないだろ!!」「っち、なんだゴミかよ。期待させんなよ」
っはぁ、心臓がおかしくなりそうだ。冷静に冷静に・・・・。
「ごめん、じゃあいくな」「ははは!なぁんてな。おまえのおべべだろうが俺は気分が悪いんだよ!!置いてけ」
やばい、逃げなきゃ!!!!
「はぁい残念!!!どーん!!」「うぐっ!いってぇな!!はなせよっ!!!いだい!!」
いきなり殴りやがって・・・・・。あ、だめだ、フラフラする。でもこれは絶対渡せない。
「ははは!!ガキが調子こいてんじゃねぇぞ!!!オラッ!」「ううっ、やめろ!!はなせ!!かえせよ!!!」
駄目だ。ううう、怖いぃ、痛いぃ・・。岩で殴られてるみたいに痛い。死んじゃう・・・。でも放せない。うぐぐぐ。
「ははは!!しつけぇんだよ!!!服ぐらいまた拾ってこいよ!!おい!ははは!いい事考えたぞぉぉ?お前の大切な服ぅ、目の前で焼いてやるよ!!!オラッ!手ぇ放せ!!」「やめて!!やめて!!!お願い!!やめて!!!!」
届かない。絶対だめ、そんなのチビスケに・・・。
「はははは!!!無駄無駄無駄!!!決めたんだよって・・・・・。おい。なんだよこれ・・・・。ははは!!やっぱり盗みじゃねぇか!!なんだよこれぇ!!マジックポーチが芋みたいに出てくるぞぉ?ははは!!これで一生遊んで暮らせるぜぇ!!!はははは!!!よくやったガキ!!今日はこれぐらいにしといてやるよ!!またいじめに来てやるから楽しみにしとけよぉ!!はははは!!」
なんで?なんでそんなのが入ってるの?あんな汚い鞄になんで・・・・。だめ、絶対渡せない・・・。何をしてでも取り返さなくちゃ!!
「やめて・・・。拾わないで・・・。返して・・・。」「しつこいなぁ。これはもう俺の物なの。わかるぅぅ?しかもお前みたいなガキに使用者権限の解除なんてできないからゴミと変わらねぇんだよ!!いい夢見れたなぁ!おい!!」
・・・・・何をしてでも。怖いけどバンダナ外すしかない。
「それ、俺の・・・あたしのじゃないんだ。フォルカに預かってる大切な荷物なんだ。だから返して欲しい。あたしを売ってもいいから。」「おぉぉぉぉ!!!お前、額のそれ・・・、水姫族か!!!すげぇぇ!!珍しいもん見ちまった!!ははは!!・・・けど残念だなぁ、お前みたいな小汚いガキよりぜぇんぜんこっちの方が価値あるしぃ、水姫族に隷紋刻むのにイチイチ外海行くのとかいまさらめんどくせぇ!!しかもフォルカのもんお前が持ってるわけねぇだろ馬鹿が!!ははは!!いやぁ、うさ晴らしにガキいじめてみるもんだぜぇ!!!ははは!!」
やめて・・・・お願い・・・・。フォルカ姉ぇ、助けて・・・・。
「あたしは特別だからもっと価値がある!!だから、お願いだから返して。」「あるわけねぇだろ!!!しつこいんだよ!!!オラッ!!殺してほしいのか?おい!!!オラッ!!泣くほど痛ぇんならあきらめろよ!!!ははは!!俺はコレだけ売ったら死ぬまで遊んで暮らせるの!わかるぅぅ???」
「それで・・・、それでね、急に真っ暗になって・・・気付いたら・・・・いなくて・・・。ごめん、ごめんね・・・・。大切な物なのに・・・ごめんね・・・。」
あれ・・・・・・・・?なんだろう。この感情。意識が飛びそうだ。
あぁ、忘れてたな。この感じ。おかんの時はこれに悲しみや消失感や恨みやなんやと混ざり合ってたけど・・・。
「気にすんなイース、別に必要無い物だったから。そうそう、この家買ったんだ!だからこの家でゆっくり寝てろ。とりあえず、ゆっくり休め。」「でも・・・でも・・・・」「いいから寝てろ、お前は何も悪くない。」
この感情は、この激情は、ただ純粋な混じる物が無い怒りだ。
なんであんなチビスケに毎日鍛えてる俺が負けなきゃならないんだ。たまに大人相手でも勝てるのにぃ!!うー!むかつくぅ!!あいつ絶対ズルしてるよ、もう!!!オラッ!!
「あぁ!!だめぇ!!うぅ。」
おうちの壁壊してしまった・・・。あー!!むかつくむかつく!!これも全部あのチビスケのせいだ!!!あ・・・・・・。駄目だな。それは駄目だよな。でも・・・。でも、サリの家ならいいかな、近所だし。決めた、謝らせてやる!!
あいつの鞄隠してやる!!
「よっこいしょ・・・って軽っ…、見た目だけとか。あいつ完全スラムなめてんね」
まぁいいや、泣いて返してって言うはずだ!!子分になるって言ったら許してやろう!!ふふふーん。泣かしてやる泣かしてやるぅ!!
