裏切ってみた

ひじり。

第三話

« 前回 »

衝撃の一言まで

❸  ②  ❶




雷「私、くーちゃんを許そうと思ってるんです」









全『「え、。?』」



......................................................






ちょwwww

みんな揃ってえ?っておもろすぎかw

ま、お察しの通りほんとに許す訳じゃないよ?w

時「なんで!!?!?」

だろうなと思う反応ありがと時雨。

憂「まぁ…確かに許せない訳じゃないよな」

さっすが憂!!!!w

雷「憂…思ってること正解」

憂「だよな。」

私達は手を出されている訳ではない…

そう!つまり!手を出されていないのだーー!w

それが問題な訳ですよ奥さぁんww

まぁ?胡桃は相当苛立ってるようなのでえ?w

胡桃のとこ行ったらなんらかの方法で私を傷つけると思うけどぉ?w(物理的にwwww

雷「私は何も手を出されてないから…」

叶「でもまた何かされたら?」

いや、それが狙いっすよww

雷「大丈夫!」ニコッ

里「…んん」

不安げーw私そんな弱くねえしww

雷「てな訳でご飯渡して来るついでに許すって言いに行くね!」

龍「勇敢だな」

全員が言えないことをサラッと言いやがった…w

ま、最悪なんかされんかったら自分ですれば済むし?

あ!でも手っ取り早いのは〜…


憂「俺ついてく。」

胡桃は憂と里叶に一目惚れ。

だからどっちか連れてったら更に腹を立てる。

つか、二人ってwやばいっしょwww

あ、そんで、胡桃の部屋に連れ込まれてグサ!…みたいな?w

憂が自主的に付いてきてくれるとまじ助かるw

そんで憂が行くとなると〜?

里「はいッ!」

やっぱw

雷「へ、?」

里「僕も!僕も行きます!!」

来ると思ったwwww

雷「ありがと!心強い!」ニコッ

冷蔵庫から胡桃の分出して…っと、

一応準備しといた雷音ちゃん偉ぁいww



ところでだけどぉw

かもなんだけど、憂が私の演技に気付いてるんだよね〜w

でもまあ、半信半疑だから直接聞いてくるとは思うけどw

愚問よね〜w

ま、いいやw


雷「つ、着いた……」スーッ ハーァ

小さく深呼吸。

したら里叶に“大丈夫ですよ!!”って言われる。

いやw別に元から大丈夫なんでwww



......................................................





-コンコン-

優しくノックして〜

って、著作権の侵害かなんかに引っかかる!!

と思う…

て、ふざけるな私!いくら余裕だからwってwww

ふwざwけwちゃwだwめwwww

よし。真面目に演技しますw

胡「はあい〜?」

雷「くーちゃん!ご飯!持ってきたよ…!」ニヘッ

ちょっとのぶりっ子ww我ながらきもw


-ガチャ-

胡「……ッ」

胡桃の顔が歪んだ…わかりやすw

でもその表情は扉を開けた一瞬の間だけ。

流石だわ〜って感じ?w

胡「わぁ〜!ありがとぉ!」

雷「うん!えと、話したいことがあるの!」

胡「な、何?」

あらw不機嫌?w

雷「ちょっと、二人で話せる?かな、?」

胡「良いよ!」ニコッ

そうでもなかったわww

待ってましたと言わんばかりの笑みw

そして私を招き入れるwww

里「雷音ちゃッ…」

雷「大丈夫」ニコッ

もちろん小声wうふふふふwww



......................................................



-バタン-

ちょw勢い良く閉めすぎww

私は星座。胡桃は仁王立ち?ってやつ?w

私ったら礼儀正しいんだからァww

雷「胡桃ちゃん、私さっきのこと許すよ…?」

少し弱気にねw

胡「何言ってんの?w馬鹿なんじゃね?ww」

お前…気付いてないのか!?

流石天才!!!的な馬鹿wwww

憂と里叶、聞き耳立ててまっせ?w

ま、好都合だし言わないけどぉ?ww

雷「だ、だから…私にもう、何もしないで……」

いや、してくれないと困るんだけど〜?w

心理学的にも反発したくなる年頃ですよww

胡「雷音っていつからそんなんだっけ?w」

はぁぁぁぁ…その話題ほんと嫌いw

雷「そ、そんなの、どうだっていいでしょッ」

胡「んん…ま、いいやwどっち道…」

え、、嫌な予感する…(n回目)

前にもあった気がする…

ま、余裕余裕w

胡「こうするつもりだったから♪」


グサッ

雷「い”ッ…!!!」

待って、、予想以上に深くね!?

