俺は自分の青春を諦めない

時の魔神

告白

俺は決めた。
今日告白する。




席替えも終わり新しい席で楽しく学校生活を送っている。


でもある問題がある。


裕翔は大森さんにあまり好かれていない
それもそのはず、クラスではうるさく結構ポッチャリ、勉強もできる訳ではない
でも裕翔は今日告白するって決めた。


裕翔の考えはこうだ
一回大森さんに告白して、一度ふられる
そしてまたスタートにもどって1からやり直し、もう一度告白するという考えだ。



「俺はやるぜ」

「マジ、お前すげーな」

「見とけよ見とけよー」

「頑張って」

「ありがとう、高山」

学校が終わった放課後だ


「大森さんちょっといい」

「多本くん、どうしたの?」

「あのさぁ、俺、大森さんの事が好きだ
俺と付き合って下さい」

人生最初の告白

「あー、気持ちは嬉しいけど、まだ学校始まってすぐだし、あんまりお互いのことを知らないから、ごめんなさい。」

「あー、まぁふられるってわかってて告白したから、何かごめんね」

「うん、こっちこそごめん」

俺の告白は、終わった。


「まぁ、ふられたけど、これからもよろしく。」

「うん」

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