俺は「普通」の高校生活を送りたいが周りが「異常」過ぎて困ってます。
6.オセロ勝負と才能
俺は今からロリ会長とオセロ(俺がワザと負けるだけの出来レース)を始める。
負けるだけだ簡単だ。…そう思っていた。
なぜだ?全然負けることができない!
さっきから俺が不利になるように置いているのにそれ以上に不利な手を置いてくる!ありえないだろ!そんな事が可能なのか!?
ダメだ!このままだと確実に勝ってしまう!
気づいた時には俺が確実に多く取れる位置にしか置けなくなっていた。
「クソッ」と、言葉が自然と出てしまった。
それを見たロリ会長は。
「わー負けちゃいそー」と、クスクス笑っている。
ちくしょう気づいてやがったのか!でも、そんな事が出来るわけが…いや認めよう。
この人は間違いなく天才だ。だからと言ってまだ諦める時間ではない。
落ち着け…集中しろ…読み切れ…。
「…」
一方、桐生望は退屈になりあくびをしだした。
「ねぇ、真坂だっけ?なんでこんな勝負受けたの?入りたくないならこんな勝負自体受けなかったら良かったじゃない。」と、もっともな事を聞いてきた。
あれ?そーいえば何で俺はこんな勝負受けてるんだ?
わざわざこんな勝負しなくても良かったんじゃないのか?
じゃあ何のために?紅葉が生徒会に入ろうって言ったから?いや、それじゃあ、さっきまで負けようとしていた理由になってない。本当に負けようと思ってるならそもそも勝負を受けないはずだ。でも受けた。
なぜだ?いや、わかってるけど。理由になっていないけど。多分これだ。
紅葉に誘われたからだ。
あーもういいよ!神さま!
そんなに勝たせたいならボッコボコにしてやるよ!
そして入ってやるよ生徒会に!
俺は明らかに目つきが変わった。気がする。
「桐生会長!もう一度最初からお願いします!」俺がそう言うと
桐生もそれを見て少し驚いた表情をしたが。
目を輝かせて。
「うん。いいよ!やろうか!」と言い。実質上は本当の意味で生徒会に入るための戦いが始まった!
結果発表。 
…10手目で完全敗北しました。全部綺麗に取られました。俺の黒の駒が一つも見当たりません。白と空白しかありません。
本当に情けない話で今思い出したんですが。
この人負けようとしている俺を見抜きソレをさせない為にワザと負けれるって事はこの人は勝敗が自分の意思で決めれる程の『読みの力』と『圧倒的な頭脳』という才能持っていると言う事だ。
つまり天才だ。
俺はそのことをすっかり忘れていた。
ダメだ。なんか。死にたい。恥ずかしい。
せめて。せめて。全面真っ白にしとけば。
すると会長は立って後ろを向き。
「あー楽しかったー。」
と、背筋をピーンと伸ばした。
おや?パンツが見えそうですね。
すると、クルリと会長が振り返って
「ひさびさに楽しかったから生徒会に入る事を許可してあげるよ。」と、クスリと笑った。
「…へ?」
俺は少し理解するのに時間が遅れ。
生徒会に入ることになった。
負けるだけだ簡単だ。…そう思っていた。
なぜだ?全然負けることができない!
さっきから俺が不利になるように置いているのにそれ以上に不利な手を置いてくる!ありえないだろ!そんな事が可能なのか!?
ダメだ!このままだと確実に勝ってしまう!
気づいた時には俺が確実に多く取れる位置にしか置けなくなっていた。
「クソッ」と、言葉が自然と出てしまった。
それを見たロリ会長は。
「わー負けちゃいそー」と、クスクス笑っている。
ちくしょう気づいてやがったのか!でも、そんな事が出来るわけが…いや認めよう。
この人は間違いなく天才だ。だからと言ってまだ諦める時間ではない。
落ち着け…集中しろ…読み切れ…。
「…」
一方、桐生望は退屈になりあくびをしだした。
「ねぇ、真坂だっけ?なんでこんな勝負受けたの?入りたくないならこんな勝負自体受けなかったら良かったじゃない。」と、もっともな事を聞いてきた。
あれ?そーいえば何で俺はこんな勝負受けてるんだ?
わざわざこんな勝負しなくても良かったんじゃないのか?
じゃあ何のために?紅葉が生徒会に入ろうって言ったから?いや、それじゃあ、さっきまで負けようとしていた理由になってない。本当に負けようと思ってるならそもそも勝負を受けないはずだ。でも受けた。
なぜだ?いや、わかってるけど。理由になっていないけど。多分これだ。
紅葉に誘われたからだ。
あーもういいよ!神さま!
そんなに勝たせたいならボッコボコにしてやるよ!
そして入ってやるよ生徒会に!
俺は明らかに目つきが変わった。気がする。
「桐生会長!もう一度最初からお願いします!」俺がそう言うと
桐生もそれを見て少し驚いた表情をしたが。
目を輝かせて。
「うん。いいよ!やろうか!」と言い。実質上は本当の意味で生徒会に入るための戦いが始まった!
結果発表。 
…10手目で完全敗北しました。全部綺麗に取られました。俺の黒の駒が一つも見当たりません。白と空白しかありません。
本当に情けない話で今思い出したんですが。
この人負けようとしている俺を見抜きソレをさせない為にワザと負けれるって事はこの人は勝敗が自分の意思で決めれる程の『読みの力』と『圧倒的な頭脳』という才能持っていると言う事だ。
つまり天才だ。
俺はそのことをすっかり忘れていた。
ダメだ。なんか。死にたい。恥ずかしい。
せめて。せめて。全面真っ白にしとけば。
すると会長は立って後ろを向き。
「あー楽しかったー。」
と、背筋をピーンと伸ばした。
おや?パンツが見えそうですね。
すると、クルリと会長が振り返って
「ひさびさに楽しかったから生徒会に入る事を許可してあげるよ。」と、クスリと笑った。
「…へ?」
俺は少し理解するのに時間が遅れ。
生徒会に入ることになった。
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