胡「ふふッ」

くッそ…胡桃め……

でもまあ、いい感じ…ww

胡「あら、もっと叫ばないと」クスッ

グサッ  グサッ  シューッ

ちょwそれやりすぎじゃね!?w

刺したの下に引くって…しかも深いし。

いい加減痛すぎる。思いっきり叫んでやるw

雷「い”ッだいいいい!いやぁぁぁぁぁぁあ!!!」








......................................................


-ガチャ-

憂「雷音!!?」

里「あ、あれ……」

そうなるでしょうね。

だって胡桃は〝僕〟を刺して隠れた。

だから、胡桃の姿が無い訳だから戸惑うでしょうねww

ちょっと笑えてきたw堪えろwww

てか、血の量やばい、、貧血…。

里「どうしたんですか!腕!!」

いや、見りゃ分かるだろw

刺されたんだよw正確には裂かれたんだよwww

雷「ごめん、なさ…ッちょっと、フラフラ…する、」

これは割とマジでw

憂「大丈夫か?」

おいおいw頼んでねえだろww

立ち上がるの介護してくれなんかw

ま、お礼言っとくか。

雷「ありがと、」ニコッ

憂「そんなことより雷音。胡桃は?」

言うと思ったw

口止めされてるけど良いよねww

雷「そ、そこ…です」カタカタ

タンスの方を指差して震え出すw

……奴はそこだ!!捕らえろ!!!

なんてなwwww


-ガタン-

せっかちかw

憂たちが開けるの待ってろよww

怒った顔してどうしたのぉ?w

ま、私を刺すんでしょうねw

胡「何で言った訳!?ほんっと最低!」

いや、どっちがだよwまさに低脳の極みww



グサッッ!!!

余裕ぶっこきすぎたwかもww

雷「い”ッ____.」

流石に足の付け根は反則、ッw


ガタッ

里「雷音ちゃんッ!!!」

ま、付け根切られたんだから倒れるも当たり前よねw

しょうがないっしょww

憂「ちょっと待てよ。」

部屋から出ていこうとする胡桃を憂が押さえつけ

里叶は私を庇うように寄る。

里「いい加減にしてください!」

雷「…ッ!!!」ビクッ

里叶が怒って叫ぶとか初めてじゃん。

里叶の初めては胡桃が持ってったな。(なんか意味深w

憂「そうだ。胡桃。いい加減にしろ。」

私は里叶に支えられてゆっくり部屋を出る。出た。w

つか、胡桃の所持品ナイフとか物騒よねw



......................................................


-ガチャ-

全『「え!!?!?』」

そうだろうなー?w

みんなほんとに私の思い通りになってくれるw

は「雷音ちゃんッ…」ギュゥゥッ

はるあが泣きながら抱きついてくる。

ただただ可愛いだけ。うん。

月「ちょっとだけ我慢してね、」

雷「う、ん」

月琉に手当てしてもらえるとかもう治りました!って感じw

ちなみに右足、左腕は包帯ぐるぐる巻きw

動かねええwwww

龍「お前明日休めよ」

いやでーす!い〜やい〜やい〜や♪

おふざけはここまでw

うん。普通に嫌だ。

私にはみんなに見せつけるという指名があるから!キリッ

雷「ごめん…私行くよ。」

翔「はぁ!?なんでだよ!」

相変わらず腹立つなぁくそちびがw

だから見せつけるためだっつのww

なんて絶対言わねえよw

雷「授業ついていけなくなっちゃうし…」

憂「他にもあるんちゃう?」

エセ関西弁?!!?!?w

憂……ごめん。ちょっと引いたw

里「憂くん、大丈夫ですか!?」

龍「頭」ボソッ

おいw龍www

憂「おい。なんだよ頭って(怒)」

怒ってらっしゃるw

里「僕じゃ無いですからね!?」

龍「あれ、里叶じゃないの?」

何の言い合いだよw

月「えっと、雷音ちゃん、他にも理由あるの、?」

月琉ぅぅ…ニッコォ

まあ、可愛いから許すけどw

雷「学校には先生仲良い子もいるから…」ニヘ

それに楽だし。

憂.翔.龍「なるほど。」

お、翔も納得か?珍しい。

あいつは馬鹿だから納得出来ねえと思ったのに。(突然の男口調w

叶.時.里.月「(-ω-?)」

こいつら馬鹿か?

