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ハーフエルフの少年

リンネ

第28章 精霊召喚

パリン!
凍ってたスエールは自力で氷の中から出てきた。
さすが子供とはいえエンシェントドラゴンだね。

「キュー!」

わぁ、ブレスを今度はチャージし始めた。
やけになった?

「リフレクター!」

避けてもいいけど、どのくらいの威力か気になったから跳ね返してみよう。

「おーいたな、おーい!レナート!ってなんじゃかこりゃ!?つか寒っ!」

「あ、兄ちゃ〜ん!そこ危ないから避けた方がいいよ〜!」

と、叫んだ瞬間スエールのチャージブレスが発射された。

ガツンとシールドにぶつかり合う。

「ぐっ凄い威力!」

「キューー!」

ボクはリフレクターの壁を少しずつズラしていく。
正面から受けていたのが徐々に斜めになり、ブレスが45度の方へと飛んでいく。

言うまでもないけど、正面よりも少ない魔力で受け流すことができちゃうんです。

「うおおお!?」

間一髪で兄ちゃんは避けた。
ボク忠告したから悪くないよね?

「マジ危ねぇ...」

「キュー」

とうやらスエールは疲れたらしい。
でも楽しかったな〜。

「おまえら〜!何やってんだまったく!」

その後軽く怒られたけど、スエールが何故か兄ちゃんに反抗して説教?はすぐに終わった。

「ヘレナは?」

「あーもう少し寝たいから寝てるってよ」

猫みたい。
あ、猫だった。



「うっしゃー!今日の俺はひと味違うぜぇ!?」

えー何故か兄ちゃんと戦う事になりました。

「キュー!」

しかもスエールが兄ちゃんについた。
これイジメじゃない? イジメだよね?
泣いてもいいよね?

「2対1って卑怯...」

「レナートは強えからいいだろ?」

「何してるにゃか?」

あ、ヘレナも来た。
これで2対2になる!

「ヘレナ〜手伝って〜」

「実はな、レナートはめちゃくちゃ強えから俺とスエール2人でやったら勝てんじゃねぇかと思ってよ!」

「はは〜にゃるほどにゃ〜」

「でも2対1ってアレだと思う!」

ボクはとにかくヘレナを味方につけて、2対1を脱出しようと試みる。

「確かに2対1じゃアレだにゃ〜」

「でしょ?」

「そうか?」

よかった、これでヘレナはボクについて2対2に。

「にゃら3対1でやるにゃ!そうすればレナちゃんの実力も測れるにゃ!」

なりませんでした...。
おかしくない!?ねぇ絶対おかしいよね!?

「よしっ!んじゃさっさと始めようぜ!」

「鬼だ...もう本気出すもんね!」

「お、望む所だ!」

「アタイも全力で行くにゃ!」

「キュー!」

もういいや...どうでもいいや...。

「灼熱の豪華を纏いし火の精霊よ、契約者の名の下、その力を貸し与えよ!イグニス!」

「我が主の為」

火の精霊、イグニスを呼び出した。
精霊召喚って結構魔力必要なんだね。

「うお!?なんだこいつ!」

「気高き大地のしもべ、母なる地の精霊よ、契約者の名の下、その力を貸し与えよ!ノーム!」

「またなんか出たにゃ!?」

「呼んだか〜い?」

「幾多を旅せし清き風の精霊よ、契約者の名の下、その力を貸し与えよ!シルフ!」

「よいしょっと!うわぁ外の世界久し振りだぁ!」

「キュー...」

「なんだこのガキ?」

「荒れ狂う波を統べし水の精霊よ、契約者の名の下、その力を与えよ!ウンディーネ!」

「お呼びでしょうか?」

四大元素の精霊全てを召喚した。
ボクの本気はもう精霊との契約で得た力だよね。

「じゃあ3人とも、行くよ?」

「ちょっと待て!これ反則じゃ...」

「無理無理無理!絶対勝てないにゃ!」

「キューーー!」



はい、結果的にボクの圧勝でした。
3人とも地面にひれ伏した状態だ。

「...やり過ぎた...かな?」

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