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Bouquet of flowers to Messiah

有賀尋

I am determined to betray God

居なくなってから、俺はチャーチに帰らないようにしていた。
任務は嫌でも端末にとんで来る。
それに従えばいい。
心配して有明さんがたまに来てくれる。百瀬係長のお叱りのメール付きで。
俺のメサイアはいない。
俺は1人でやる。

あいつが見たら、きっと怒るだろうな。
だけど、俺はお前以外にメサイアを組む気はさらさらない。お前だからあの時命をかけた、死んでお前の一部になれたらいいと思った。
そう思ったのに。

端末にたった1枚、2人で撮った写真がある。
それはあいつのわがままで連れていけと言われて連れていった某観光地。記念だと言って写真を撮った。

「...お前さぁ...なんで俺に何も言わずにいったんだよ...ばっかじゃねぇの...お前だから命かけたのにさ、無駄じゃんか...」

そう呟いて端末をしまう。
その写真は待ち受けになっている。

俺はあいつにとっての太陽だった。
あいつは俺にとって休息できる場所で、大事な人だ。それは死んでも変わらない。

「...なぁ...やっぱ怒るか?俺がこんなふうにしてるの...けどさ、やっぱお前だけなんだよ、お前だけがいれば良かったんだ、一緒に卒業ミッションしたかったよ...神様なんてこの世にはやっぱりいねぇんだな...」

見てろよ、神に背いて生きていく様を。

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