その先にあるもの

お餅もちもち

その先にあるもの

彼女のことを考えると気が重くなる。
考えなければいいのに、なぜか気になる。

なんでもない瞬間に突如として感情の渦に巻き込まれてしまうような、
自分が気がついていないだけで、もともとそれは自分の体験だったのかもと錯覚するような。忘れてしまいたい。でもそれは無理。できない。
とにかく彼女の存在が良くも悪くも私自身を苦しめた。

彼女が遠くに去って行った今も。
私だけではない、皆苦しんでいたのだ。
時が経ち少しは笑い話にできるようになっただろうか。

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