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転生チートで英雄に!

空の星

第六話 いきなり!?

俺は今、受付嬢=エナさんに付いて歩いている。討伐したヒュドラのことがギルドプレートですぐにバレたためエナさんがギルドマスターにこのことを報告し、俺はそのギルドマスターに呼ばれたのだ。
ひとつの扉の前に来たらノックをして
「マスター、最難関ダンジョン攻略者をお連れしました。」
「入っていいぞ」
結構渋めな声だ。
エナさんが入っていくので自分もついて行く。そこはどこかの社長室のようになっている中で、目の前に社長席のような物がありそこに座っているのがギルドマスターだろう。
「新規登録早々呼び出して済まないね。俺の名はガルカント・ライヘルス。それで、早速だがヒュドラという魔物…………確か廃滅の森の主として魔王を除いてほぼ最強の生物を狩ったそうだね。どうやって討伐をしたのか経緯が知りたいかな。」
「んなもん知るか。ただ、生きる事だけを考えていたんだから何をしたかなんて知るわけねぇだろ。」
「「………」」
そう、ヒュドラを狩り続けた7年間生きる事だけを考えていたので何をしたのかは汞氷魔法で凍らせたことしか覚えてないのだ。
「そんなに若い少女なのにかなり豪快な性格なんだね君は…」
「物心着く頃から廃滅の森にいたからな。そりゃそうだろう。んで、呼んだ訳はなんだ?ヒュドラ討伐だけじゃないんだろう?」
「よく分かってるな。実を言うと7つある廃滅ダンジョン攻略者は特級昇格で皆SSランクになるのさ。上げすぎだと思うだろうがそうでもしなければ冒険者達がいきり立つのさ。他の冒険者達は廃滅ダンジョンを攻略した者にからかいはすれどちゃちゃを入れることはしない。これは世界共通でね、今いるSS以上の冒険者は君を入れて10人いて皆1年間かけて達成したのさ。まぁ、それらは廃滅の丘というダンジョン攻略者だけどな。あんたが廃滅の森を攻略した事は世界規模で知られている。まぁ、誰が成したのかはギルドプレートを提示しない限り分からないが。つーわけで新規登録早々SSランクインおめでとう。」
あ、廃滅の森しか見てなかった。まさか廃滅ダンジョンシリーズがあるとは…
「って廃滅ダンジョン攻略者は新規登録でもSSになるのはいいのかよ。嫉妬で襲われたくねぇぞ?」
「廃滅ダンジョン攻略者は褒められはすれど憎まれはせん。更に、ギブアンドテイクなら一国の王室に宿泊可能という特典付きだ。」
「はぁ、まぁ関係ないがな。あ、近場の奴隷商とクランは作れるか?」
「?クランは10人以上で作れるが…………奴隷じゃ意味ねぇんじゃねぇか?」
「なに、知識系のスキルを持っててな。あることを知って、この世界で行われている戦争を止めようと思ってるのさ。」
「はぁ?数百年以上前からある戦争をとめるだぁ?んなもん無理に決まってるだろ。」
「なら逆に聞くがこの戦争がたった1人の手の平で踊らされてるとしたらどうだ?勢力図は知ってんのか?」
「まさかそん……………………待てよ……エナ、今までの戦争の流れの記録を持ってきてくれ。」
「わ、分かりました。」
「んでな、奴隷の件は稀に勇者或いは英雄の卵である少年少女が奴隷にされてる事があるのさ。それを捜してる。」
「…………直ぐ近くにある。紹介状を書こう。」
やはり、全知全能は凄い。この戦争の元凶を知りたかったらすぐに分かるから、そのうえにこの世界でその元凶を止められるメンバーが現状では俺を加えて8人しかいないというものだ。だが、候補はかなりある。それ等を集わせて挑むしかこの戦争を止めることは叶わないだろう。
「マスター、持ってきました!」
エナさんが戻ってきたのでガルカントと一緒に確認をする。
結果は予想道り攻めて攻められが波線を描く様に続いていた。
「………………これは…………ほぼ確定だ。戦争の流れが異常な程均一になることはありえない。」
「あくまで俺の憶測だったが、ここまでくるとは………即刻集めなければ。戦士達を………」
「………」
エナさんはいまいち理解出来てなさそうだがガルカントは理解したようだ。
「…………私も奴隷商に同行しよう。彼処は商売が出来たらいいという考えだからな。」
「ありがたい。すぐに行こう。」
そう言って、ガルカントに案内を頼みエナさんはギルドマスターがお出かけになる事をギルド職員に報せに行った。
街の繁華街まで来たらガルカントは路地裏に入り更に奥まで進む。
そこにはでかでかと飾られた看板が目に入り、大きな文字で奴隷商と書かれていた。
そこに門番が2人いて、ギルドマスターを見たら1人が中に入りもう1人がこちらに来た。
「ギルドマスターですか。どの様なご用件で?」
「一刻を争う事態だ。親方に話をさせてくれ。あと、この人は奴隷を買いに来た人だ。案内してやってくれ。」
「ガルカントさん、お久しぶりでございます。して、どの様なご用件で?」
「ブハマンドか。なに、この人をここに案内したのさ。あとは世界規模で重要な話がある。」
かなりポっチャリとした汗で肌がテカテカな人が、先程中に入った門番といっしょに出てきた。しかも、ガルカントの言葉を聞いた瞬間に目が光った…気がした。
「ほう、なら先にどの様な奴隷にするのかを決めてしまいましょうか。」
「あぁ、解析スキル持ちだから奴隷がいる場所に案内してくれたらいい。探してる奴があるからな。」
「分かりました。」
奴隷商ブハマンドが奴隷の所まで案内してくれるそうだ。俺とガルカントはついて行く。奴隷が収容されている所まで来ると、かなり不清潔だった。
中に居るのは15人程で2人程、鉄扉の向こう側だ。とにかく一人一人解析していく。