月琉は可愛いとして。

あ”?誰や今男女差別つった奴。

ぶっころな。

と、そんな冗談はさておきw

ちなみにはるあはなんかポカーンってなってるw

ただただ可愛い。(n回目)

翔「つまりあれか。学校にいる方が安全ってことか。」

珍しくまともなこと言ってる…

雷「……ッ」コクコク

申し訳なさそうな顔。重要よw

そして明後日の方に向けて頷く…っと。

は「……」ギュゥゥ

はい来たーw可愛いっすね。はい。

月「僕達が守れてなかったんだもんね…」

大丈夫だ!月琉!君とはるあには罪はない!

それに私されたかったし?w

雷「ご、ごめんね…」ウルウル

あ、今のはMとかって訳じゃないからw

時「でも、そう言われたら仕方ないよな」

だろ?

だから学校行かせろ。

おっと、お口が悪いわ、あら、元々よ?

って、私は何言ってんだ一人で。

いや、言ってはないw

龍「分かった、けど俺、クラスまで送ってくから。」

えー、ダルw

ま、胡桃以外は別クラだから仕方ないかぁ。

雷「龍…ありがとう」ニコッ

はぁぁぁ。眠いし疲れたしお風呂入りたい。

あ、私今お風呂入ったら浴槽の中血だらけになるか、

うわー、今日私お風呂入れなくない!?

きったな。せめて、洗面台で頭だけでも洗お。






沈黙が続くなぁw私沈黙嫌いなんだよなw

あ!!!

雷「ごめんなさい…」

唐突に謝ってみたwしかも敬語ww

全『「え?/へ、?』」

はるあと月琉だけ へ?だってw可愛いかよw

ほんっと仲良しだよねみんなw

私が唯一根で大切な人達だけどぶっ壊したくなるw

あら、なんて性格が悪いの?私ったら!

オネエ口調きんもwww

里「雷音ちゃんが謝る必要無いんですよ!?」

月「雷音ちゃんは何も悪くないよ?」

は「うんうん!!」コクコク

最初のやつは置いといて、後の二人はマジ天使(真顔)

翔「悪いのはあいつだから!」

ふはwおもろwざwまwあwww

雷「くーちゃん来たばかりで楽しいと思ってたのに迷惑ばっかで…」

里「全然迷惑じゃないですよ?」ギュッ

うわ、キモい離れろ。男に要はない。

あ、一応言うけどレズじゃないからww

龍「もっと頼れよ。」

あれ、龍、そんなキャラだっけ?

ま、いっかww

は「そうだよ!もっと頼ってよ!!」

んんんんんんん。はるあスシ(真顔)

雷「あ、ありがとう」ニコッ

あれ、?憂全然話してなくない?

影薄ww存在忘れそうだったよwww

憂「眠い。寝るか。」

と思ったら喋ったwww

翔「そうだな〜」

時「寝よ寝よ」

おお、みなさん上へ上がるのが早いですねえw

私は上がんないけど?ww

何故って?

そりゃ、だって寝てる間に刺されたらたまないもんね?

ってのは上面ねw

普通に同情かいたいだけなんだよねw

だって内鍵かければいいだけじゃん?w

で、私の計算だと憂か里叶のどっちかが声をかけてくる。

里「どうしました?…怖いんですか?」

やっぱりなw

雷「え、?あ、い、いや……」

誤魔化す感じ大事よw分かった?ww

人は隠されると知りたくなるの。

その現象を利用するのよwおほほほww

里「怖いんですね?!」

敬語うぜえw

雷「そんなことッ…ない、もん。」

ま、実際ちょっとは怖いけどねw

だって胡桃のあん時の顔トラウマもんだよ?w

夢にも出てきそう。w

里「ふ〜ん?」

え、なにw

里「じゃあ、放っておいていいんですね?」

雷「えっ…やだッ…!!」

里叶がニヤニヤしながら見てくる。

うぜえwお前そんなドSキャラじゃねえだろww

ま、仕方ないか。w

里「ついてきてください!」

素直についてってやんよw

雷「里叶くん?どこ行くの、?」

里「え、?一緒に寝るんですよ!」

でしょうねwわかってますよw

つか、眠w



......................................................


-ガチャ-

雷「眠い…痛いよ…」

里「寝ないでください!」

なんでだよーってw

どうせ質問してくるんだろ?え?w

雷「何でぇ?安心した寝床が手に、入った…のにぃ…?」スヤァ

ま、言うて眠くないけど?w

里「じゃあ!」

声でけえよw

里「うんかんーんで答えてください!」

えー、仕方ないn…ん?

