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大統領フルスイングで殴ったら異世界に転生した件。

慈桜

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「おええぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・。」
盛大に祝ってやろうかとシューマ達の所に来てみれば、そこには養老の滝が流れて・・・・ないわな。
「おい、大丈夫か?」「ゴナンダン・・・だべかもでぶうげぇぇぇぇ」
ゴナンダン?たけし○団にいそうな名前だが、俺の事か?こいつは一体なにを言っているんだ?
「プルルルルルン。プヒヒヒヒ」
うん、可愛い奴め。二トロ、今日の晩飯はお前じゃなくてよかったよ。まぁ、そんな事言うのも可哀想だ。労いの言葉の一つでもかけてやろうじゃないか。わかったから髪の毛よだれでべとべとにするな。
「おうおう、二トロよく頑張ったな!!馬刺し楽しみだったんだがな!!」「ぷ・・・・ひ・・・。」「・・・・・・冗談やんけぇ。」
まじで見た事無いぐらい落ち込んで悲しいって顔しやがってデカ物。ちょっとズキがムネムネしちまったじゃねぇか。
「はぁはぁ、コナンさん・・・負けてたらどうしましょ・・・。」「はん、そんなのお前が一番わかってんだろ?」「そうなんですけどぉ、不安で・・・・・。」
『判定の結果が出ました!1着・・・7番二トロ、2着5番アテネ、3着1番ロクアイコン以上のように決定しました。なんと新星二トロが大逃げの逃走劇で無敗の女王に泥をつけました!!我々は歴史的瞬間を目の当たりにしたのではないでしょうか!!二トロとアテネはほんの僅かにハナ差。素晴らしいレースでした。』
言うならば、二トロは異世界のハーツクライってとこか?・・・無い無い。アナウンスが流れると同時に鼻からストマックウォーター垂れ流しのスプラッシュ小僧が放心している。まぁ、現実逃避って奴だわな。わからんでもない。聞けば今日のレースのメンツは重賞グレードⅠの常連ばっかりだったらしいからな、大金星もいいところだろう。差し詰め亀田興○がマシンガン使ってアリスター・○ーフレイムに勝ったぐらいの感動だろう・・・・・・・意味わからんし微妙だな。まぁ、嬉しいのだろう。
「まぁ、なんだ。二トロは譲れんが、今日の優勝賞金は全部やるからいい馬買えよ。なっ?」「こなんさん・・・・。そんな・・・・。すごい額ですよ?」「気にすんな、シャイン厩舎に居候する家賃だと思ってくれ。」
5歳児が12歳に上から目線ってなんだかな。9千万は確かに破格だとは思うが、こちとら人間と魔物が存在する限り果てしなく金は量産出来るからな。あんまり有難みっちゅうんが無い。恐らくシューマの名騎乗があってこその勝利だと俺は思ってるしね。二トロなんかほぼ無料タダで譲ってもらったバカでデカイ大飯喰らいだったのに、出世したもんだ・・・って考えたら、どっちみち二トロこいつらに預けとかなきゃ俺フィンブルスル行けないじゃん。こいつと入国?ないない。ラオ○がポニー乗るぐらい目立つわ。その場合、我が相棒に一片の悔い無しとか言いきる前に相棒の脚へシ折れそうな気がするけどな。
「まぁ、この先俺がいない時にこいつの鞍跨る時、負けたら廃人にしちゃうぞ!キラッ」
「・・・・・コナンさんって、魔族ですか?」
うん、この兄弟後で絞める。


この後、表彰式を終え、シャイン厩舎への帰路についた。激動のレースだったが、久々に胸が熱くなった気がする。
また見たいって純粋に思った。だが、娯楽の前に本格的に準備開始と言うわけだ。

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