真名     タクシス・ホルガ    29歳    
種族     人族
Lv.13
筋力:76
敏捷:62
耐久:80
魔力:55
幸運:52/100
【一般技能】
[剣術]Lv.6
[盾術]Lv.4
[闘魂]Lv.9
【魔法】
[結界魔法]Lv.3
【称号】
忠義を貫きし者
【状態異常】
精神不安定




「根っからの守護者基質か」




真名     カルト・オラガ     19歳      
種族     人族
Lv.42
筋力:522
敏捷:522
耐久:522
魔力:522
幸運:52/100
【一般技能】
[剣術]Lv.5
[強化]Lv.5
[並思]Lv.5
[錬金]Lv.5
【状態異常】
呪い:ド真ん中




「…………………」




真名     タルケン・プァラーゼ    22歳      
種族     人族
Lv.16
筋力:95
敏捷:103
耐久:72
魔力:89
幸運:62/100
【一般技能】
[短剣術]Lv.4
[暗技術]Lv.8
【状態異常】
魔物化=オーガ




「おい商人。この俯せで倒れてる奴、魔物化してっぞ。」
「……………やはり、呪いに打ち勝てなかったのですか。この方は呪いのせいで売られたのですよ。処分しかないですね。」
「…………………………アーメン」
俺は、一人一人確認をしていて、最後に確認した奴が魔物化していたのを報告し、処分との事だったので知覚する前に血の1滴も遺さずに原子レベルで切り刻んだ。
『えぇ…………………』
どうやらここにいる全員が見て絶句したようだ。
否、1人だけ感心していた。
「流石は廃滅ダンジョン攻略者だ。」
と、小声で呟いていた。それを無視してまだ見ていない鉄扉の方へ向かった。
「其方に居るのは身体の部位が欠損した者しかいませんよ?」
「なに、別にいい。全員確認した方がいいからな。」
そう言って中に入ったら、狐耳狐尾の片腕の無い少女と両足の無い俗に言うエルフの幼女がいた。狐耳狐尾の少女は目が死んでおり、エルフの幼女はこちらを睨めつけていた。




真名     レン・ヴァルド     8歳      
種族     妖狐・御巫・魔王
Lv.8
筋力:24
敏捷:56
耐久:47
魔力:824
幸運:57/100
【特異技能】
[焔司]Lv.---
[呪撃]Lv.---
[依存]Lv.---
[特攻]Lv.---
【固有技能】
[変化(妖狐)]Lv.---
【特殊技能】
[英雄の心ブレイブ・ハート]Lv.3
[解析]Lv.5
[戦武]Lv.2
[魔王力]Lv.---
【一般技能】
[短剣術]Lv.2
[空歩]Lv.2
[体術]Lv.3
【魔法】
[火炎魔法]Lv.8
[水海魔法]Lv.2
[熱魔法]Lv.7
【加護】
異世界神天照大神の加護
【称号】
英雄の卵・神の依代・魔王の娘
【状態異常】
精神崩壊・右腕欠損




「いた、英雄候補者だ。序にエルフは?」




真名     サラ・ヴァンプレオレア     8歳    
種族     ハイエルフ
Lv.11
筋力:16
敏捷:86
耐久:72
魔力:991
幸運:79/100
【特異技能】
[完全記憶能力]Lv.---
[魔力過多]Lv.---
[全体循環]Lv.---
【固有技能】
[魔力操作]Lv.---
[魔素吸収]Lv.---
[対魔力]Lv.---
【特殊技能】
[魔道]Lv.4
[解析]Lv.6
[勇者力]Lv.---
【一般技能】
[回避術]Lv.6
[棒術]Lv.4
[詠唱省略]Lv.3
【魔法】
[火魔法]Lv.9
[水海魔法]Lv.5
[風刈魔法]Lv.6
[光魔法]Lv.9
[氷舞魔法]Lv.2
[雷閃魔法]Lv.8
[聖清魔法]Lv.1
【加護】
森の加護・精霊王の加護・魔道神の加護
【称号】
エルフ王族・勇者・不屈の少女
【状態異常】
両足欠損




「なぁ、エルフ族についてなんか知ってんのか?」
「アンタッチャブルな一族だが?」
「えぇ、流石にエルフの一族に手を出したら陰湿な報復がありますからね。」
「………………………解析したら………種族がハイエルフで…………称号にエルフ王族・・・・・ってあるんだが………」
「「…………………」」
2人が真っ青になっていく。
「……………………………商人、この子を売ってきたのは何処のどいつだ?」
「ローブを羽織っていたので種族は分かりませんが名は確かミカエラ・セルフィ・・・・・・・・・と名乗ってましたよ。」
「っち…………先を越された!」
「どういうことだ?」
「あぁ…………………………………」

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