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外国人と私

あん

Ep.36

「あー、もうどうしよう」
一人部屋で頭を抱える。
先に誘われたから優馬先輩と行く?一緒にいて楽なミンジュンと行く?それとも...
「よし、どっちも断ろう」
私は2人が嫌な気持ちにならないようそうすることに決めた。
「えー、もったいない」
いつの間にか帰ってきてたお兄ちゃん。
いつからいたんだろう。
「なんでどっちも断るの?」
「なんかわかんなくて」
お兄ちゃんはベッドに座っている私の隣に腰掛ける。
「杏はどっちといる方が楽しい?」
「んー、どっちも楽しいんだけどなんか違うんだよね」
「ん?」
「優馬先輩はドキドキするんだけどなんか気を使う感じがするの。ミンジュンは腹立つんだけど気使わなくて済むし、一緒にいて楽っていうか」
「じゃあさ、なんか嬉しいこととか悲しいことがあった時に会いたいとか話したいって思うのは?」
「お兄ちゃん」
なんかある度にお兄ちゃんに相談したいって思うと同時にお兄ちゃんは私の異変に気づいて話聞いてくれるんだもん。
「嬉しいけど俺除いて?」
「んー、わかんない」
「じゃあこうしよう。ミンジュンに暇な日聞いて、俺が誘ってたって言って」
お兄ちゃんはなにを考えているんだろう。
「俺が優馬のこと誘うから。笑満と俺と5人でどっか出かけよう」
「え?なんで」
「俺も優馬も高校最後の夏なんだから付き合ってよ」
いつになく楽しそうなお兄ちゃん。
私はミンジュンにトークを送る。

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