生まれたら人類の敵❰魔王❱だったのですが、ステータスは他の魔王より高いし、作れる魔物も強くて可愛い子達ばかりで最高ですが、慢心せずにコツコツ頑張って、世界を牛耳りたいと思います!!!

天城 神琉

第1話:気分で森に入ったら、本気で迷いました~良い子は絶対真似しないでね?お兄さん(まだ1歳)との約束です~

喉が乾いた。腹が減った。飲み物と、なにか、食べられる物が欲しい。森に入ってから、日が3回沈んだのを覚えてるので、多分3日たったと思う。あ~、気分でなんか森に入るんじゃなかった。ここ、昼はとことん暑いし、夜はとことん寒いしもうヤバイ。あっ、閃いた。もしかしたら、DPでギリギリ食べれる魔物を作れるのでは?よし、見るか。ステータス。❮情報開示ステータスオープン
     名前:シュピラー=レラジェ 種族:魔王 階級:幼魔インファント 年齢:1 Lv:1     HP:1000/1000 MP:2000/2000     腕力200 体力300 敏捷500      器用500 知力10000 精神500     スキル:餓死耐性Lv7・歩行LvMAX     魔印(半透明)魔法名:鑑定アプレェィズ略奪ローブ壊死ネクローシス魅了チャーム     特殊能力:解析・未来予知・軍勢指揮
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迷わず[次のページに続く→]を押す。
    所持DP:1000 ダンジョン建設必用DP:1000~     作成可能魔物:    ・りんごー:100・みっかん:100    ・もっもー:100・チキン150    ・デュラハン:300・デイモスリッチ:500    ・ダークエルフ:500・ワーウルフ:500    ・ワータイガー:500・ダンピーラ:500    ・ベルグフォルク:500・アラクネ:500    ・アルラウネ:500・ヴァンパイア:600
・・・どの魔物がどんな魔物か、解らないんですが...でも、俺の特殊能力に、解析ってあったよな?また、懲りずに何となくだが、使えそうな気がする。と、い・う・わ・け・で❮解析❯[システムメッセージ:対象を設定してください]設定?てか、何これ?初めてのパターンだな、おい。で、設定?ってどうするんだろう?❮対象:俺が作れる魔物❯とか?[システムメッセージ:解析を始めます]できたー!嘘!適当にヤったのに... [解:・りんごー:りんごポケ○ン。食用。りんごの味がする。ジューシー美味しい果汁たっぷり。作成に必要DP100    ・みっかん:みかんポ○モン。食用みかんの味がする。死に際に馬鹿な事を言う。作成に 必要なDP100    ・もっもー:もも。食用。作成に必要なDP100      ・チキン:鶏。食用。臆病。100。[ここから先の情報必要ですか?要りませんよね?飽きたのでさようなら。]・デュラハン:300・デイモスリッチ:500・ダークエルフ500・ワータイガー:500・ダンピーラ:500・ベルグフォルク:500・アラクネ:500・アルラウネ:500・ヴァンパイア:600]・・・え?飽きた?お前、何者だよ?後、絶対、もっもーの説明辺りで既に飽きてただろ?てか、ポ○○ンはダメだろ。とか、色々。りんごの説明も怪しいよな?ジューシー美味しい果汁って、完全にハイ○○ウじゃん!でも、作るならりんごーかな?食べられるみたいだし。俺、りんご好きだし?いや。でも、チキンも捨てがたい。うーん。でも、今回はりんごーに、しとこうかな?鶏とか、調理する術がないし。と、言う訳で、りんごーを作りたいのだが、今までのパターン通りだと、念じればいいよな。多分。❮魔物作成:りんごー❯とかどうよ?そう思ったのと同時に、目の前に青白い光の柱が現れたかと思ったら、それが木になった。え?なんか、りんご一個とか、だと思ってたんだけど...ラッ、キー?りんごの木(仮)←取り敢えずそう呼ぶことにした。は、だいたい2m位あると思う。それで、一番上に赤い艶々とした、りんごの実...じゃなくてりんごーが実っている。実っているって正しいのか?よし、収穫?するか。そう思い、りんごーに手を伸ばす。         "ガブッ"ん?手にナニかに噛まれたような衝撃が走る。てか、ガブッって音したし、噛まれた。じゃあ、ナニに?答えはりんごーだ。・・・地味に痛い。思わずびっくりして落としてしまった。やっぱ、魔物か俺に逆らうとは、どうやら死にたいみたいだな。よし、こいつで魔法の実験するか。うん、いいアイデアだ!まずは❮鑑定アプレェィズ❯そう、念じると、頭の中に、文字の書かれた半透明の板のような物が浮かび上がった。
     名前:なし 種族:りんごー 階級:幼魔獣インファント年齢:0 Lv1     腕力:10 体力:10 敏捷:10      器用:10 知力:10 精神:10     スキル:魅了・保存・貯蓄・転移     種族スキル:受粉・魅了:自分の魅力が上昇し、相手の意識が自分に向きやすくなる。上昇する魅力はLvに依存する。・保存:異空間に物を保存することができる。保存できる量はLvに依存する。・貯蓄:余分に摂取したエネルギーを貯蓄できる。貯蓄できる量はLvに依存する。・転移:目視できる場所。もしくは、一度行ったことがある場所に転移が可能。魔力消費効率はLv上昇に伴う。
