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少女と蛇神様

黒猫

お狐様

私は街のためにお狐様に生贄に差し出される。
後悔があるとすればちもを残して行ってしまうこと…ああ…ちもが泣いていた…ごめんね…ちも…ごめんね…ホロホロと涙が流れる。
ちもの姉さぐりは目を閉じた。
「さぐり…やはりお前が選ばれたのか…」お狐様は悲しそうに言う。
「そんな悲しそうな顔しないでください私が好きで来たんですから。」さぐりはお狐様を抱きしめた。
お狐様はさぐりが少しの間涙を流していたのに気が付いた。
それは自分の為ではなく妹が心配で仕方ないと言っていたからだとお狐様は思った。
本当はさぐりはちもと共に居たかったことを知っているからだ。




10年後…
「大切なものを守るって言うことは…私は大切な人が雨に濡れている時に傘を差し出せることだと思うんです。」さぐりはいきなりそう言った。
「いきなりどうしたんだ?さぐり」お狐様はそう言うとさぐりの周りをクルクルと回った。
「いえ…ちもにそう言っていたのを思い出したんです。」さぐりはそう言うとお狐様を抱きしめた。
「ねえ…お狐様…」さぐりはお狐様に抱きついていた手をそっと離した。
さぐりは少し俯きながらお狐様に聞いた。
「もう…長くはないんですか?」お狐様は戸惑いがちにこくりと頷いた。
するとさぐりは外へと走り出した。


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人気投票の結果…
1位…ちも、蛇神様
2位…りゅう
3位…ふく
という感じになりました!!バタバタしてて更新できませんでしたがこれからも頑張って更新しますのでよろしくお願いします!!

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