そこは普通はいかいいえじゃないの?ww

つか私の話聞く気ないよね、?w

雷「わかった…」

里「雷音ちゃんは今演技してますか?」

あれ、予想外の人から予想外の質問w

この質問は憂からされると思ってたんだけどなw

雷「へ、?どういうこと?」

ま、いっか。

里「憂くんから聞いたんです。」

なーんだ。そういうことw

里「雷音ちゃん、小さい時に何があったんですか?」

わー、意外w流石に憂でもここまで勘付くとはねw

それを憂の口で直接聞いてこないのも愚問だわぁw

里「雷音ちゃんのことが知りたいです。」

いつになく真剣な顔付き…

でもやーだねw

雷「おやすみぃ…」スヤァ

里「雷音ちゃん!!」

うるさいなぁ…眠くなってきたんだよ!w

里「寝ないでください!雷音ちゃん!」

うーるーさーいーw

雷「んんん…」スヤァ

里「起きないとキス__しちゃいますよ?」

出た。たまに来るチャラ里叶。

流石にそれはまずいなあ。

雷「起きます!」

敬語で素早く起きた私偉い。(真顔)

この真顔何回目?n回目。w

里「眠い…」ボソッ

なんだとこらw人を起こしときながらw

雷「途中で寝ちゃってもこの話は一生しないからね!」

里「わかりました…!!」ヌヌヌ

頑張って起きてるw

そこまでして聞きたい?w

ま、憂に頼まれてんだろうけど。

あいつはすぐ寝るからなww

雷「じゃ、手短に話そうかな!」

色々と嘘混ぜ混ぜでなw

雷「これは、私が小さかった時…」






......................................................




父「雷音!」ニコッ

母「雷音ちゃん!」ニコッ

兄「らーん!高い高ーい!」

姉「雷音、お洋服買いに行こうか!」

弟「雷音ねぇ!ぎゅう!」ギュゥッ

私の家族は私を合わせた六人家族。

両親と兄と姉、私に弟。

みんな優しくてとっても楽しかった。



胡「雷音!」ニコッ

胡桃とは幼馴染みで小さい時からよく一緒に居た。


何もかも充実してたある日、強盗が入った。

一度目。私が小学校一年の時。

下校時間が早くて友達と遊びながら帰った。

兄と姉は学校。両親は仕事。弟は保育園。

家には私しかいない状態。

私は怖かった。強盗ら私を見るなり逃げていった。


二度目。家族旅行の帰りだった。

この時にはもう盗聴器は付いていた。

二度目と言っても私が強盗に会うのが。ってこと。

やはり防犯カメラじゃないと犯人は特定出来なかった。

だから、家族旅行の帰りに防犯カメラを買ってた。

家に入ると窓ガラスが割れてた。

リビングへ行くと強盗がいた。

強盗は拳銃とナイフを持っていた。

どうすることも出来ず私たちは捕まってしまった。

強盗に目の前で金品を盗まれ口封じに家族を殺そうとした。

私は小さかったからよく覚えていない。

だが、私と弟以外のみんなの顔が険しかったのははっきりと覚えてる。

両親は兄と姉、私、弟を庇った。

怖いはずなのに…必死に。



母「ごめんなさい…許してください」

待って、ままは何も悪くない。

父「俺たちはどうなってもいい。子供たちを離してやれ。」

なんでそんな事言うの…



幼かった私にはそんなの言えるはずがなかった。

私の中に一番残ってる言葉。

父が兄に言った言葉。


『みんなを守ってやれ。』


…それから家族の生活が一変。

両親は強盗に殺された。

そう。お金も無い。

兄と姉は私と弟を養う為にバイトや勉強に必死だった。

当時何が何だか分からない私と弟はそんな兄達を見てた。


数年経ったある日。強盗犯が捕まった。




胡桃の父親だった___.




翌日胡桃に聞いてみようと思ってその日は寝た。

だか、翌日学校へ行くと上履きが無く、机は落書きだらけ。


いじめが始まった。


毎日暴言暴力。

何故かなんて知りもしない。

兄達に心配かけたくないからいじめはすぐ終わったって伝えた。

実際は続いていた。

心配させないために演技をするようになった。

それは中学卒業まで続いた。

でも中学卒業ですぐいきなりいじめは止まった。

その日、人見知りの女の子が教えてくれた。


女ノ子「いじめの首謀者は胡桃チャンだよ」コソッ


その時は完璧に信じてた訳じゃない。

ある日胡桃が近所の人や友達に私の悪口をしてたのを聞いた。

でも、「そんなに私が嫌いなのかな」と思って知らないふりした。

そして私は決意した。


『高校では上手くやろう。頑張ろう。』



......................................................


