酒と煙草

ノベルバユーザー221010

12 出会い

初めてあなたに会った瞬間だった。

俗に言う、一目惚れにはならなかった。
だから正直、この日の事はぼんやりとしか覚えていない。今からでも一部始終をカメラに撮って、何万回も見直したいくらいだけど、きっと僕はカメラに写していても、恥ずかしくてそう何度も見られないかもしれない。

あなたは、良く覚えていてくれたから、少し残念だ。

だから、僕のぼんやりした記憶と、あなたが話してくれた言葉を拾ってまとめるとこんな感じなんだ。


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