天使が暮らす家
揺れる心、涙
翌日、ジョンヒョンとヒチョルに呼ばれ姿を現したのは
ユチョンが初めて心を許し抱っこを求めた相手
慈愛に満ち溢れている彼
「ユチョナ?」
『けほけほっ、ひくっ。』
「どうした?んー?」
『じぇじゅに、学園帰りたい。』
「嫌なことがあった?んー?」
『チャミナもユノも優しいよ。僕ね、悪い子なるの、怖い。夢に出てくる、幸せなっちゃ駄目なの。』
「そっか。ユチョナ?沢山辛いこと頑張ってるんだ。幸せになることは、悪いことじゃないよ。」
『っく。ユノ、ちょっとだけ怖い時あるよ?でもね?でも、僕のこと大好きって。チャミナもだよ?だからね、いい子になりたいのに。』
「そっか。ユチョナ、おいで?」
ポンポンと膝を叩くと、うつ伏せになる幼い君
条件反射なのか
心が弱っているが故の行動なのか
『っく。じぇじゅに、っ。』
「ん?ギューってしようよ?な?抱っこするから、な?」
『っ。』
小さく首を振り、震える彼を抱き寄せ、ブランケットを被せた
「大丈夫、ペチンしないよ?な?ユチョナ、苦しくなるよ、ゆっくり呼吸しな?ヒチョルさん、呼ぶな?」
『ひっ、ひゅっ。』
急いで駆けつけてくれたヒチョルさんとジョンヒョン
ヒチョルさんの手には、鎮静剤が握られ
哀し気な笑みが浮かぶ
{ユチョン、怖いことするよ?ごめんなぁ?}
『ぁぁーー。た、ぃっ。』
「よく頑張りました。」
{明日、チャンミンとユノと面談をしようと思います。今の状態でユチョンに治療は負担でしかない。}
「そうですね。」
{ごめんな、ユチョン。怖かったなぁ、ゆっくりお休み?}
ユチョンを起こさないように、モニターを繋ぎ、マスクを取り付けたヒチョル
{ジェジュンさん、少しユチョンを頼みます。}
「分かりました。」
1時間程して目を醒ましたユチョン
ボーッと視点が合わず、声を出すこともなく涙を流す
優しく抱きしめ、背中を撫でていると
『ぁぁあーーー!』
「心にあること全部教えて?沢山泣きな?」
『ぎゃぁぁーーー!ぁぁあーーー!』
「大丈夫。誰も怒らないから、な?」
『じぇじゅに?ギューってね?ネンネ。』
「大丈夫、抱っこしてるよ?ゆっくりお休み。」
ユチョンが初めて心を許し抱っこを求めた相手
慈愛に満ち溢れている彼
「ユチョナ?」
『けほけほっ、ひくっ。』
「どうした?んー?」
『じぇじゅに、学園帰りたい。』
「嫌なことがあった?んー?」
『チャミナもユノも優しいよ。僕ね、悪い子なるの、怖い。夢に出てくる、幸せなっちゃ駄目なの。』
「そっか。ユチョナ?沢山辛いこと頑張ってるんだ。幸せになることは、悪いことじゃないよ。」
『っく。ユノ、ちょっとだけ怖い時あるよ?でもね?でも、僕のこと大好きって。チャミナもだよ?だからね、いい子になりたいのに。』
「そっか。ユチョナ、おいで?」
ポンポンと膝を叩くと、うつ伏せになる幼い君
条件反射なのか
心が弱っているが故の行動なのか
『っく。じぇじゅに、っ。』
「ん?ギューってしようよ?な?抱っこするから、な?」
『っ。』
小さく首を振り、震える彼を抱き寄せ、ブランケットを被せた
「大丈夫、ペチンしないよ?な?ユチョナ、苦しくなるよ、ゆっくり呼吸しな?ヒチョルさん、呼ぶな?」
『ひっ、ひゅっ。』
急いで駆けつけてくれたヒチョルさんとジョンヒョン
ヒチョルさんの手には、鎮静剤が握られ
哀し気な笑みが浮かぶ
{ユチョン、怖いことするよ?ごめんなぁ?}
『ぁぁーー。た、ぃっ。』
「よく頑張りました。」
{明日、チャンミンとユノと面談をしようと思います。今の状態でユチョンに治療は負担でしかない。}
「そうですね。」
{ごめんな、ユチョン。怖かったなぁ、ゆっくりお休み?}
ユチョンを起こさないように、モニターを繋ぎ、マスクを取り付けたヒチョル
{ジェジュンさん、少しユチョンを頼みます。}
「分かりました。」
1時間程して目を醒ましたユチョン
ボーッと視点が合わず、声を出すこともなく涙を流す
優しく抱きしめ、背中を撫でていると
『ぁぁあーーー!』
「心にあること全部教えて?沢山泣きな?」
『ぎゃぁぁーーー!ぁぁあーーー!』
「大丈夫。誰も怒らないから、な?」
『じぇじゅに?ギューってね?ネンネ。』
「大丈夫、抱っこしてるよ?ゆっくりお休み。」
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