雷「そう思ってたんだけど…」

里「こうなってしまった…訳ですね」

色々抜かしてもーたw

全部一気に言いたかったけどなあw

でも全部一気に言っても信じてもらえないんだよなw


〝僕〟の人生が過酷すぎて…


なんてなw

憂「で?本当は?」

里.雷「憂くん/憂!!?!?」

いつからそこにw

軽くホラーだわ

雷「な、何が、?」

憂「だから、他に言わなきゃいけないことあるんじゃないの?」

こいつ…鋭すぎん?w

憂「胡桃のこと気にしてるなら大丈夫。」

里「僕達が守ります!」

は?

雷「信じれないからいい。」

里「じゃあどうしたら信じてもらえますか?」

何言ってんの?

雷「信じれない。そんなの言ってすぐ裏切る癖に…」

憂「は?」

うぜえ。

雷「なんで簡単にそんなこと言えるの、?どうせ〝僕〟から離れてくくせに!!」

憂「ら、雷音、?」

雷「近づかないで!すぐ裏切る人なんて関わr___パンッ」

里「雷音ちゃん!」ウルウル

ハッ

憂「里叶!?」

里「雷音ちゃんに信じて欲しくて言ってるのになんで!?」

僕…何を……

里「雷音ちゃんの昔のことは分からない…わかろうと思う気持ちだけじゃ駄目なの!?」

雷「里叶…くん……」

里「僕達は裏切らない!裏切ったら僕は死ぬ!約束する!これでも駄目?」

雷「ご、ごめん、」

昔のこと思い出してしまった…

でも、もういつも通りの〝私〟よw

憂「大丈夫か?俺もお前を裏切ったら死ぬ。約束。」

里「叩いちゃってごめんなさい…」

雷「私の方こそごめんね、昔のこと思い出すと不安定になるの、。」

良かった。これで嘘混じりに話せるw

憂「里叶が敬語なしで喋るの初めてだな」

へーw私だけのために?ww

里「そんなのもう言わないでくださいよォ!!」

女かよw

憂「あ、、雷音。他に言わなきゃいけないこと。」

思い出すなよww

しゃーない。嘘混じりで話すかw

雷「うん…えっと、実はね、一番嫌だったことがあって……くーちゃんに言われた悪口が一番嫌だったの」

里「悪口…ですか?」

雷「そう。直接言われたことがあって…



『雷音の兄弟達馬鹿だよねw

努力しちゃってwww

うちのパパが殺さなかったの分かるわw

あんな阿呆な奴ら殺しても無意味だもんねw

ね?そう思うよね?胡桃さん?』




頑張ってくれてる兄達を馬鹿にされたのが一番嫌だったの。」

憂「それは酷いな…」

雷「くーちゃんは父親が正しいことをしたとでも言いたいように笑う。」

里「……ッ」

里叶が超絶辛そうな顔してるww

やばいw笑いそうw

雷「それに私だけじゃなくて弟にまで手を出してきたの。」

憂「…」ナデナデ

汚い手で触んじゃねぇよw

いや、冗談だからね!?

流石にここまで酷いこと言わないからw

雷「なんでなんだろ…小さい時はいつも笑って遊んでたのに……」

里「うんうん…」グスッ

なんでお前が泣くんだよw

雷「もう、何も信じられないの。助けて……助けてよ…ッ!!!」ウルウル

憂「大丈夫。大丈夫だ。俺らがいる」ギュッ

そして胡桃には親しかいないw

うぇーいw勝ち誇り?www(n回目)

里「信じられないから___.」

憂.里「ん?/へ、?」

里「信じられないから本気で笑ったことないんですか?」

うーわwそれは根で嫌な質問ww

雷「ば、れてた?」エヘ

里「無理しないでくださいね!」

憂「本気…じゃ、ない、。」

憂が絶望寸前の顔してるw

どんな顔だよって?

こんな顔〜 ← うざいやつw

雷「ッ…もういいかな?僕、寝たい…」

憂「うあ、もうこんな時間」

雷「眠い……ッ」

これはリアルガチw

憂「じゃ、おやすみ」ナデナデ

雷「おやすみ//」ニコッ

演技で照れるとか難しいこと出来んの私だけよ?w

憂「ん」

-ガチャ-


里「おやすみなさい!雷音ちゃん!」

雷「おやすみ~」



......................................................


