異世界では平和でのんびり暮らしたい。

ノベルバユーザー220344

光属性。

あの後、帰宅した俺は父上に属性を報告した。やっぱり珍しい属性だったのか、すごく喜んでいた。
そして、お祈りから2日たった今俺はなぜか、街の外にいた。
・・・・・なんで!!!!
これはそう、3時間前の出来事だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「父上、自分の属性が光属性なのはわかりましたが、どんな魔法が使えるのですか?」
「うむ。私が知ってる限りは、治癒魔法に特化していると聞いているが、珍しい属性だからな・・」
えーー。治癒魔法だけ・・てか、珍しのはこの属性を持つ人が少ないだけで、実は魔法は普通とか?
「そうだな。他に何ができるのか、調べる必要があるな。・・・・。よし!今から街の外に行って魔物を相手にしてきなさい。」

・・・・・は?
「ま、待ってください!父上!いきなり魔物ですか!?そんな、1人じゃ無理です!!いえ、1人じゃなくても無理です!!」
お、俺まだ子供~!!
「安心しなさい。ちゃんと護衛は付ける。」
だから!そう言う事じゃないって言ってんだよ!!5歳の子供に魔物を倒させるとか虐待か?虐待なのか?
「父上そう言う門「誰かいるか!」」

話を聞け!!!!
そして付けられた護衛に連れられ今街の外にいる。
「エディ様安心してください。この辺りは比較的弱い魔物しかいません。」
「う、うん・・・。」
その時近くの草むらが、揺れた。
ガサガサッ。
「うぉぉ!」
「何かいるぞ!エディ様を守るのだ!!」その号令を聞いた瞬間、護衛の皆さんは俺を囲む。
そして、草むらから出てきたのは、
グルルルルルルッ。
狼みたいな魔物だった。
「ウ、ウルフだ!!構え!」そう、1人の護衛が言った時・・
「我はウルフなどではない。誇り高きフェンリルだ。あのような犬と一緒にするな!」
おーい!!どこが弱い魔物しかいないだ!まずい奴召喚しちゃってんじゃねぇーか!!
「なっ!フェンリルだと!くそっ!ここは我々で食い止めますエディ様はお逃げください!!」と言いフェンリルの元へ走り出した。
逃げろって言ったって、もう目の前にいるんだよ!!
そうフェンリルは向かって来た護衛を飛び越えエディの前にいた。
めちゃめちゃ見られてる!「エディ様!!」
そしてフェンリルは頭をさげた。
「・・・・・・・・・え?」

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