少女と蛇神様

黒猫

タイトルはありません!!

蛇神様の声が聞こえる…真っ暗闇に光が差したみたいに…声が聞こえる…手を伸ばしたい…手を伸ばして掴み取りたい…でも…ダメなんだよ…蛇神様…
「私は化け物だ鬼子だ!!皆を…蛇神様を傷つけた…だから…だから私はもう蛇神様とは一緒に居られないよ…」どうしてだ…涙が零れる…何も無い所から…カラッポから…悲しみが溢れてくる…お願い…お願いだから…溢れて来ないで…ポロポロ…「ちも…ちもが嫌なら諦める…最後にもう一度聞かせてくれ…ちもは俺達と帰れないのか…?」苦しい…でも我慢しなきゃ…嫌だ…蛇神様が遠くに行っちゃうのなんか…「っ…!!嫌だ!!嫌だよ!!すぅがどっか行っちゃうのも!!みんなと会えないのも!!嫌だよ!!」知らない内に私はそう叫んだ。
「なら良かった…」すぅの声はなんだか安心してた…その瞬間私の腕はすぅに引っ張られた…
「えっ…」引っ張られた瞬間私を光が包み込んだ。
思わず私は目をつぶる。
少しだけ目を開けるとみんなが待っていた
「おかえり。ちも」すぅが言う。
「っ…ただいま!!すぅ」私のカラッポはいつの間にか埋まっていた。
皆がいつもいてくれた。
思わず涙が零れてしまうほどに…優しくて暖かい。
「ただいま!!私の帰る場所!!」私は、泣いてしまった。
すぅに会えて…ふくに会えて…りゅうに会えて…お母さんに会えて…みんなに会えて良かった…ああ…すぅへのこの思いは…恋だったんだな…
「ねえ、すう」「?何だち…」ちゅっ…私はすぅにキスをした。
「すぅあのね…私すぅが大好きだよ!!いつの間にかすぅの事好きになってた…」
「!!…すっげえ奇遇…俺もちもの事大好きってかだいぶ前から惚れてる!!」そう言うとすぅは私の事を抱きしめた。

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本編はこれで終了です。
次から番外編に入ります。
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いくつでも大丈夫です。

コメント

  • 朝咲ハナ

    いつも楽しく読んでます!!私が一番好きなキャラはちもちゃんと蛇神様です!!いきなりですが番外編でリクエストです!ちもちゃんのお母さんとお父さんがどんな感じで出会ったか気になります!もし良かったら書いてくださいよろしくお願いします!(*^^*)

    1
  • 黒猫

    皆さん読んで下さってありがとうございます。
    蛇神様達への質問を載せようと思うのであったらコメントして下さると嬉しいです

    1
  • 兔妖

    ちもちゃんと、
    蛇神様が好きです!
    【人気投票】

    2
  • 黒猫

    コメントありがとうございます。
    これからも頑張るのでよろしくお願いします。

    2
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