-ジリリリリ-

雷「ん…朝」

目覚ましうるさ。

こんなうるさいのあるんだ。

里「おはようございます、」スヤァ

寝るなよw

雷「里叶くん!朝だよ!学校だよ!」

里「んん~」スヤァ

こいつめんどくせえ。

雷「里叶くん!!」

里「はいッ!……あ、雷音ちゃん」

雷「はい」ニコッ

雷音ちゃんの続きねえのか…w

雷「準備しなきゃだから戻るね!ニコッ」

里「わかりました!あ!!」

雷「へ?!」

いきなり大声であ!ってびっくりすんだろw

里「無理しないでくださいね!」コソッ

雷「うん!大丈夫だよ!」ニコッ

無理しないでって、どういう意味?

ま、いっか。


-ガタン-



......................................................


じゅーんび準備♪

は?無い…無い、無い!

私の制服ーー!!!

くそ。憂にちくろ。

どっちみちバレると思うけどww




-コンコン-

優しくノックして〜♪(多分二回目)

雷「憂…制服が、無くて、あのッ」

憂「大丈夫。落ち着いて。クローゼット以外もちゃんと探した?」

雷「うん、、」

憂「胡桃…か」

それ以外誰が居んだよw

雷「う、、ん」カタカタ

憂「大丈夫。俺がいる。」

へいへいw





-コンコン-

優しくノックして〜♪(多分三回目)

憂「胡桃〜」


-ガチャ-

胡「はぁい〜?どうしたのぉ?」

憂「雷音の制服知らん?」

ささっと憂の背中へ〜っとw

もちろん計算済み!

胡桃は憂に一目惚れ。

私と居るとか腹立つはず。

それがわかった上でわざとちょっと遅れめに隠れる。

私って天才なのかな?w

胡「あーれ捨てたよ〜?」

憂「なんでんなことすんの」

ま、予想は出来てたよ?

だけど?ね?制服高いんだよ?

はぁぁぁぁ。金どうすんだよ!

マジこいつ顔面屑だわ。(関係無い

胡「うふwじゃあね♪」


-バタン-




もーだっるw

憂「おいッ!胡桃!……ごめんな」

雷「なんで謝るの!?全然良いよ!仕方ない、」ニヘ

悲しそうに笑う。これ重要よw

雷「でも、制服、どうしよう…」

憂「今日は私服でいいよ」

なんでお前が許可出すんだよww

雷「へ?」

憂「俺、こう見えて生徒会長だから」ドヤ

うーわwそうだったw

ほんとこう見えてだなww


てか、痛い!w、

ずっと痛いって言ってないけどさ、w

だいぶ痛いんだよなww

あ、とりあえずお気に入りのジャージに着替えよ。




......................................................


-inリビング-

月「雷音ちゃぁん!!」ギュッ

雷「い”ッ!!!」

月「あッ、ごめんね…僕…つい、。」ウルウル

うわ、しまった。

雷「んーん、私こそごめんね。刺されたとこ痛くて…」

月「雷音ちゃん…」ギュゥゥ

そっとぎゅうしてくる月琉可愛い(真顔)

は「ご飯出来てるよ!」ニコッ

翔「食べようぜ〜ww」

全『「頂きます!!』」

あら、胡桃はいないのね?

当たり前かw

つか、ご飯美味しすぎるwww









龍「よし、行くか。」

あ、こいつに送られるんだった…w

雷「龍くん!ありがとう」ニコッ

は「雷音ちゃん行ってらっしゃい!」

月「僕達も後から行くね!頑張れ!!」ニコッ

はるあ、月琉。愛す(真顔)

ほんっと可愛い。天使の何者でも無いよね。

雷「ありがとう!」ニコッ

は.月「うん!」

二人揃ってうん!とか可愛すぎかよw

雷「それじゃ、行ってきます!」

龍「行ってくる」

里「気をつけてくださいね!」

憂「気ぃ抜くなよ」

わかっとるがなww

雷「分かってるよ!大丈夫!ありがとう!!」ニコッ




-ガチャ-



龍とバスで通う〜ラララ〜w

バスっつっても超近いんだけどねw

生徒会長が特別に許可してくれた!

どや?w





そして〝僕〟にはまだすることがある。



僕がすること……



          それは__





   __全員を騙すこと___





            ∇続く∇

コメント

コメントを書く

「学園」の人気作品

書籍化作品