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外国人と私

あん

Ep.21

テスト期間の3日間が終わり、自然と集まって踊り出す。
「あっち〜」
まだ6月になってないというのに少し動いただけで汗がダラダラ出てくる。
お兄ちゃんなんか色んな女子にタオル渡されてるし。
でも受け取らないのは笑満が見てるから。
「相変わらず人気だね、陽斗は」
お兄ちゃんと仲のいい同じダンス部の優馬先輩が話しかけてくる。
「このあとひま?」
「ひまですけど...?」
「よかった。ご飯行かない?奢るよ」
奢るという単語に着いてきたはいいけど2人きりってことを忘れてた。
「最近さ、転校してきた杏ちゃんと同じクラスのやついるでしょ?」
ここまで来てもミンジュンの話か。
あの日から挨拶もしてない。
「仲良いって3年の中でも有名だよ?」
「別に仲良くないです」
「俺、付き合ってんのかと思ってた」
「お待たせしました」
店員さんがパフェを運んでくる。
「いただきまーす」
お腹の空いてた私と優馬先輩はパフェを頬張る。
「杏ちゃんはその転校生のこと好きなの?」
「別に好きじゃないですよ」
先輩までそんなこと言うのね。
「じゃあ俺は好きでいてもいいよね?」
てっきり先輩がそっちに目覚めたのかと思って
「いいと思いますよ?」
軽く答えてしまったけど
「杏ちゃんのことをだよ」
そんな答えが返ってくるとは思わなかった。

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