外国人と私
Ep.2
『なにがいい?だって』
新学期お決まりの係決めで私は彼に聞く。
『お前と同じの』
『なんでよ』
『言葉通じるから』
私はもうすでに図書係を選んでいて他にやりたがる人もいなかった。
クラスの大抵の女子は彼が選ぶのを待っている。
「図書係でいいそうです」
私が放った一言で周りの女子がざわつく。
『みんななんて言ってるの?』
『あなたが図書係選んだの私が自分と一緒にしたいから嘘ついたと思われてる』
『図書係って日本語でなんていうの?』
私が彼に教えると彼は立ち上がって
「図書係僕いいです」
その一言で静かになる女子達。
とりあえずよかった。
それからも女子に韓国語でなんて言うか聞かれては答え、彼と一生懸命話そうとする女子達。
『ねぇ、面倒臭いし発音悪くてなんて言ってるか分かんないから韓国語教えないで』
私の方を見ずにそう言う。
『はーい』
私は適当に彼に返事をする。
新学期お決まりの係決めで私は彼に聞く。
『お前と同じの』
『なんでよ』
『言葉通じるから』
私はもうすでに図書係を選んでいて他にやりたがる人もいなかった。
クラスの大抵の女子は彼が選ぶのを待っている。
「図書係でいいそうです」
私が放った一言で周りの女子がざわつく。
『みんななんて言ってるの?』
『あなたが図書係選んだの私が自分と一緒にしたいから嘘ついたと思われてる』
『図書係って日本語でなんていうの?』
私が彼に教えると彼は立ち上がって
「図書係僕いいです」
その一言で静かになる女子達。
とりあえずよかった。
それからも女子に韓国語でなんて言うか聞かれては答え、彼と一生懸命話そうとする女子達。
『ねぇ、面倒臭いし発音悪くてなんて言ってるか分かんないから韓国語教えないで』
私の方を見ずにそう言う。
『はーい』
私は適当に彼に返事をする。
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