「サリ!おーい!サリぃー!!いねぇし!!!」
あぁ、計画がぁ。どうしよどうしよ。・・・・・なにやってんだろ。あほくさっ。かえろ。
「ん。なに?」「うおぉわぁぁぁ!!びっくりしたぁぁ!!!って痛っ!!誰だよこら!!!」
いきなり頭叩きやがって、振り向きざまになぐってや・・・・。え?つるつる頭に顔に刺青って・・・・やっべ。奴隷狩りの大人だ・・・・。こいつ最近ずっといなかったのに・・。どうしよ。今はまずいよ、サリがいるし・・・。
「サリ!!!逃げろ!!!」「ん。」
サリは足が速いから俺が時間を稼げば逃げれるはず・・・。ちょっと痛いの我慢しますかぁ!!!!
「こら待ちやがれジャリ猫ぉ!!!っち、まぁいいか、おいガキ。ソレどこで盗んできた?」「え?」
やばいやばいやばい。チビスケの鞄持ってたんだ。どうしよどうしよ・・・。
「え?じゃねだろ!!よこせ!!!」
うっ・・・怖い。だめだ。引いちゃだめだ!!
「服のゴミなんていらないだろ!!」「っち、なんだゴミかよ。期待させんなよ」
っはぁ、心臓がおかしくなりそうだ。冷静に冷静に・・・・。
「ごめん、じゃあいくな」「ははは!なぁんてな。おまえのおべべだろうが俺は気分が悪いんだよ!!置いてけ」
やばい、逃げなきゃ!!!!
「はぁい残念!!!どーん!!」「うぐっ!いってぇな!!はなせよっ!!!いだい!!」
いきなり殴りやがって・・・・・。あ、だめだ、フラフラする。でもこれは絶対渡せない。
「ははは!!ガキが調子こいてんじゃねぇぞ!!!オラッ!」「ううっ、やめろ!!はなせ!!かえせよ!!!」
駄目だ。ううう、怖いぃ、痛いぃ・・。岩で殴られてるみたいに痛い。死んじゃう・・・。でも放せない。うぐぐぐ。
「ははは!!しつけぇんだよ!!!服ぐらいまた拾ってこいよ!!おい!ははは!いい事考えたぞぉぉ?お前の大切な服ぅ、目の前で焼いてやるよ!!!オラッ!手ぇ放せ!!」「やめて!!やめて!!!お願い!!やめて!!!!」
届かない。絶対だめ、そんなのチビスケに・・・。
「はははは!!!無駄無駄無駄!!!決めたんだよって・・・・・。おい。なんだよこれ・・・・。ははは!!やっぱり盗みじゃねぇか!!なんだよこれぇ!!マジックポーチが芋みたいに出てくるぞぉ?ははは!!これで一生遊んで暮らせるぜぇ!!!はははは!!!よくやったガキ!!今日はこれぐらいにしといてやるよ!!またいじめに来てやるから楽しみにしとけよぉ!!はははは!!」
なんで?なんでそんなのが入ってるの?あんな汚い鞄になんで・・・・。だめ、絶対渡せない・・・。何をしてでも取り返さなくちゃ!!
「やめて・・・。拾わないで・・・。返して・・・。」「しつこいなぁ。これはもう俺の物なの。わかるぅぅ?しかもお前みたいなガキに使用者権限の解除なんてできないからゴミと変わらねぇんだよ!!いい夢見れたなぁ!おい!!」
・・・・・何をしてでも。怖いけどバンダナ外すしかない。
「それ、俺の・・・あたしのじゃないんだ。フォルカに預かってる大切な荷物なんだ。だから返して欲しい。あたしを売ってもいいから。」「おぉぉぉぉ!!!お前、額のそれ・・・、水姫族か!!!すげぇぇ!!珍しいもん見ちまった!!ははは!!・・・けど残念だなぁ、お前みたいな小汚いガキよりぜぇんぜんこっちの方が価値あるしぃ、水姫族に隷紋刻むのにイチイチ外海行くのとかいまさらめんどくせぇ!!しかもフォルカのもんお前が持ってるわけねぇだろ馬鹿が!!ははは!!いやぁ、うさ晴らしにガキいじめてみるもんだぜぇ!!!ははは!!」
やめて・・・・お願い・・・・。フォルカ姉ぇ、助けて・・・・。
「あたしは特別だからもっと価値がある!!だから、お願いだから返して。」「あるわけねぇだろ!!!しつこいんだよ!!!オラッ!!殺してほしいのか?おい!!!オラッ!!泣くほど痛ぇんならあきらめろよ!!!ははは!!俺はコレだけ売ったら死ぬまで遊んで暮らせるの!わかるぅぅ???」
「それで・・・、それでね、急に真っ暗になって・・・気付いたら・・・・いなくて・・・。ごめん、ごめんね・・・・。大切な物なのに・・・ごめんね・・・。」
あれ・・・・・・・・?なんだろう。この感情。意識が飛びそうだ。
あぁ、忘れてたな。この感じ。おかんの時はこれに悲しみや消失感や恨みやなんやと混ざり合ってたけど・・・。
「気にすんなイース、別に必要無い物だったから。そうそう、この家買ったんだ!だからこの家でゆっくり寝てろ。とりあえず、ゆっくり休め。」「でも・・・でも・・・・」「いいから寝てろ、お前は何も悪くない。」
この感情は、この激情は、ただ純粋な混じる物が無い怒りだ。
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