異世界転生で神話級の職業!死の神のチート能力で転生

金田拓也

10発任務

辺りにはとてつもなく大きな木が茂っており、その場所を3人で歩いていた。
美奈「優よ!見てみよ!今日は良い天気なのだ!」
優「あ、あぁ。そうだな」
優の元気のない返事に心配そうな顔をすると、
美奈「どうしたのだ優?っは!もしかしてお腹が痛いのか?」
「え!?そうなんですか!?大丈夫ですか!!」
と、美奈に便乗した声が聞こえる。
優「いや、どこか悪いわけじゃないんだ」
美奈「む?そうなのか?心配したぞ。」
「そうですよー。心配させないでください」
それに優は歩みを止め、振り返り、声の主を見ると
優「で?あんた誰?」
それに鎧を着た自分達と同じくらいの歳の活発そうな男を見た。
「あっ!紹介が遅れました!」
そう言うと、ビシッと敬礼をすると
「自分は、魔族殲滅隊隊員アレックスです!」
それを優は冷たく見つめると、
優「何でついて来る?」
それにアレックスは、笑顔になり
アレックス「全員に護衛として付いて行ってますよ!ただ、二人のような実力者ですと、すぐにバレるので、隠れる必要はないと副隊長から言われました!」
美奈「おぉ!そうなのか!よろしくなのだ!アレックスとやら」
それにアレックスは、顔を真っ赤にすると
アレックス「美奈さん。無茶苦茶いい子じゃないですか!?顔も可愛くて!彼氏とかいらっしゃるんですか!!」
優「おい落ち着け」
優の制止により、アレックスは、我に帰ると、すいませんと言った。
美奈「気にすることはないぞ!」
そんな会話をしている時だった。
優が何かに気づき、体勢を低くする。それに後ろの二人も同じ行動を取る。
そして、木の影からこっそり、顔を覗かせると
優「アレックス。あれが俺らのターゲットか?」
そう聞くと、アレックスが木から、ちょこっと顔を出すと
アレックス「あぁ。そうです。オルトロスって言っても、まだ子供ですけど。それでも、十分危険で、魔族殲滅隊が数人がかり、で勝てるかどうかレベルです。」
オルトロスと呼ばれるそれは水を飲んでおり、子供と言ったが、サイズは、かなりデカイ。だいたい4メートルほどであろう。
アレックス「自分は少し離れますが、厳しくなったら自分がいる場所まで逃げてきてください。そしたら、後は自分がやるって流れでお願いします」
そのセリフでアレックスが魔族殲滅隊の中でかなりの実力者ということがわかる。
それにふっと優は笑うと、勢いよく飛び出す。しかし、音が一切しない。
水を飲んでいるオルトロスの真上まで移動し、空中で鎌を構える。そして、首を二つ同時に切ろうと鎌を振るう。
そして、移動の勢いでそのまま、湖に着水する。が、なぜかクッションのようになっており、水の上に立つことができる。おそらく美奈の仕業だろう。
オルトロスの方を見て、舌打ちをする。
首は一つしか、切れておらず、こちらをもの凄い形相で睨んでいる。
オルトロスが前足を優に向かって叩きつける。
美奈のおかげで、ジャンプが出来、後方に飛ぶ。それをオルトロスは、地面を蹴り追撃をしようとする。
しかし、勢いが強すぎて、随分と高く飛ぶ。いや、これは美奈の方を見る。すると美奈がこちらにピースしてくる。おそらく、身体能力を無理矢理向上させたのだろう。おかげで、優を飛び越え、無防備な姿勢で空中を飛んでいる。
優が鎌を回し、構え直した時、そこには優の姿はなく、空中のオルトロスの真上に移動しており、そのまま鎌を振り下ろした。
あっさりだったが、まぁ、こんなもんだろ。そう思い、美奈のところまで瞬間移動する。
美奈「よかったぞ優!」
優は、ありがとと言い、後方の木に向かって歩きながら
優「アレックス!終わったぞ!」
と一応報告する。が、声は一向に返ってこない。
美奈「む?何かあったのか?」
そう言って近づこうとする美奈を左手で止め、警戒しながら
優「アレックス」
ともう一度呼ぶ。
すると、木からアレックスが顔を覗かせる。
それに美奈は安堵すると。
美奈「驚かせるでない!」
まったくと言いながら前に進む。
しかし、またしても、優がそれを止め目線をアレックスから逸らさない。
優はアレックスの顔を凝視しながら
優「美奈。隠れろ。」
美奈「む?何故だ?」
優「美奈。アレックスが顔だけ覗かせ何も言わないのは不自然だ。それに、あいつさっきから一度も瞬きをしてない」
そう言うと、美奈もアレックスの目を見る。優の言った通り、瞬きを一切しておらず目は虚ろだ。
美奈「では、あやつは何故顔を覗かせておるのだ!」
間違いなく何かいる。そう思い、優が鎌を構える。その時だった。アレックスの顔は落ち、転がる。顔が数回転がり、止まる。
そこには、首から下がない顔だけのアレックスがいた。
美奈は口元を覆い、信じられないと言った顔で見ている。
逃げられればいいが、そう思いながら、美奈を見る。俺は、不死だが、こいつは違う。こいつだけは守らないと。

その時。また、寒気とともに、優につきまとう、誰かが鎌の音と共に近づいてくるのが分かった。

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