外国人と私
Ep.26
『あー、そういえば今日祭りだって言ってたなぁ』
学校を出て近くの川沿いを出店が占領している。
『祭り?花火上がるの?』
『どうなんだろう、見たいの?』
『日本の花火見てみたい』
花火見たいとか可愛いところあるじゃんか。
『あー、今日のは上がらないみたい。8月25日の方は上がるみたいよ?』
近くに貼ってあったポスターを見て、ミンジュンに伝える。
『空いてるからこっちから行こう』
土手沿いは人がいっぱいいるから少し遠回りになるけどいいよね。
『俺、たこ焼き食べたい』
反対方向に歩きだそうとした私の腕を引いてどんどん人混みに入っていく。
「1つ下さい」
カタコトの日本語で頼むミンジュン。
「お、高校生かー。兄ちゃんかっこいいね!」
威勢のいいたこ焼き屋のお兄さんが2個おまけして多く入れてくれた。
『聞いてた?花火あがらないよ?』
『聞いてた。どうせ帰っても暇なんだろ?だったら付き合えよ』
ちょうど空いた土手沿いに腰掛けてミンジュンはたこ焼きを食べ始めた。
学校を出て近くの川沿いを出店が占領している。
『祭り?花火上がるの?』
『どうなんだろう、見たいの?』
『日本の花火見てみたい』
花火見たいとか可愛いところあるじゃんか。
『あー、今日のは上がらないみたい。8月25日の方は上がるみたいよ?』
近くに貼ってあったポスターを見て、ミンジュンに伝える。
『空いてるからこっちから行こう』
土手沿いは人がいっぱいいるから少し遠回りになるけどいいよね。
『俺、たこ焼き食べたい』
反対方向に歩きだそうとした私の腕を引いてどんどん人混みに入っていく。
「1つ下さい」
カタコトの日本語で頼むミンジュン。
「お、高校生かー。兄ちゃんかっこいいね!」
威勢のいいたこ焼き屋のお兄さんが2個おまけして多く入れてくれた。
『聞いてた?花火あがらないよ?』
『聞いてた。どうせ帰っても暇なんだろ?だったら付き合えよ』
ちょうど空いた土手沿いに腰掛けてミンジュンはたこ焼きを食べ始めた。
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