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龍の使い手

王帝月ノ宮

終わりの始まり

闇龍"村正"の大イビキ事件から2週間、全世界の竜騎士と、龍騎士の俺に召集がかけられた。召集をかけたのは、世界の10ヶ国の王や帝たち。
なにやら、ものものしい雰囲気の王城に集められた世界の腕自慢たちは、王たちの登場を今や遅しと待ち望んでいる。
ちなみに、俺の前には希望、右に正宗、左に村正がいる。
と、王城のベランダの扉が開いて、ウチの王が出てきた。
ことは、1週間前に遡る。
その日、突然街が破壊されるという事件が起きた。最初は、テロの類いと思われたが、規模が大きいのと、世界同時多発だったため、急遽全世界の王や帝たちが集まり、竜騎士たちを召集した。
そして、現在・・・・・・

『え~、ここに集まった竜騎士のみなさん。本日召集をかけたのは、大切な任務をお伝えするためです。』
王がそう告げると、強者たちは大歓声をあげた。
『これから、隣国オーストの王より任務内容をお伝えしていただきます。オースト王、お願いします。』
『え~、只今紹介に預かりました、オーストの王、サンジェクト一世です。今回、みなさんに召集をかけたのは、たびたび各地で多発している建物などが破壊される事件を受けて、事の収拾を図るためです。これより、みなさんには各国に戻り、事件を調べ、事の収拾に当たってください。』
サンジェクト一世がそう告げると、各国の強者たちはすぐに自分の竜を呼ぼうとした。
しかしそれは、唐突なる乱入者により、止められた。
その時俺は、
(ああ、面倒な奴らだな。)
と思った。
なぜなら、乱入者は、真っ黒な竜に跨がり、真っ黒な鎧をまとっていたからだ。
しかもその竜は、この世のものではなく、死後の世界に生息する竜、死竜"エンドドラゴン"だった。
「死後の世界からの、使者か。」
俺の呟きに、周りが騒然となる。
「あなたは誰ですか!!!!!」
希望が恐れもせずにいいはなつ。
「・・・・・・」
乱入者は答えない。
「無術!サウザンド・アロー!!!!!」
鬼の一族として生れた希望は、魔法使いとして常人の5万倍の魔力を秘めている。その希望が唱えた呪文により、空中に出現した1000本の矢が乱入者に向けて飛んでいった。
乱入者は避けようともせず、しかし矢が乱入者に当たることもなかった。
「え!?」
「風遁!ククルカンの竜巻!!!!!」
鬼の一族として生れた俺は、妹の希望をも上回る常人の10万倍の魔力を有している。そんな俺が唱えた術による竜巻が、乱入者を飲み込み、頭の鎧を吹き飛ばした。
そして、その顔に見えた縫い跡のようなものが見え、俺の額を冷や汗が伝った。
「穢土・・・転生?」

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コメント

  • 王帝月ノ宮

    ありがとうございます。
    がんばります。

    0
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