うそーん。なにげにええスキルもっとるやんけ!お前、何者じゃい!うちは、どうしたらええんよ!うち、悲しいわ。でーまーしーたー。俺の似非関西弁。関西弁所か、近畿の言葉かどうかも怪しいけどね?ん?今気づいたんだが、こいつは、さっき生まれたから零歳ってのはわかる。でも、俺って生まれたの4日前なのに、一歳って、どうゆうことだ?年齢なんて特に気にしてなかったけどなんか、気になってきた。まぁ、いいや、どうせ考えても答えなんてでないんだし。次だ次。壊死ネクローシスとか使ったら食べれなくなるよな?かといって、魅了チャームとか、こいつスキルで持ってるから耐性とか有りそうな気がするし。略奪ローブとか、何を?って感じだよな。まぁでも、一様使うか?❮魅了チャーム❯。そう念じると、りんごーはピンク色の霧に包まれた。・・・。 ・・・。 ・・・。・・・長い。・・・。 ・・・。・・・いや、長すぎるだろ!?なんなのこれ?イジメ?新手のイジメなの?しばらく魔法に悪態つき続けていると、やっと霧が晴れた。霧の中から出てきたりんごーの頬?は朱色に染まり。もともと赤かったけどね?ギィ"ィ"イ"イ"っと、甘えるように鳴きながら、俺の足に頬?を擦り付けてきた...うん、可愛くねぇ。よし、次だ、テキパキ行こう。❮略奪ローブ❯・・・うわ、何もおきねぇ、外れ魔法やでこれ。飴ちゃんやろか?←本日二回目の似非関西弁そして、最後意味わからん。よし、突っ込んでくれる人が居ないので自分で突っ込んだし。良い感じやね?ね?にしても、何この魔法?本当に何も起きない。あれ?体がポカポカする。あっ、これが効果?・・・相手の、熱を奪う魔法?弱っ!なにそれ?[システムメッセージ:Lvが上がりました]なんで上がった?てか、りんごー死んでんじゃん。凍死?凍死なの?そう思い、りんごーを持ち上げてみたが、別に冷たくなかった。そもそも、りんごーが最初、暖かかかったかなんて覚えてないけどね?あっ、そう言えばLv上がったんだった。ステータス上がってるよな?多分。❮情報開示ステータスオープン
     名前:シュピラー=レラジェ 種族:魔王 階級:幼魔インファント 年齢:1 Lv:2     HP:2010/2010 MP:4010/4010     腕力410 体力610 敏捷1010      器用1010 知力20010 精神1010     スキル:餓死耐性Lv7・歩行LvMAX・魅了Lv5・保存Lv1・貯蓄LvMAX・転移Lv1     魔印(半透明)魔法名:鑑定アプレェィズ略奪ローブ壊死ネクローシス魅了チャーム     特殊能力:解析・未来予知・軍勢指揮
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あれ?スキルが増えてる。歩行と餓死、魅了、保存、貯蓄。それに、転移?これって、歩行と餓死耐性以外、りんごーのスキルじゃん!て、ことは、略奪ローブは熱を奪うスキルじゃなくて、スキルを奪うスキルか!ごめんなさい。略奪ローブ大先生。外れ魔法とか言ってすみませんでした。メチャ強い魔法じゃん!でもなんか、微妙なスキルだな?歩行と餓死耐性。餓死耐性は、解るけど歩行って、使えんの?まぁ、いいや、それよりも、ステータス全部、倍になってるんだけど!凄っ!Lv1上がっだけなのに!じゃあ、次はまた、倍に成るのかな?あれ?て、ことは、スタートのステータスが高いほどかなり、有利ってことだよね?じゃあ。てか、知力が本当エグいことなってるんだけど!あー!!しかも、全部10増えてる!つまり、ステータスも奪えるんだ!凄げー!!興奮してきた!           ぐ~~~あっ、ヤバッ!本来の目的見失ってた。食べよ、りんごー。お~。美味しい。          シャキ美味!え?これ、りんご?もはや、別物なんだけど?噛んだ瞬間に溢れだしてくる、果汁。一口食べただけで口の中にジューシーかつ濃厚な甘みが一気に広がり、濃厚なのに、サッパリとしていて、後味も良い。自分で何言ってるのか、解んないし、なんて言うのが正解なのかは、わからないが、取り敢えずメチャクチャ旨い!でも、ヤバイ!これにつきる。うん!いや~。でも、DPにも限りがあるし、貯めれないかな?しかし、ま~。人間いないよな~こんなところに。どうしようか?         ザワザワお?今、そこのもこもこした、大きい草が揺れたよな?もしかして、人とか?な、訳ないか?風だろ?         シュッえ?にん、げん?フラグ回収成功しちゃったよ!どうしよ?え?
出てきたのは、15歳位の、女の子だった。年相応な控えめだが少し膨らんだ胸、柳の枝のように細くしなやかな腰、キュット上向きの小さいお尻。モデルのような流麗な身体の曲線を描いていて、とても魅力的な、少女が、俺の目の前に現れた。と、同時に。
「ご飯。下さい」
実際には、聞いたことがないから、わからないけど、多分こう表現するのが正解なんだろうな。天使のような声。透き通るような、高過ぎず、低過ぎない、ちょうど良い高さの声に、俺は、釘付けになっていた。可愛い。
「あっ、はい。どぞ」
俺は、無意識の内に、ステータスパネル←名前がないと不便だからそう呼ぶことにしたを操作し、りんごーを出して、彼女に差し出していた。
「ご飯ちがう?でも、ありがと」
可愛すぎる!少々ご不満は、有るようだが、我慢してもらおう。彼女は、りんごーを小動物みたいに、噛りだした。なごむは~ポケk・・・危な。
これが俺と、将来、俺の右腕として活躍する彼女とのであいだった。

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