ダンジョンワールド〜ゼロクラス最強少年の攻略〜

ばたふらい

4,ロリコンは怒らせない方が良いですよ

さて初めての登校から帰ろうと校門を抜けた時

「待てどこへ行く?赤城 優」

それは大変可愛らしいペチャパイ少女に話しかけられました。

「何なんでしょうかアリス先輩その手を離して頂かないと帰ることが出来ないのですが」

俺は今アリス先輩にすっごい握力で手を握られている。
ロリコン少女のくせに力が俺より強い!

「何って決まっておる!早くホローに行くぞ!」

「いやあの俺疲れているんで!」

「ふむ、だったら!ホローで休めばいいじゃないか!」

「先輩聞いてください!俺はロリコンと一緒に歩くと疲れる病気です!だから離してください!」

「ふむ、歩くと疲れるのか!ならば唱えるがよい 我ら中身なき者どもを地に返せと、そうすれば歩く必要はあるまい!後ロリコンと言ったことについて聞きたいことがあるから絶対帰らせんぞ!」

アリス先輩の顔に怒りという文字が見えた。
これはマジで地雷を踏んだようだ。

「我ら中身なき者ども地に返せ」

また同じ閃光に包まれた。

あぁーまたこの部屋か...

「あら赤城くんじゃないよく来たわね!」

俺の目の前には机を挟んだ奥に、椅子に座った舞先輩がいた。

「舞先輩聞いてください!アリス先輩に無理矢理拉致られたんですが!」

「そうなの!それは大変だったね!」

驚きの顔浮かべる先輩だが...

「だから帰して...」

するといつのまにか俺の隣にアリス先輩がいた。

「アリス、良くやったわ!」

と親指を立ててgoodという顔をした。

「そうだろう、舞!」

クソーーー裏切り者!!!

「一つ聞いて良いでしょうか先輩達!何で俺連れて来られたのかを!!!」

「簡単だ、何となくだ!!赤城優!!」

「何となくで連れて来られる身になって下さい!」

「冗談だぞ、赤城優。同じ所属する者同士集まらないと今後の予定が立てられんからな」

あぁ〜成る程、一理あると頷いた

「しかし、何をするんですか?ホローは?」

「説明は順一するは赤城くん!まず私がこのホローの団長 坂上舞よ。そして団員のアリス、最後が君」

「えっ...もしかしてメンバーそれだけ....?」

「そうよ赤城くん!」

「それだけのメンバー行けるんすか?ダンジョンワールド」

「ええ行けるわよ、基本所属さえすればダンジョンワールドには行けるわ」

「けどたったの2名で行ってきたことですよね先輩?そんなの危険極まりないじゃないすか!」

「それだけの実力があるのよホローうちは!」

「そういえば舞先輩って首席だったんですね!だから強いんですか?」

「ええ、だから強いのよ。一年の時は殆どソロだったけど、一年終わりの時にアリスとホローに入ったのよ」

「これで説明は終わりね。何か質問はある赤城くん?」

「いえ特には....そういえば先輩何で俺をスカウトしたんですか?」

「企業秘密で情報を抜き出したら面白いことを聞いちゃたから、君を抜き出したわけ」

企業秘密って...ヤバイなこの先輩敵に回したら!

「ダンジョンワールドについては?」

「ダンジョンワールドいつになったら行けるんすか?」

「装備と所属さえすればいつでも行けるわよ。」

「そうなんですか」

「他には?」

「特に無いです...あっそういえばこの部屋に行く時唱える呪文なんなんですかあれ?」

「あぁ〜アレね企業秘密!」

「また企業秘密!ですか!」

「冗談よ、アレは私が開発した魔法よ」

開発って...何気にすげーことさらりと言っているよこの先輩ひと...

「この魔法の仕組みを理解さえすれば、唱えてもこの部屋に出入り出来ないように出来るわ」

「へぇー、分かりました!多分用はないので帰りますね!」

「待てどこへ行く?赤城 優」

大変可愛らしいペチャパイ少女に話しかけられました。

「何なんでしょうかアリス先輩その手を離して頂かないと帰ることが出来ないのですが」

俺は今アリス先輩にすっごい握力で手を握られている。
ロリコン少女のくせに力が俺より強い!
というかに何このデジャヴは!!

「まだロリコンの件については話していないだろう!」

あ...忘れてた。

「さぁ、ロリコンと言った理由聞かせてもらおうか赤城優!!!」

ぎゃあーと大きな叫び声上げながらアリス先輩に追い掛け回された、赤城優であった。

「賑やかね」

「そんなこと言ってないで!助けて下さい舞先輩!!!」

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